【iPhone 6の噂】流出したロジックボードを分析! A8・1GBメモリ・NFCチップなどが見つかる。

[PR] 本ページで紹介しているECサイトやメーカーなどから購入実績などに基づいて手数料を受領する場合があります。

流出したとされる、iPhone 6 用のロジックボードの分析が進んでいます。

iPhone 6


(画像:SonnyDickson.com)

カスタム iPhone を手がける『Feld & Volk』がロジックボードの写真を撮影、あるいは入手したようです。ジャーナリスト Sonny Dickson 氏のウェブサイトで、それらの写真が公開されています。

ロジックボードの写真をチェックしたニュースサイト『9to5Mac』・『AppleInsider』・『Mac Rumors』によると、iPhone 6 用とされるロジックボードに様々なチップが搭載されていることが分かりました。

記事によれば、ロジックボードには『A8』プロセッサ・NFC 用チップ・16GB チップのほか、新型 LTE モデムも搭載されているようです。さらに iPhone 6 のシステムメモリは 1GB になる、との分析も伝えられています。

目次

A8プロセッサ搭載でメモリは1GB?

A8 プロセッサ搭載の噂は以前からありましたが、その姿は初めて公になったかもしれません。左がおそらく iPhone 5s のロジックボード、右が iPhone 6 用とされるロジックボードです。

iPhone 6


(画像:SonnyDickson.com・注釈は筆者によるもの)

この写真を元に A8 プロセッサの型番を調べた人物によれば、システムメモリは Hynix 製で LPDDR3 になるようです。肝心の容量は、型番が「H9CKNNN8」であれば 1GB、「H9CKNNNB」であれば 2GB になるとしています。

iPhone 6


(画像:Mac Rumors)

写真は不鮮明ですが、 Mac Rumors は型番の最後が「8」である可能性が高いとして、システムメモリは 1GB になるだろうと報じています。iPhone 5s もシステムメモリは 1GB なので、もし事実であれば、iPhone 6 でのメモリ増量はありません。

NFC用のチップを搭載か

iPhone 6 用とされるロジックボードには、NXP 製のチップも発見されています。NXP は、iPhone 6 向けに NFC 用チップを供給すると噂されている企業です。
【iPhone 6の噂】5.5インチ版の製品名は『iPhone 6L』? ベゼル薄型化やNFC搭載の噂も。

チップの型番は「NSD425」ですが、それ以外のことは分かっていません。AppleInsider によると、Apple はメーカーと協力し独自のチップを注文することがあるようなので、これもその1つなのかもしれません。

iPhone 6


(画像:SonnyDickson.com)

現時点で、このチップが NFC 用チップであることを示す証拠はないようです。NXP 製であることから NFC 用チップとする見方もありますが、NXP 製のチップは iPhone 5s で M7 コプロセッサとして使われている実績もあります。
iPhone 5sの可能性を広げる「M7コプロセッサ」とは?

容量ラインナップに16GBモデルを用意か

このロジックボードが試作機や試作品でなければ、iPhone 6 にも 16GB モデルが用意されそうです。ロジックボードには東芝製の NAND メモリ「THGBX3G7D2KLF0C」が載っています。9to5Mac によれば、容量 16GB のチップである可能性が高いようです。

iPhone 6


(画像:9to5Mac)

LTEモデムはMDM9625?

Mac Rumors は、ロジックボードにクアルコム製の LTE モデム「MDM9625」が載っていると指摘しています。チップの型番には画像加工が施されているものの、読み取れる部分を元に推測したそうです。

以前紹介した噂でも、iPhone 6 には MDM9625 が搭載されると言われていました。
【iPhone 6の噂】iPhone 6用とされる流出パーツを組立てた写真が公開!! 続々と出てくる噂をチェック!

iPhone 6


(画像:Mac Rumors)

MDM9625 はカテゴリー4の LTE モデムで、受信時で最大 150Mbps の通信が行えます。iPhone 5s には旧世代の「MDM9615M」が搭載されており、受信時で最大 100Mbps の通信が可能です。

MDM9625 は、キャリアアグリゲーションにも対応しています。複数の周波数帯の電波を同時に使い、通信速度を向上させる技術です。

Mac Rumors によると、キャリアアグリゲーションを利用するには「WTRL1625」と「WFR1620」というチップも必要ですが、いずれもロジックボードに搭載されているそうです。

以上のことから、iPhone6 はキャリアアグリゲーションに対応する可能性が高そうですが、問題は電波です。

ドコモ・au・ソフトバンクはキャリアアグリゲーションによる通信サービスを提供中、または提供予定ですが、iPhone 6 が対応する周波数帯でのサービス提供が行われなければ、キャリアアグリゲーションの恩恵は受けられません。

キャリア


今回公開されたロジックボードから判明したことは多々ありますが、NFC とキャリアアグリゲーションは日本で使えるのかは分かっていません。正式発表が待ち遠しいですね!

参考(順不同)

iPhone 6をオンライン予約でゲットしよう!

お店に行かなくてもゲットできるぞ! → iPhone6をオンラインで予約する!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

新着記事

マックスむらいの最新ドッキリ動画

目次