ユーザーの要望がすぐに実現する Markee の開発スタイル。【開発者インタビュー後編】

コンサルティング会社スタディストからリリースされている写真加工アプリ、Markee。このアプリは短期間で何度もアップデートをしています。


しかも、その機能追加のほとんどがユーザーの声を反映したものばかり。どのようにしてユーザーの要望を実現しているのか。たくさんの要望から、優先順位をつけているのかに AppBankアプリ担当の @spring_mao が迫ります。

前半のインタビューはこちら。
写真加工アプリ Markee を作ったのはコンサルティング会社!そのねらいとは?【開発者インタビュー前編】

※ 以下、聞き手は @spring_mao です。- 付きの太字で発言しています。また豆田氏への敬称は省略しています。

バージョン1.0への反応が本当になかった…

– Markeeが最初に出たのはいつですか?

豆田:5月1日ですね。

– Markeeの開発は、今すごくノっているなという風に見えています。最初の「まずはやってみよう」という雰囲気から、「どんどん行こう」と切り替わったのはいつからでしょうか。

豆田:バージョン1.0が散々だったんです…過去の仕事の経験ではプレスリリースなどがとりあげられたりすることもよくありました。でもMarkeeは全くとりあげられなくて。月300ダウンロードないぐらい…本当に総スカンな感じでした。でもスイッチが切り替わったのは最初にいくつかのメディアでとりあげてもらったところからですかね。

ユーザーさんの声を積極的に聞きにいく

豆田:元々は自分たちが使いやすいようにと思って作っていたはずなのに、リリースしてみると実はそうなっていなかったことに気づかされました。これってコンサルティングと全く一緒で、ちゃんとお客さまの声に耳を澄ませないとダメなんだなと。気合いが入りましたね。

– 気持ちや体制の切り替えがすごく早いですね。

豆田:そうですね、v1.1以降は、僕らだけで追加しようとした機能はほぼないです。ユーザーさんの声を元に、作る側は効率的になるか?見る側には伝わりやすくなるか?ということを見極めて順番に実装していっています。

Pivotaltrackerというツールを使って、要望やバグをあげて実装されたら確認して…というフローを離れた場所にいるメンバーで回しています。

Pivotal Tracker – Simple, Agile Project Management Software & Team Collaboration


– ユーザーひとりひとりの声を聞くというのは、とても手間のかかる作業ですよね。

豆田:それでひとりでもファンが増えてくれるなら嬉しいです。僕らはチームでやっているので、僕がプロモーション担当としてガッツリできるという面では個人の開発者さんとは違うところですよね。

– 具体的にどのような手段でユーザーさんの声を見つけていますか。

豆田:MarkeeというワードをGoogleアラートで拾っています。日本国内のツイートや書き込みは、これでほぼ拾えています。海外はツイッターでMarkeeを検索して、確認しています。片っ端からコンタクトをとっています。その中でも顔が見えている人・所在がはっきりしていて要望を出してくれる人の声を優先的に実現していこうと思っていますね。

日本以外のところでも反応がではじめた

– Markeeは何人ぐらいの人に使ってほしいと思って作っていますか?

豆田:Skitchというソフトウェアのように世界中の人に使ってもらいたいです。
アプリのデザインは、言葉で説明している部分を極力減らしています。最近では台湾のメディアにもとりあげられたり、サウジアラビアの方のツイートがきっかけで、サウジアラビアはもちろん、オマーンやクゥエートでもダウンロードされるようになってきました。


– なるほど、海外への広がりもあるわけですね。この手の写真加工アプリはユーザーが限られてしまうかな…と思った部分もあるのですが。

豆田:日本国内でも、企業ユースは十分に可能性があるなと考えています。工事現場や建設現場でシンプルでわかりやすい加工ツールとして使ってもらえるんじゃないかと。これまでは写真を撮って、パワーポイントに貼付けて、矢印をつけて…と作っていたものが、Markeeだけで完結したら、一番効率がいいスタイルですよね。
iPhoneを導入している企業もたくさんありますし、シンプルな描画のMarkeeはビジネスシーンで最適なアプリです。

– ユーザーの意見を元にアップデートしていくMarkeeの根底にはコンサルティングの仕事があるんだなと感じました。本日は、ありがとうございました。

インタビューの総括

Markeeをトンカチのような日常ツールと同じにしたいという豆田さん。お話していると、アプリづくりの根底にも「効率化」が常にあると感じられました。そこはコンサルティングのお仕事と共通しているということですね。

ツイッターやFacebookの存在によって、ユーザーひとりひとりによりアプローチしやすくなっています。求められているものは何か。本当に必要な機能は何なのか。その取捨選択が、アプリの未来を決めます。そこが開発者としての腕の見せ所です。

要望の大元はユーザーからの声ではありつつも、その取捨選択がきちんとなされている。豆田さんのお話からはそういった面が非常に強く感じとれました。今後もMarkeeの進化に期待です!

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執筆時のバージョン 1.3.0
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