【iOS 8】Wi-Fiの接続が不安定・通信速度が遅いときに試したい対処法
iOS 8 にアップデートしてから、Wi-Fi 通信が不安定になっていませんか?

iOS 8 では、Wi-Fi の接続が不安定になったり、通信速度が遅くなったりするトラブルが報告されています。
そこで今回は、Apple が公開しているサポート情報と、ニュースサイト『OS X Daily』が紹介している情報を元に、iOS 8 での Wi-Fi に関するトラブルの対処法をまとめて紹介します。
iOS 7 では問題なく使えていたのに、iOS 8 にアップデートしてから Wi-Fi のトラブルに見舞われている方は要チェックです。
1. Wi-Fiを1度オフにする
コントロールセンターや設定アプリから Wi-Fi をオフにしたあと、もう1度 Wi-Fi をオンに戻してみましょう。
2. iPhoneを再起動する
なんらかのトラブルで iPhone が不調かもしれません。まずは iPhone を再起動してみましょう。
iPhone の電源ボタンを長押しすると、画面にバーが現れます。このバーをスライドさせて指を離すと、iPhone の電源がオフになります。
iPhone の電源ボタンは、iPhone 4s/5/5c/5s では上部に、iPhone 6/6 Plus では右側面にあります。iPhone の画面をロックする際に使います。
iPhone の液晶画面に何も表示されなくなったら、電源がオフになっています。それを確認してから、iPhone の電源ボタンを押します。すると、Apple のロゴが表示され、見慣れたロック画面が表示されます。これで再起動は完了です。
3. Wi-Fiネットワークを登録しなおす
iPhone に登録済みの Wi-Fi ネットワークを削除し、もう1度登録してみましょう。Wi-Fi のアクセスポイント名(SSID)やパスワードが必要になります。
左:問題の Wi-Fi ネットワークに接続したうえで、設定アプリの【Wi-Fi】を開きます。
右:接続中のネットワークの【i】ボタンをタップします。
【このネットワーク設定を削除】をタップします。
削除し終えたら、同じ Wi-Fi ネットワークにあらためて接続します。
4. 位置情報サービスの設定を変える
OS X Daily によると、位置情報サービスの【Wi-Fi ネットワーク】をオフにすると、Wi-Fi に関するトラブルが解消した事例があります。ただし、その理由は分かっていません。
設定アプリの【プライバシー】を開き、【位置情報サービス】の【システムサービス】にある【Wi-Fi ネットワーク】をオフにします。
位置情報サービスそのものがオフになっている場合、この設定は必要ないと思われます。
5. ネットワーク設定をリセットする
Apple は、Wi-Fi のトラブルが解消されない場合、ネットワーク設定のリセットを勧めています。ただし、これまでに接続した Wi-Fi ネットワークとそのパスワード・Bluetooth のペアリング設定・VPN と APN の設定がリセットされるので、あらかじめ設定をメモするなどの準備が必要です。
左:設定アプリを開き、【一般】>【リセット】の順にタップします。
右:【ネットワーク設定をリセット】をタップします。
作業が完了したら、Wi-Fi ネットワークに接続し直してみましょう。
6. iOS 8.0.2にアップデートする
9月26日(金)に、iOS 8.0.2 がリリースされました。Wi-Fi に関する修正や改善が行われたかは不明ですが、Apple はすべての修正点を発表している訳ではありません。
iOS 8.0.2 にアップデートすることで、Wi-Fi の不調も改善されるかもしれません。アップデートの方法は、以下の記事で紹介しています。
→【速報】『iOS 8.0.2』リリース! iOS 8.0.1の問題やHealthKitのバグを修正。
iOS 8 にアップデートしてから Wi-Fi 通信が不安定になった場合は、上記の対処法をお試しください。