iOS 7でバッテリを節約するには最初に「設定」を見直すべし。
AppBank の主任です。
iPhone のバッテリ稼働時間を短いと感じる人もいれば、必要十分と評価する人もいます。しかし、いずれにしても使える時間が長いことに越したことはありません。
そこで試したいのが GigaOM が紹介しているバッテリ節約術。これまでの節約術と変わらないものもありますが、中には目新しいものもあります。
今回は GigaOM が紹介する節約術の一部をご紹介いたします。
設定アプリはどこ?
他のアプリと同じようにホーム画面に並んでいます。
基本中の基本の節約術
これまでのバッテリ節約術には以下のようなものがあります。iOS 7 でも有効です。
- 不要な時は電源ボタンを押して iPhone をロックする
- 圏外・電波状況の悪い場所では「機内モード」をオンにする
- 使わない時は Wi-Fi・Bluetooth をオフにする
- 画面の明るさは自動調整か、目に悪くない範囲で暗めに設定する
- 不要な通知はオフにする(設定アプリの【通知センター】で設定可能)
ここでマスターしておきたいのが「コントロールセンター」の使い方です。
画面下から上にスワイプすると、機内モード・Wi-Fi・Bluetooth のオン/オフのほかに画面の明るさも調整できます。設定を変更していない限り、いつでも開けます。


3G・LTE回線での同期を止める
iOS 7 には 3G・LTE 回線を使う標準の同期機能が3つあります。iTunes Store と App Store のほか、iCloud の「書類とデータ」・Safari です。
設定アプリを開き、【iTunes & App Store】・【iCloud】→【書類とデータ】・【Safari】でこれらの機能をオフにしましょう。



AirDropを使わない時はオフに
Wi-Fi と Bluetooth を使ってファイルをやり取りする AirDrop ですが、付近の iPhone/iPad を探すのでバッテリの消費量が多いです。
不要な時はオフにしましょう。以下はその方法です。
左:コントロールセンターを開いて【AirDrop】をタップ。
右:【オフ】を選びます。


自動ダウンロードを止める
特にアプリの「アップデート」を自動ダウンロードする設定になっていると、バッテリを消費しやすくなります。オフにすると手動でアップデートする必要があります。

バックグラウンド更新を抑える
対応するアプリは、ホーム画面に戻った後も通信したり、位置情報を得てアプリのデータを更新できます。これを「バックグラウンド更新」と呼びます。
必要のないアプリのバックグラウンド更新をオフにすれば、バッテリを節約できます。

必要のないアプリをオフにします。「Appのバックグラウンド更新」そのものもオフにできます。
通知は最小限に(おやすみモードも有効)
Apple によると、通知を頻繁に受け取る場合、それを表示する際に電力を消費するため、バッテリ稼働時間が短くなる可能性があるとしています。
設定アプリを開き、【通知センター】をタップします。各アプリを選ぶと、通知の表示方法を設定することができます。


設定アプリを開いて【おやすみモード】から設定できます。このモードを自動でオンにする時間帯も指定できます。
電話の着信も通知しなくなるので、必要に応じて【着信を許可】で例外とする連絡先を指定する・「繰り返しの着信」をオンにするなどの設定を行いましょう。
視差効果とダイナミック壁紙は使わない
視差効果はホーム画面で壁紙からアイコンが浮いているように見えるエフェクトです。不要であればオフにしましょう。
【iOS 7】ホーム画面のアイコンが浮く「視差効果」を減らす方法
壁紙で「ダイナミック」を指定している場合もバッテリを消費しやすくなります。iPhone の状況に合わせて表示を変えるからです。別の壁紙を設定しましょう。

