日本の技術を世界に誇りたい。「あの時計」をきっかけに立ち上がった職人たち

「この2015年という年に、死ぬ前に本気でやるか」と往年の職人仲間が集まった。

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ロレックスなどの高級時計のオーダーストラップを手がける革職人・松下 隆さん。

この松下さんが手がけるレザークラフトチーム「Go-One(剛腕)」と、ガジェットファッションブランド「Gizmobies(ギズモビーズ)」がコラボしてApple Watchのレザーストラップを作る。

ということで、お話を聞きに行ってきました。

前半はコチラ→オーダー専門の革職人がギズモビーズとコラボし『Apple Watchストラップ』を作成したとのことで話を伺ってきた

いよいよ後半は、Gizmobies Strapを実際に見せてもらいながらお話を伺いましたよ。

コチラから予約できます
Apple Watchが欲しくなる。一本一本職人手作りの本革ベルト『Gizmobies Strap』

Gizmobies Strapを装着

クロコやヘビ革など興味深い話を伺ったところで、本命のGizmobies Strapを見せてもらいました。

語り手:松下 隆さん
聞き手:KEN360、fan

▽こちらは原型の型紙。1つ1つ手作りなので型紙も自分で作る。
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どん。これがGizmobies Strap。本牛革を使い、一本一本丁寧に作られる。これがApple Watch?と思うくらい別物に。

▽台座付のGizmobies Strap。ボリュームが出て一気にラグジュアリーに。
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matsushitaan - 22 「ここ、ベルトの所なんですけど、ワンタッチのバックル(ホールディングバックル)を付けます。これをつけると落下しないですよ。

Apple Watchが出た当初、落としてガラスを割ったという話を聞いてコレを付けることにしたんです。」

▽ホールディングバックル。
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fan「うちの社員も、落としてガラスにキズ付けていますよ」

松下「しかも(バックルは)革にやさしいんです。1回場所を決めちゃえば、もう動かさないから。

普通のベルトは何度も穴に通すので、だんだん穴が大きくなるんですね。(バックルタイプなら)通常の3倍は革が長持ちします」

▽製品版。パチンと外しても手首から落下しない。
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KEN「今のところ純正以外で、ワンタッチは無いですよね」

fan「その純正もワンタッチ構造は金属製のベルトだけだから、革との組み合わせは純正でもサードパーティ製でも無いですね」

松下「そうです。いまのところウチだけですね」

▽Apple Watchは裏面のセンサーがキモ。なので当然空いている。
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KEN「ボクのApple Watchを付けてみてもいいですか?」

matsushitaan - 22 「どうぞどうぞ!ぜひ付けてみてください。

まだコバの仕上げしてないんですけど、製品版はもっとキレイになるんで」


KEN(取り付けてみる)「つけました・・・。かっこいい」

fan「別物だねぇ」

KEN「手首を覆う面積が多いので、装着感が段違いです。なんか、暖かいというか包まれている安心感というか。これが本物か・・・!

マジな話、これApple Watchの価値が上がりますね

fan「装着面積が多いから、安定感が出るのね。このためにApple Watch欲しくなるわぁ。買っちゃいそう」

▽KEN360のApple WatchにGizmobies Strapを装着。手首の馴染みがケタ違い。もう外したくない。
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しばらく皆でワイワイとGizmobies Strapを試す。

もうApple Watchを買うしかないという結論に。

▽職人・松下 隆。革の話をする松下さんは本当に嬉しそうです。
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高級時計をあえてガラリと変える

ここで、松下さんと組んで「Go-One」ブランドを展開する「SUISHO Jewelry」の佐野 直彦代表が、松下さんの革製品について語ります。

▽松下さんの作品である、高級時計で採用している台座付ストラップ。これがApple Watch用にアレンジされた。
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時計のストラップはコレクションできる

佐野さん(以下敬称略)「最近の革ベルトって「汗かいて劣化しヒビ割れたから交換します」みたいな。でも松下さんのやつって結構劣化しないんで、コレクションできるんですよね。

革が劣化したから次を買うという使い捨てではなく、メンテナンスしつつ大事に使って、2本目、3本目を買い足す。

服に合わせてベルトを変えてみたりとか、気分で変えたりとか。」

fan「そうですね。このストラップを使っていたら、違うデザイン欲しくなりますもん。別の色もいいかなー?って」

KEN「プレゼントしたくなりますね。贈り物に最適かも」

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高級時計をカスタマイズする冒険心

佐野「もともとボクと松下さんがやっているのって、ブランドの時計ベルトをカスタマイズしようってのが始まりなんですね。

日本の人ってロレックスとか高級時計を買ったら、そこがゴールになっていて。これ以上カスタマイズしたりベルト変えたりという発想がない。

日本ではあまり純正品に手を加えてアレンジしてやろうっていう冒険心がある人が少ないんですね」

KEN「確かに。ロレックスのバンドを変えるって発想は初めて聞きました」

佐野「アメリカ人は(よい意味で)ふざけているんで。(一同爆笑)

ロレックスにピンクのベルト付けてみたりとか、このベルト何?みたいなこと平気でやるんですよね。

アメリカでカスタムがもっと認知されたら、日本人もアメリカ人がやっているなら俺もと、そこでようやく踏み出すんでしょうけど。

Apple Watchは高級時計と比べてカスタムしたい、ベルト変えたいという人が圧倒的に多いと思うんですね。」

▽多様なオーダーに答える松下さん。
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Apple Watchをキッカケに立ち上がった職人たち

――時代の変化から、革職人を辞めてしまう「元・職人」がたくさん居るそう。その職人たちに、松下さんは声をかけます。

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日本の技術を世界に誇りたい

matsushitaan - 22 「ボクはもともと、職人が軽く見られるのが悔しくて。悔しくて。

(生み出した作品を見ながら)これくらいのものを作れれば、海外でも胸張って誇れるんですね」


「品質の悪いものを大量に作って売るような風潮がありますけど、最近は「お金かかってもちゃんとした本物が欲しい」って方も増えてきたような気がします。

なので職人さん達も立ち上がりたい。立ち上がって日本の技術、本物は良いってことを言いたい。

でも、だれも・・・立ち上がれないわけですよ」

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Apple Watchをキッカケに立ち上がる職人達

matsushitaan - 22 「でも職人ってみんなつながっているんで。

ボクの師匠もいますし、25年前とか30年前の良い時代のときの師匠のお弟子さんもたくさんいます」


「でも、もうみんな、皮をやっていなかったりとか、ハンドバッグの修理しかやってなかったりとか。そんな職人さんもたくさん居るんです。

で、職人仲間に声をかけたんですね。いまApple Watchっていう面白い話があるって。

皆さんおじいちゃんなんで、Apple Watchとかわかんないんですけど(笑)

でももう一回、「日本の職人が集まってやろうよ」って。「ボクがリーダーやって音頭取るから、みんな力貸して!」って。

みんなビックリして喜んで。

この2015年という年に「死ぬ前にもう一回本気でやるか!」って。いま、職人の間で熱いものがあるんですよ。日本の技術がどんなもんか見せてやろうって。

やっぱり日本人が本気になったら違いますよ。モノが全然違います」

つけ心地が良くて、長持ちする良いものを、そしてそれを適切な価格で。

matsushitaan - 22 「昔って、いいものを買うためにお小遣い貯めたりしてたじゃないですか。
今はどちらかと言えば、ダメになったらハイ、次、みたいに消費先行で・・・。

作り手の職人としては本当に上質なものを知ってほしいんですよ。日本人職人のハンドメイドは違うなぁ、って多くの皆様に実感して欲しいんですよ。

消費先行と言いつつ、イイものはいっぱいあります。でも、悲しいかな、良いものは基本的には高価なんですよね」

松下「つけ心地が良くて、長持ちする良いものを、そしてそれを適切な価格で

松下 「今回、Apple Watchをよりカッコよくするためのアイテムとしてレザーストラップ製作に関わることになりましたが、コスト面でも最大の努力をして、良いものを、適切な価格で、そしてより多くの皆様のお手元にお届けしたい。

これが僕の願いです。」

▽すべて手作業。仕込みこそが職人しかできないこと。と語る。
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▽たくさんのオーダーに応えるための、カラフルな糸。
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▽道具の数々。大量生産の工場では真似できない装備。
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ひたすら楽しく、気持ちを込めて作る。お金を積まれても作ったり作品を売ったりはしない。職人ならではの頑固さと魂を感じられました。

松下さんのところにオーダーしに来る人は、皆さん癒やしを求めて自分だけの宝物を作ってもらいたいんだろうなぁ。

それは自分が生み出すモノに魂を込め続けたからこそ、モノの概念を越えた癒やしを提供していると確信しています。

お話を伺わせていただいた我々も大変癒され、胸いっぱいになりました。

今制作中のGizmobies Strapをこの左手首に巻く日が楽しみで仕方ありません。

日本の職人の想いが、1人でも多くに人に伝わりますように。

Gizmobies Strap、先行予約中

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松下さんとGizmobiesがコラボしたApple Watchベルト、「Gizmobies Strap」は9月18日(金)〜AppBank Storeで先行予約を開始しています。

コチラからどうぞ
Apple Watchが欲しくなる。一本一本職人手作りの本革ベルト『Gizmobies Strap』

インタビュー前半はコチラ→オーダー専門の革職人がギズモビーズとコラボし『Apple Watchストラップ』を作成したとのことで話を伺ってきた

Gizmobies公式ページはコチラ
Apple Watchをより個性的に変える匠の技巧による高級感溢れるデザイン | gizmobies × GO ONE Apple Watch Strap

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