Voice4u JP: 言語表現が難しい人のためのコミュニケーション支援iPhoneアプリ。92

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Voice4u JPは、言語の表現が難しい人々の気持ちや、考えていること、行動、必要とするものを的確に表現することをサポートするツール。まずはビデオをご覧ください!(公式サイトより)

AACとはAugmentative & Alternative Communicationの略で、日本語では「拡大・代替コミュニケーション」と訳されているようです。コミュニケーションに障害をもつ人たちに、多様な手段を駆使して、コミュニケーションの確保をはかるアプローチのことのようです。私はこの領域は不勉強でありますが、Voice4u、紹介いたします。

このアプリの特徴は、私が理解する限り3つ。アイコン数が豊富で(音声付き)、カスタマイズが可能で、そして使いやすいところです。AACデバイスとしての特徴をさらに追加すると、値段の安さ、持ち運びの容易さがあげられるようです。

いやー、まさにiPhoneの特性・特徴を活かしたアプリだと感じました!素晴らしい!というわけで、早速アプリの内容をご紹介いたします(詳しくは公式サイトで)!

Voice4u JP

Voice4u

起動!まず始めに表示されるのは、閲覧回数順で表示されたアイコンの数々。標準では130個のアイコンが搭載されています。

まず一つ選んでみます。


Voice4u

こちらは「いたいです」の画面です。画面をタップすると音声が出ます。音声はそのまま「いたいです」と発言します。


Voice4u

また、左下をタップすると音量が出てきます。こちらで音量を調整できます。


Voice4u

「閲覧日」で並び替えることも可能です。


Voice4u

また、もちろん検索もできます。


Voice4u

そしてもちろんカテゴリでも分類して整理されています。

ここで「食べ物」をタップしてみると・・・


Voice4u

食べ物に関するアイコンが表示されます。

それではもう一つの目玉機能。「追加」を見ていきます。


Voice4u

まず、画像を選択します。写真を撮るか、カメラロールから探してきます。


Voice4u

ここではマグカップを撮ってみました。本当に使うのであれば、もっと見やすい写真にしないといけませんね。


Voice4u

音声も録音可能。10秒までであれば何を登録するのもOKです。文書だっていい。


Voice4u

次に語句を入力。こちらも文書でももちろんOKです。


Voice4u

最後にカテゴリを選択。


Voice4u

こうなりました。もちろん「追加」。


Voice4u

食べ物の欄に無事挿入されました。


Voice4u

その他の機能はこちらのとおりです。


Voice4u

なお、既存のアイコンも編集可能です。

このようにアイコンを表示した状態で右上の「編集」を選択すると、、、


Voice4u

語句、画像、音声、カテゴリを編集できます。


以上です!

私がこのアプリを知ったのは良く読んでいるTech Mom from Silicon Valleyの「自閉症向けiPhoneアプリ「Voice4u」がWSJに載りました」という記事です。

このアプリは、シリコンバレー在住の日本人おかあさんである久保由美さんが、自分の自閉症の息子のために、こんなのが欲しいと思い立って始めたものです。これに、当地の心優しい若い日本人エンジニアが複数協力して、プログラムを書いたり事業の立ち上げを行い、自閉症専門家の協力を得て、絵も音声も自閉症の人に合うように、細かいところまで気を使っています。

という開発ストーリーがあるとのこと。特に注目したいのは後半の「細かい部分まで気を使っている」というところ。このような情報があると、アプリを買う側も安心して買えるというもの。是非ともご活用ください!

Voice4u JP
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