iPhoneの通信量を減らして3G/LTEの速度制限を防ぐ方法【iOS 9対応】

[PR] 本ページで紹介しているECサイトやメーカーなどから購入実績などに基づいて手数料を受領する場合があります。

必要ないデータ通信を削っていきましょう。

モバイルデータ通信


ドコモ・au・ソフトバンクの各キャリアは、決められた期間内に一定以上のデータ通信を行うと、3G/LTE回線の通信速度を制限するというルールを決めています。

たとえば月間通信量5GBのプランの場合、これを超えると通信速度は最大200Mbps前後から最大128kbpsに制限されます。25MBのデータを1秒でダウンロードできた速度から、26分はかかる速度になってしまうのです。

この速度制限を避けるには、iPhoneが行う不要なデータ通信を減らすのが一番。その方法をご紹介します。

目次

設定を見直す

モバイルデータ通信を制限

まずは設定アプリで、iPhoneのデータ通信の設定を見直しましょう。

設定


【モバイルデータ通信】を開きましょう。

モバイルデータ通信


Wi-Fiに繋がっているときだけ通信させたいアプリをオフにします。

モバイルデータ通信


一番下の「Wi-Fiアシスト」もオフにしましょう。Wi-Fiの電波状況が悪いとき、自動的に3G/LTE回線を使って通信する機能です。

モバイルデータ通信


バックグラウンドでの通信を制限

次に【一般】→【Appのバックグラウンド更新】を開きます。

モバイルデータ通信


開いているときに限って通信させたいアプリをオフにしましょう。バッテリーの持ちも改善できる可能性があります。

モバイルデータ通信


バックグラウンド更新が必要ないときは「Appのバックグラウンド更新」そのものをオフにしましょう。

iCloudの通信を制限

iCloudはブックマークやメモの同期、メールサービス・iPhoneの位置情報検索など、さまざまな機能が盛り込まれています。

とはいえ、使っていないサービスもあるはず。不要なサービスをオフにして、データ通信量を減らしましょう。設定アプリの【iCloud】を開きます。

使っていないサービスをオフにします。

モバイルデータ通信


iCloud Driveの通信設定も変えましょう。【iCloud Drive】を開き、「モバイルデータ通信を使用」をオフにします。

モバイルデータ通信


自動ダウンロードの設定を変える

設定アプリの【App StoreとiTunes Store】を開きます。

「モバイルデータ通信」をオフにします。自動ダウンロードがオンになっていても、この設定をオフにすればWi-Fi接続時に限って自動ダウンロードが行われます。

モバイルデータ通信


メールの設定を変える

設定アプリの【メール/連絡先/カレンダー】を開きます。

モバイルデータ通信
【データの取得方法】を開きましょう。

「プッシュ」をオフに、フェッチの取得頻度を【手動】にします。これでメールアプリを開いたときに限って、新着メールが受信されます。


新着メールの自動受信・通知が必要な場合は、フェッチの取得頻度を【30分ごと】または【1時間ごと】にしましょう。頻度を下げればデータ通信量を減らせますが、メールの使い方に合わせて設定しましょう。

Safariの設定を変える

設定アプリの【Safari】を開きます。

「検索エンジンの候補」と「Safari検索候補」は使い方に応じて設定しましょう。候補に出やすいキーワードで検索することが多ければ、時間やデータ通信量の節約になります。

モバイルデータ通信


【クイックWebサイト検索】を開き、設定をオンにします。

Safariのアドレスバーから対応するウェブサイトを直接検索できるので、Googleなどの検索エンジンを経由せずに済み、データ通信量の節約につながります。

モバイルデータ通信


直接検索できるウェブサイトは、対応するウェブサイトで検索を行った際に自動で追加されます。追加されたウェブサイトは【クイックWebサイト検索】で確認できます。

Safariで検索する際にそのサイトの名前(一部でもOK)を入力し、そのあとに検索ワードを入力します。そして「◯◯◯◯を検索」の下にあるキーワードをタップしましょう。

モバイルデータ通信


「トップヒットを事前に読み込む」はオフにしましょう。トップヒットにアクセスしない場合、データ通信量が無駄になるためです。

モバイルデータ通信


オフラインでも読めるように保存する『リーディングリスト』のモバイルデータ通信はオフにします。

モバイルデータ通信


ミュージックの通信を制限する

設定アプリの【ミュージック】を開きます。

定額制音楽サービス『Apple Music』を使わないときは「Apple Musicを表示」をオフにしましょう。「再生とダウンロード」の通信設定もオフにします。

モバイルデータ通信


使っているアプリを設定する

アプリによっては「Wi-Fi接続時だけデータを取得する」という設定が設けられていることも。App Storeからダウンロードしたアプリを開き、設定を見直してみましょう。

設定アプリの【モバイルデータ通信】でオフにしている場合は不要です。

コンテンツブロッカーを使う

iOS 9から導入された『コンテンツブロッカー』は、Safariが広告やユーザーの動向を調査するツールなどのコンテンツを読み込まないように制御できます。

モバイルデータ通信


iOS 9をインストールしたiPhone 5s/5c/6/6s(Plus含む)・iPad Air/Air 2/mini 2/mini 3/mini 4・第6世代iPod touchが対応しています。

実際にこの機能を使うには、コンテンツブロッカーに対応したアプリが別途必要になります。ブロックする対象・価格などはさまざまです。
iPhoneのSafariで広告をブロックする『コンテンツブロッカー』まとめ(随時更新)

使い方はアプリによって異なりますが、最初にアプリで設定を行い、それから設定アプリの【Safari】→【コンテンツブロッカー】でアプリの機能をオンにする方法が主流と思われます。

Safari以外のブラウザを使う

iPhoneに対応しているブラウザアプリの中には、データ通信量を圧縮してくれるものもあります。たとえばGoogleの『Chrome』もこの機能を用意しています。Chromeで見るウェブページがGoogleのサーバで圧縮されます。
Chrome v.28: データ通信量の削減機能に注目!Google製アプリとの連携も可能に。無料。

画面右上の【・・・】をタップし、【設定】を開きます(左)。メニューにある【帯域幅】をタップします(右)。

モバイルデータ通信
モバイルデータ通信


【データセーバー】をタップしてください。

モバイルデータ通信


スイッチをタップして、機能をオンにします。

モバイルデータ通信


暗号化通信・Chromeに履歴が残らないシークレットモードでは、このデータ圧縮機能は使われません。

機能をオンにしたページで圧縮したデータ通信量をチェックできます。しばらく使ってみて、どれくらい節約できたのかを確かめてみましょう。

不要なデータ通信を減らせば、ほかの用途でデータ通信量を使えるようになります。ぜひ1度、iPhoneの設定と使い方を見直してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

新着記事

マックスむらいの最新ドッキリ動画

目次