パソコン通信体験アプリ「Welcome to NIFTY-Serve」: 懐かしのダイヤルアップ音とNIFTY-Serveを疑似体験!無料。


1987年から2006年までの間、パソコン通信の一角を担ってきた NIFTY-Serve(ニフティサーブ)を iPhone で疑似体験できるパソコン通信体験アプリ「Welcome to NIFTY-Serve」をご紹介します。
ダイヤルアップ音やテキストベースのインターフェイス(ログイン・ログオフまで再現!)に GO コマンドなど、NIFTY-Serve を利用されていた方やパソコン通信をリアルタイムに経験していた方にとっては非常に懐かしい内容となっています。
左:まずは「アプリを起動する」をタップ。すると…
右:懐かしのダイヤルアップ音!この音はぜひアプリをダウンロードして聞いて下さい!


左:NIFTY-Serve に疑似ログインするには、適当な ID をを入力します。
右:画面下の「キーボード入力」から入力するか、「return」をタップすれば OK 。


次にパスワードを求められますが、これも本物が必要なのではなく、適当なものを入力するか「return」をタップすれば OK 。
ここまで再現するとは…。
左:無事ログインできると NIFTY-Serve のメニューが一文字ずつ表示されていきます。
右:表示が終わるとコマンドの入力画面へ。


左:数字を入力して項目を選びます。例えば「2」は電子メールです。
右:仮想のメールボックスを表示したところ。メールを選ぶと…


メールの本文が一文字ずつ、ずらずらと表示されていきます。ちょっと読みにくいですが、当時はこんな感じだったのでしょう。
掲示板にアクセスすると「#nifty25」というハッシュタグの付いた Twitter 上のツイートがすべて表示できます。
右下にある Twitter のロゴマークをタップすれば Safari が起動して「#nifty25」タグの付いたツイートを投稿できます。
アプリからは投稿こそできませんが、仮想掲示板に Twitter を介して書き込みができるというのは面白いアイデアですね。
各フォーラムにもアクセスできます。フォーラム名の後ろにある括弧内の英数字は GO コマンドで転送先として指定する文字列です。
もちろんフォーラムへの書き込みも Twitter 経由で行います。「#nifty25」の他に各フォーラム毎に割り当てられたハッシュタグを付加することで区別しています。
GO コマンドを使って FPCU Guide Forum にアクセスしたところ。
テキストベースのユーザーインターフェイスならではの便利な機能ですね。
一番最初のメニュー画面に戻って「e」、つまり終了を選択するとログインからログオフまでの時間を表示してくれます。
なぜかというと従量課金制のサービスだったから。接続時間が分かれば、大まかな料金も分かるというわけです。
ノスタルジックな気持ちになるにはピッタリのアプリです。ぜひ一度お試しあれ!
- 販売会社URL:NIFTY Corporation
- 掲載時の価格:無料
- エンターテインメント
- 容量: 8.1 MB
- 執筆時のバージョン: 1.0

パソコン通信体験アプリ「Welcome to NIFTY-Serve」