GREEインタビュー。2500万ユーザーを集めた秘訣と、スマホアプリへの展望について!

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としずむです。
先日@appbank氏とGREEに訪問し、ソーシャルアプリケーション事業本部企画部長の輿水宏哲様にインタビューをしてきました。最大で同時接続30万人を達成した携帯ゲームの話から、世界ナンバーワンのWebサービスを作りたいといった将来の展望まで、幅広い話を聞いてきましたのでレポートします。

グリー


App Store上でGREEは現在、SNSアプリ「GREE」の他、GREEアカウントでログインが可能な数多くの無料アプリを展開しています。

インタビューの前半ではGREEが如何に2500万ユーザーを集めてきたかについて、後半ではiPhoneを含めたスマホアプリへの展望についてお話を聞いてきました。

ところで、@appbank氏がtwitter上で「明日 GREE の偉い人に会うのですが(取材で!)iPhone 関連でここ聞いてくれ!ってことありましたら …とつぶやいたところ、「GREE大好き!」「あのゲームをぜひiPhoneにも!」といった声を中高生から数多く頂きました。
皆さん知ってました?中学生・高校生はGREEが大好きなんですよ!



今ゲームは500あります

——AppBank:昨日twitterで、GREEの方に質問はないかと訪ねた所、中高生から複数メールがきまして驚きました。なぜそんなに支持されているのか、その秘密を伺いたいです。

輿水宏哲:普段直接ユーザーさんと関わることがないので、生の声は嬉しいです。

——ユーザーがGREEで遊ぶ理由について教えてください。やはりゲームがあるからでしょうか。

一般的には携帯ゲームですね。ただ、ゲームだけではないと考えています。テレビCMではデコメや占いのGREEと言っています。また、GREEはSNSですので、ソーシャルの可能性は追求していきたいと思っています。ゲームだけじゃなく、便利ツールなどにも範囲を広げていきます。これからは、携帯電話だけでなく、スマホについても力を入れていきます。

——2008年ごろまでのGREEの成長について教えてください。

去年の6月ごろまでゲームは6つしかありませんでした。それまでは「釣りスタがある携帯のSNSサイト」がGREEだったと思います。夏にプラットフォームを解放しました。現在、ゲームは500あります。

——一気に増えましたね。

そうですね。ゲームが増えてリーチできなかった層を狙えるようになりました。

——ゲームの収益はどこから得ていますか。

ゲーム内課金とアバターです。割合は公表できませんが、どこかに寄っているわけではありません。

——アバターの文化をスマホにも持っていきたいと考えてますか。

はい。そもそもアバターだけを目的としている人はいません。ゲームで遊んだり、友人の日記などにコメントをしたりして、SNSへの滞在時間が長くなると、アバターを使いたくなるという傾向があります。


みんなでものすごいボスを一緒に倒そう

——ゲームとSNSの関係を教えてください。

意識的にシームレスにつなげてます。ゲームをしていると、ゲーム内に日記ボタンが表示され、そのまま日記が書けるようになっていたりします。○○を手伝ってねとか、アイテムをゲットした自慢などの日記が書かれています。ゲーム内でチームを組む必要がある場合もSNSが自然に利用されるようにしています。

——チームを組む事例についてもう少し詳しく教えてください。

みんなでものすごい強いボスを一緒に倒そう、というイベントを用意します。一人だとどうやっても勝てない、時間制限もある、というボスですね。色んなゲームの中で、そういう仕組みが用意されています。コミュニティを用意して、チームを組めるようになっています。

——こんなに盛り上がってるぜ!みたいな例はありますか。

イベントをやると、同時に20万人が釣りをしたりします。現実にはありえませんよね。あるイベントで同時接続が30数万人を達成したのが最高記録です。今はゲームが増えたので、一つのゲームでそこまで人が集まることはなくなりました。

——なんで中高生はこんなにGREEが大好きなんですか。

何ででしょうね(笑)。嬉しいです。携帯電話は誰でも持ってますよね。その携帯電話で気軽に楽しめるので、ものすごく色んな人たちが遊んでます。クラスなどで話題になりやすいのではないでしょうか。


ありとあらゆるWebサービスをソーシャル化する

——GREEにとってのスマホ・とりわけ iPhoneとは何でしょうか。

今ユーザーが2500万います。ガラケーが大半ですが、出荷台数はスマホが多くなっています。いずれGREEユーザーもスマホに移ります。GREEとしては、ユーザーがいるところに幅広くサービスを展開したいと考えていますので、iPhoneをAndroid別物ではなく「スマホ」として捉えています。まずはガラケーユーザーがスマホに移った時にスムーズにGREEで遊べるようにしたいです。

——iPhoneらしい見た目ではなく、ガラケー的なインターフェースでサービスを提供しようと考えていますか。

iPhoneとAndroidは同じにしていますが、ガラケーとは変えています。スマホらしい体験もして欲しいと考え、試行錯誤しています。具体的には、モンプラとその後のアプリでUIの設計を変えました(注:モンプラはガラケー的UI)。GREEとしては、後にリリースしたものの方がより良いものだと考えています。

——不勉強ですみませんが、Androidではどのようなサービス展開をされていますか。

iPhoneと同じです。また、海外ではまだサービスを提供していません。

——GREEにログインして遊べる無料アプリが数多くリリースされていますが、一連のアプリの目的を教えてください。

(ゲームだけでなく)SNSを使ってもらえるようにと考えています。

——ゲーム以外のアプリをリリースする計画はありますか。

インターネットユーザーの大半がスマホに移ります。スマホプラットフォームの上で、ありとあらゆるWebサービスをソーシャル化することを考えています。

——もう少し具体的に教えてください。

全てのサービスにGREEのIDを関連付けます。みんなで使うからこそ楽しめる何かを付加していきたい。知り合いがいる方がよいと思いますし、いなくても、特定の属性のひとを探すことができます。そのためにも、ゲーム以外の機能拡張もがんばっています。

——無料でリリースし、アプリ内で課金するゲームはリリースされますか。

ぞくぞくとソーシャルゲームを移植しています。アバターももちろんある。これからですね。

——まだGREEはそこまでAppStoreで貪欲にビジネスをするぞ!といったアプリをリリースされていないように感じます。

社長の田中が、「5年後はガラケーはなくなりスマホになる。そこでビジネスをしないという選択肢はない」と言っています。スマホでビジネスをしないということはあり得ません。

——AppStore経由で収益を上げるのか、それとも他の方法を模索中なのか教えてください。

Appleが何を許すか、許さないか次第なので一概には言えません。


世界1位になりたい

——GREEの夢はこれだ!みたいなのはありますか。

日本初で世界一のWebサービスってありませんよね。そんな「みんな使ってるんだ」というサービスを作りたいです。iPhoneでいえば、世界中のAppleStoreのランクで1位になりたいですね。


そこまで調べられません(笑)

——ところで、GREEのユーザーはトラック運転手とキャバ嬢が大半だと聞いたんですが。

そんなことはないと思いますけど(笑)。そこまでは調べられませんし。

——あははは(笑)。この下り記事にしますから(笑)。

どうぞ(笑)。


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Toshism | 2011.6.22 10:17 am | ニュース , 特集記事

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