【iOS 8】最大6人でアプリや音楽を共有できる新機能。ファミリー共有の設定方法。
iOS 8 の新機能であり、『ファミリー共有』のファミリーグループ作成方法、家族の登録方法を紹介します。


ファミリー共有を使うと、異なる Apple ID で購入したアプリや音楽、電子書籍を登録した家族間で共有できます。
さらに、未成年の家族はファミリーの管理者が承認しなければアプリやコンテンツを購入できなくなります。承認が必要になるアイテムには、無料のものも含まれます。
ファミリー共有を使うと、子供が使うアプリや課金をしっかり管理できるようになりますよ!
まさに、家族のための機能です。
ファミリーの管理者になる
ファミリーグループを作るときは、管理者が1人必要です。通常は、お父さんやお母さんが管理者になるとイイでしょう。
また、管理者になるにはクレジットカードが必要なので、事前にクレジットカードを登録しておきましょう。
準備ができたら、『設定』アプリを起動し、【iCloud】をタップします。
iCloudの設定で【ファミリー共有を設定】をタップし、【ファミリー共有画面】で【さあ始めよう!】をタップします。
ファミリー共有の設定画面で、アカウントを確認してください。共有したいアカウントではないときは、画面下の【○○さん以外のIDを使用】をタップしてIDを切り替えます。
アカウントが正しければ【続ける】をタップし、購入アイテムを共有画面で注意文を読んで【次に進む】を選択します。
支払いに使うクレジットカードを選択して、【次に進む】をタップします。
ファミリー共有で登録したクレジットカードは、未成年の家族がアプリなどを購入するときに使われます。
最後に、位置情報の共有を設定をします。【位置情報を共有】を選択すると、ファミリーに対して iPhone の位置を知らせることができます。
位置情報の共有の設定をして、家族の【管理者】として自分のアカウントが表示されていれば、ファミリー共有の管理者設定は完了です。
ファミリーに家族を追加する
管理者のファミリーグループに家族を登録すると、管理者と家族はお互いにアプリや音楽などを共有できるようになります。
ファミリーの管理者の『設定』アプリを起動し、【iCloud】をタップします。
【家族を追加】をタップして次の画面に進み、ファミリーの追加方法を選びます。
家族を追加する方法は、端末に直接アカウントを入力する【パスワードを入力】と相手の端末で登録してもらう【登録案内を送信】の2つがあります。
パスワード入力で登録
パスワードを入力して登録するときは、ファミリーに追加するユーザーの iCloud アカウントとパスワードを入力します。
最後に、位置情報の共有を設定します。【位置情報を共有】を選択すると、ファミリーに対して iPhone の位置を知らせることができます。
設定を終えて【次へ】を選択すると、ファミリーに追加されます。
登録案内を送信
登録案内は、ファミリーに追加したい人に参加依頼を出す登録方法です。
登録したいユーザーのiCloudアカウントを入力すると、入力したユーザーにファミリー登録案内が送られます。
登録案内は、バッジで通知されます。通知をタップすると、直接【登録案内画面】へ移動します。
設定アプリのiCloudの項目、【登録案内】からも登録案内画面へ移動できます。
登録案内画面では、ファミリー登録の案内を出したユーザーのアカウントが表示されます。問題なければ、【登録する】をタップします。
続いて登録案内を受けたユーザーのアカウントが表示されるので、正しければ【確認】をタップして進みます。
購入アイテムを共有する Apple ID と位置情報の共有設定をすると、手続きは終わります。


登録が正常に終わると、iCloud の画面に【家族】項目が表示されます。
注意事項
同じ管理者の作ったファミリーには、同じApple IDで登録/解除を繰り返すことができません。
登録できるのは、1年間で最大2回までです。
ファミリーグループには、管理者も含めて6人まで登録できます。こんなに大勢でアプリやコンテンツを共有できるなんて太っ腹ですね!