廉価版iPhoneのカメラは800万画素?カメラユニットが流出か。

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AppBank の主任です。

中国のウェブサイト IT168 によると、中国のマイクロブログに廉価版 iPhone 用とされるカメラユニットの写真が掲載されました。

廉価版iPhone


(画像引用元:仅800万 苹果iPhone5C摄像头曝光-IT168 手机专区

画素数は800万画素と主張していますが、写真からは型番などが分からないため、この主張を裏付ける情報はありません。

興味深いのは、フレキシブルケーブルの先に付いているコネクタの向きです。

iPhone 5 や iPhone 4S、さらには iPad 4 や第5世代 iPod touch のカメラユニットのコネクタはカメラレンズとは反対の方向を向いています。

iFixit によるカメラユニットの比較。左が iPhone 5、右が iPhone 4S のユニット)

廉価版iPhone


(画像引用元:iPhone 5 Teardown – iFixit

それに対して、今回のユニットのコネクタはカメラレンズと同じ方向を向いています。これは現行の iPad mini と同じです。

ただ、iPad mini 用カメラユニットとはケーブルの形状・コネクタのピン数が異なるので、今回報じられているカメラユニットが今後発表される iPhone/iPad 用のものである可能性があります。

現時点でこの形状・コネクタで接続できると思われるのは、6月にご紹介した iPhone 5S の試作機と見られているものです。

以下の写真が試作機と見られるもの。右上部分にカメラユニットを搭載していますが、コネクタの向きが先のカメラユニットと一致しています。

廉価版iPhone


(画像引用元:Apple’s iPhone 5S Revealed in New Photos – Mac Rumors・注釈は筆者による)

iPhone 4S/5 ではロジックボードの背面にカメラユニットを接続するコネクタがありました。このコネクタの向きの変更は組立行程を簡略化するためでしょうか。

気になるのは、今回のカメラユニットに LED フラッシュが接続されていない点です。

こうしたコネクタに LED フラッシュのケーブルを後付けできるか否かは分かりませんが、iPhone 5 用のユニットを見る限り、組立行程での後付けは難しそうに見えます。

単なるサンプルである可能性・フラッシュを別のフレキシブルケーブルでつなぐ可能性もありますが、LED フラッシュを搭載しないと見られる第二世代 iPad mini 向けのカメラユニットである可能性も考えられそうです(9:45追記)。

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参考(順不同)

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