【iOS 7】WWDCでは大きく発表されなかった、注目すべき15個の新機能・変更点。
AppBank の主任です。
Mac Rumors が、WWDC 2013 の基調講演では発表されていない、iOS 7 の新機能・変更点を18個も紹介しています。
AppBank では中でも興味深い、15個の新機能・変更点をご紹介いたします。
※ここでご紹介している機能は、正式リリースの際に削除・変更される可能性があります。(2013年6月17日 追記)
iOS 7、注目すべき15個の新機能・変更点
1. アプリ毎の通信量をチェックできる
3G・LTE 回線を使った通信量を、アプリ毎にチェックできます。iOS 6 では、iPhone 全体の通信量をチェックできるだけでした。
さらにアプリ毎に 3G・LTE 回線を使った通信を許可・拒否できるようになっています。上手に使えば、通信量の節約に繋がりそうです。
2. アプリの自動アップデートは無効にできる
iOS 7 では、アプリは自動でアップデートされるようになりますが、この機能を無効にすることもできます。
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3. Spotlightはホーム画面を下にスワイプ
iPhone 内の連絡先・カレンダー・メッセージなどを検索できる Spotlight ですが、iOS 7 からはホーム画面を下にスワイプすると登場します。
4. 時計アプリのアイコンは現在時刻を表示
これまでは止まったままだった時計アプリのアイコンが、現在の時刻に合わせて動くようになります。
Mac Rumors によると、同様の変更は天気アプリには施されていません。
5. Newsstandはフォルダに入れられる
Newsstand はこれまで通り、購読している本をアイコンから確認できますが、デザインは大幅に変更されています。
さらに Newsstand のアイコンは、他のアプリとまとめてフォルダに入れられるようになりました。
6. アプリによるマイク使用には許可が必要
アプリが位置情報サービスを使ったり、カメラロール・アルバムにアクセスする際、それを許可する必要があるように、マイクの使用も許可制になります。
7. 複数のアプリをまとめて終了できる
ホームボタンを2回連続で押して、アプリを上にスワイプすると手動で終了できます。さらに複数のアプリを同時にスワイプすれば、まとめて終了することができます。
アプリの切替画面・コントロールセンターは横表示にも対応しています。
8. 「動く壁紙」を搭載
昨日配布が始まった iOS 7 のベータ版には、2種類の「動く壁紙」が収録されています。
これらの壁紙には、あまり目立たないアニメーションが含まれていて、泡の形が変わったり、浮かんできたりします。
9. パノラマ写真を壁紙に設定すると…
パノラマ写真を壁紙に設定し、iPhone を傾けると左右の景色が見えるようになります。この機能はロック画面でも有効です。
10. iPhone 4では一部のエフェクトが無効に
iPhone 4 でも iOS 7 はそこそこのレスポンスで使えるようですが、iOS 7 の一部のエフェクトが無効になります。
例えば iPhone 4 では、ホーム画面を表示中に iPhone を傾けても、アイコンが浮いているようには見えません。
11. 「全メールを既読」が可能に
メールアプリで、全てのメールをまとめて既読にできるようになりました。
12. Passbookのパスがメールで共有できる
Passbook に登録しているパスを iMessage やメールを使って、他の人と共有できるようになりました。
13. 時間・明るさに応じて地図の表示モードを切り替え
カーナビのように、時間や周囲の明るさに応じて「昼間モード」と「夜間モード」を切り替えるようになりました。
おそらく左が「昼間モード」、右が「夜間モード」です。
14. FaceTimeアプリが登場
これまで電話アプリの中にあった FaceTime 機能が、別アプリになりました。
15. リマインダーアプリの通知が進化
リマインダーアプリに登録された ToDo の通知を表示した際に、通知を閉じる「Close」のほかに「Option」という選択肢もあるようです。
これをタップすると「15分後に改めて通知」「完了済みにする」「リマインダーアプリを開く」「閉じる」の4つの選択肢が表示されます。