Time Signalは、正確な時刻を音声とグラフィックで告げるアプリだ。
iPhoneにも時計は内蔵されているものの、時刻のずれを修正する機能がなく、また精度的にも正確性はいまひとつと言わざるを得ない。対してこのアプリは、iPhoneの内蔵時計ではなくネットワーク上のNTP(Network Time Protocol、http://ja.wikipedia.org/wiki/Network_Time_Protocol)サーバから正確な時刻を取得しずれを自動修正するため、ミリ秒単位の精度で正確な時刻を表示できるのだ。
起動すると画面前面に時計が表示され、同時に合成音声による時報アナウンスが再生される。まるでNTT東日本/西日本が提供する時報サービス(117)のようだ。
Time Signal の動画。
画面右下の歯車アイコンをタップすると、各種項目が設定できる。
12時間/24時間表示の切り替えや、アナウンスを英語やロボットボイスに変更したり、秒・時報のカウント音のオン/オフなどの設定が可能だ。さらにこの画面を下へスクロールすると、「NTPサーバ」という設定項目がある。
この設定は当アプリの機能上のキモとも言える部分だが、デフォルトでは「使わない」に設定されているので、まっさきに設定変更しておこう。3G回線またはWi-Fi接続が可能な場所で、四カ所のサーバのいずれかを選択するだけでよい。日本国内なら「ntp.nict.jp」がおすすめだ。このサーバはNICT(独立行政法人 情報通信研究機構)の「光・時空標準グループ」による「日本標準時プロジェクト」(http://www2.nict.go.jp/w/w114/tsp/PubNtp/index.html)が公開しているNTPサーバだ。「光・時空標準グループ」、なんかカッコイイぞ。
さらにもう一カ所、「地域」タブをタップして地域(タイムゾーン)を選択しておこう。これでUTC(協定世界時)との時差もきちんと補正される。
さらに、アラーム(カウントダウンタイマー)機能も装備されている。時刻表示画面左下の目覚まし時計アイコンをタップし、音量・時刻・スピーチの有無を設定して「On」をタップすれば、設定完了だ。アラーム設定時刻前(最長で30分前)になると、合成音声でカウントダウンが開始される。
ダイヤル117の時報サービスを家電や各種機器の時刻合わせに利用している人は多いだろうが、実は市内通話料金がかかる(全国一律 8.925円/3分)。このアプリがあれば、今後は時刻合わせのために117を利用せずに済みそうだ。
なお筆者の私見ではあるが、時刻表示に用いられているフォントのウェイト(太さ)が極太のため、iPhoneから少し離れた場所から見た場合の視認性・可読性がかえって低下しているように思われる。この点は今後の改善を期待したい。
- 販売会社リンク:iPhone App « Studio Heat Lab.
- 参考価格:115円
- ユーティリティ(Utilities)













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