【インタビュー】「ブラックジャックによろしく」の開発者が語る。リリースまでのスピードを重視する理由

佐藤秀峰さんの「ブラックジャックによろしく」の2次利用が開放された際、そのリーダーアプリをいち早くリリースしたのが、星川進さんです。

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星川さんの開発したブラックジャックによろしくはApp Storeの無料アプリランキングで1位を獲得し、累計150万ダウンロードを突破しています。


ブラックジャックによろしくの2次利用が開放されてからいくつもの関連アプリがリリースされました。その中で、早くリリースされて大ヒットしたのが星川さんのアプリでした。ブラックジャックによろしくの成功要因はリリースのスピードとのこと。星川さんがアプリ開発のスピードを重視するようになった理由や開発するアプリの基準について詳しくお伺いしました。

インタビューは、アプリに広告をご提供し、収益化のお手伝いをする「AppBank Network」の運営を担当しているAppBankのしょーざが担当しました。それではインタビューをどうぞ!

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とにかくスピード!

- 何を重視して開発されていますか。

星川 進:リリースまでに、あまり時間をかけない事です。こだわりだすといつまでもリリースできないので、アイディアが古くならないうちに、とにかく短期間で申請まで持っていく事を心がけています。

- スピードが大事だと思う理由を教えてください。

スピードが大事だと思ったきっかけは、周りの開発者のだらだら感とか自分の一個目のリリースの遅さを反省した結果です。

iPhoneアプリはバリバリのプログラマーじゃなくても開発できます。仕事でアプリを作っている人は、初めてアプリを作る人と比べてると、こだわりが多すぎてリリースまで辿り着けない人がすごい多いんです。仕事で開発していると、下手なアプリは出せないという変な強迫観念みたいなものがあるのかもしれません。僕も一個目を作るのにすごい時間がかかり、途中まで作ってやめちゃったりしていました。でもある時、こだわっていてもしょうがないから、とにかくアプリをリリースすることを重視しようという感じで開発をするようになりました。

- 最初にリリースしたアプリはどれくらい時間がかかりましたか。

2、3ヶ月はかかったと思います。その時は、友人が作ろうと言ってくれたアイディアを使って作ったという感じでした。その人がいろいろとやってくれていたので、完成させなければという思いもあり、完成させることができました。

- スピードを重視し始めたのはどの時期からですか。

一個目作ってからですね。家でだらだら時間をかけているとモチベーションもどんどん下がってくるので、モチベーションが下がる前に最後までばーっとやってしまった方が、リリースに近づくんだというのがやってみてわかったという感じです。それからは開発期間は長くても1ヶ月くらいになりました。

- スピードを重視する結果、自分の納得いくものを作れないこともあるかと思います。妥協しているということなのでしょうか。

世の中の大ヒットしているアプリは、自分のセンスじゃ作れないなということを早々に感じました。なので時間をかけずに、とにかく数出すことが凡人プログラマーにとって、すごくいい方法なのではないかと思っています。凡人ではないですけど、RucKyGAMESさんはものすごくアプリ出されてますよね。あれが僕の目指すべきやり方なんだなと感じました。

例えば、App Storeランキングで1位になったとしても、刻々とランキングは変わるので、開発者の名前が残るかというと微妙ですよね。数を出して、何度もランキングに顔を出していたらブランドみたいにもなるし、下手な言い方をすれば数撃ちゃ当たるということもあります。なので、1個のアプリに執着して何ヶ月もかけて素晴らしいものを作るよりも、数打ったほうが最終的な収益には結びつきやすいのかなと思っています。そうなると一個一個に時間をかけていられないので、スピード重視という形になっています。

- 自分の納得いくものに早く辿り着けるからリリースまでの期間が短いのだと思うのですが、開発期間を短くするコツなどありますか。

一年中ずっとアプリ開発している訳じゃないんですが、実際開発をしている期間は、ストイックに黙々とやっている感じです。日中仕事しているので、確保できる開発時間は長くて4、5時間です。なので、本当に黙々とやってるからだリリースまでが早いのだと思います。あと、日中は会社でアプリを作る仕事をしているので、新しい技術や情報が入ってくる状態にあり、いろいろと相談しやすい環境にあります。もし、独立して1人でやっていたらできない部分も多いと思います。

- スピード重視でアプリの質が下がったりしませんか。

やっぱり多少は下がると思います。でも質というか、機能を絞り込む感じがすごいします。質が低いといっても動きが悪いとかではなく、かゆいところに手が届く機能がないなという感じだと思います。普段の仕事でもお客さんに完成したアプリを見せると、こういう機能がほしいというものが出てきます。

本当に必要なのかわからない機能が追加されてスケジュールも伸びることがよくあるんですよ。僕は、ユーザーさんはそこを求めていないと思うんですよ。ただ複雑なアプリになってみたり、ボタンがいっぱいあったりとか、それが嫌であまり機能は盛り込みたくないと考えるようになりました。なので、もう一機能あってもいいんじゃないというところでリリースしてしまうことが多いです。

- ブラックジャックによろしくが150万ダウンロードを突破できた理由もスピードにあると思いますか。

やっぱりそうですね。ただ、コンテンツが良かったというのもあるんですけど。コンテンツは誰でも利用できたという前提を考えると、最初に出せたということはとても大きかったと思います。目を付けたことも運が良かったし、最初に出せたというのもすごく運が良かったと思います。人より早く出そうと思って開発していた訳じゃなくて、これまでのスタンスでやってきたんですけど、それが結果的にうまく行ったという感じがします。

お金になりそうなアプリを作る!

- どのようなアプリを作るかはどのように決めていますか。

お金になりそうなものというのが大きいです。自分の好きなアプリを作っていくというよりも、お金になりそうなアプリを作るようにしています。

- 収益を見込めるか否かはどのように見定めているのですか。

アプリを選ぶ基準としては、自分のやれそうなアプリで、なんか便利だなと思うものに狙いを定めてます。とりあえず、App Storeの無料アプリランキングの上位にいるアプリをダウンロードして使ってみます。ヒットしているアプリを動かしてみて、ちょっと使いづらいなとかこのぐらいだったら自分でも作れるかなというアプリに狙いを定めています。あと、一年前のApp Storeランキングとかも見れるので、去年流行っていたアプリをちょっと自分なりにカスタマイズしてみたりしています。

ちょっと前なんですが、マカンコウサッポウが女子高生の中で流行ったらマカンコウサッポウカメラがリリースされるとか、あの着眼点が僕はすごいなと思います。あの視点を常に光らせておくというのは大事だなと常に思っています。ブラックジャックによろしくのネタを見つけたのも、同じだと自分では思っています。ブラックジャックによろしくが2次利用できるようになったことを知らない人も結構いたので、運が良かったのだと思っています。流行ものは先に出した人の勝ちですからね。

- 去年流行っていたものを見て開発しているのですね。去年のランキングはどのように見ているのですか。

アプリの殿堂」というアプリで古いランキングが見れます。こういったところからアイディアをもらっています。あと、AppBankさんの昔の記事を掘り返して見たりとかしてますね。昔流行ったアプリを参考にすると、こんなの昔流行ったじゃんと言うユーザーさんもいると思いますが、ユーザーさんも一年でガラッと変わるので、わりとこういう方法もありなのかなと思っています。

- ある程度前に流行っていたものをリメイクする基準というのは、自分で作れそうで、かつ儲かりそうなものという視点で精査しているんですね。

そうですね。時間がかかりそうなものは切り捨てて、割と簡単にできそうなものをやる感じです。アプリを作って失敗しても失うものはないと思います。予算何百万も立てて作るものじゃないので、ヒットしなかったねーで終わりじゃないですか。だから自分が作れそうで儲かりそうなものにはどんどんチャレンジすればいいと思います。

電子書籍の普及に貢献できた

- 電子書籍アプリをリリースする際に、快適に利用してもらう為に注意した点はどこですか。

前からiOSにあったページめくりの機能は使いたいと思っていて、アプリに採用しました。ただのリスト一覧で本を選ぶのはなんかダサイなと思ったので、カバーフローっぽい感じにしました。でかでかと表示できるので、採用して良かったと思います。あと、ビューワー画面に広告は邪魔なので外しました。iPhone5とかならまだしも3.5インチで広告があるとマンガを読むのは厳しかったので。

- 新ブラックジャックによろしくは誰でも利用できるコンテンツではないんですよね。

そうです。誰でも使えるわけではない有料コンテンツを扱わせてもらえたっていうのは、他にはないので一つのセールスポイントだと思います。そういうところも含めて作者さんに目をつけてもらえたというのは他のアプリにはない大きな違いだと思います。作者さんは、元々有料で販売するコンテンツを目立たせるためにブラックジャックによろしくを無料にしたと言っていました。僕のことを利用してもらった感じですが、僕も作者さんのコンテンツを利用させてもらって、アプリのダウンロード数や広告費を稼がせてもらっているのでWin-Winです。

- 「新」ブラックジャックによろしくは有料ですが、今でも購入されていますか。

そうですね。そこそこの売上があったりします。ラッキーボーイとか鈴木先生のアプリとか少し前にヒットしましたよね。このヒットがiPhoneとかiPadで本を読むことが、一般ユーザーのところまで広まったのだと思います。自分もブラックジャックによろしくで電子書籍を広めることに一役買えたんじゃないかなという思いはちょっとあります。

モチベーションはお金!

- 普段お仕事でもアプリを作っているのに、個人としてもアプリを作っているモチベーションはどこから来るのですか。

ーやっぱりお金じゃないですかね(笑)。でもそういう人は多いと思います。たまたまおこずかい稼げそうだなと思ったのが、iPhoneアプリだったという感じです。だからiPhoneアプリ作りたいぜ!というモチベーションよりもお金稼ぎたいぜ!というモチベーションがあった上で、iPhoneならそれが叶えられそうだと思って開発してます。

- AppBank Networkの気に入っているところを教えてください

プロモーションのお手伝いをして頂ける所が一番大きいです。今回のインタビューのような、開発者への様々なアプローチは、他のアドネットワークサービスさんでは無い事だと思います。

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AppBank Network では、無料アプリに導入するための広告を提供しています。iOSだけでなく、Androidにも対応しています。AppBank Network をアプリに実装することで、収益を得ることができます。

AppBank Network は、アプリのダウンロード増の支援も行っています。「AppBankプラス」というサービスです。この仕組みによって、平均で500 ~ 1500ダウンロードアプリのダウンロードが増えます。(現状iOSのみ。Android向けAppBankプラスも近日公開予定)

広告の実装もかんたん。それだけでなく、アプリのダウンロード増もかんたんに行える。それが AppBank Network です。

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開発者情報

開発者名:
Susumu Hoshikawa

最もダウンロードされたアプリ:
無料で全巻!ブラックジャックによろしく

リリースしている総アプリ数:
9本

開発体制:
実装は1人で行っていますが、画像素材に関しては、知人のデザイナーさんに依頼したりしています。

平均開発期間(アイディアの着想からリリースまで):
1週間〜2週間、長くても1ヶ月くらいでリリースする事が多いです。

開発に利用しているツールやソフトウェア:
Xcode, Seashore, Navicat

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無料で全巻!ブラックジャックによろしく + 無料で1巻! 新ブラックジャックによろしく ・開発: Susumu Hoshikawa
・掲載時の価格: 無料
・カテゴリ: ブック
・容量: 9.6 MB
・バージョン: 3.2.1
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