『iOS 11』の新アプリ『ファイル』の詳細に迫る

『iOS 11』の新アプリ『ファイル』の詳細に迫る


『iOS 11』には新しい標準アプリとして『ファイル(Files)』が追加されます。ファイルを管理できるアプリと紹介されていますが、具体的に何ができるのかを調べてみました。

iOS 11のファイルアプリの役割

すべてのファイルにアクセスできる場所

現在のiOSはアプリごとにファイルを管理しています。そのため、アプリAで作成したファイルをアプリBで直接開くことはできず、両者の連携機能を使ってアプリAからアプリBにファイルをコピーするか、オンラインストレージを介する必要があります。

この方法で問題になるのは、どれが最新のファイルなのか分かりづらくなってしまうことと、手間がかかることです。

iOS 11のファイルアプリは、これらの問題を解決しています。デバイスにあるファイルを一括して管理でき、どのアプリで開くかも選べます。

カメラロールが本来の姿に戻る

iPadに限り、カメラロールやアルバムに画像を詰め込む必要もなくなります。

現在は様々なアプリからアクセスできるように画像をカメラロールやアルバムに保存するしかありませんが、iOS 11ではファイルアプリから呼び出せます。

『WWDC』基調講演では、『Keynote』のファイルを開き、画像をファイルアプリからドラッグ&ドロップでスライドに追加する様子が実演されました。

wwdc_170606645


© 2017 Apple Inc.

wwdc_170606646


© 2017 Apple Inc.

これはiPad版のiOS 11に、アプリをまたいだドラッグ&ドロップ操作が可能になる機能が盛り込まれているためですが、iPhoneでファイルアプリにあるファイルをどのように活用できるのかは不明です。

オンラインストレージとの連携強化

ファイルアプリは『Dropbox』・『Google ドライブ』・『OneDrive』などと連携。iCloud DriveやiPhone・iPadにあるファイルと同じようにアクセス・管理できます。

現在は個別の公式アプリからファイルをアプリにコピーするか、アプリがそれぞれのサービスに対応していないと、オンラインストレージにファイルを保存したり、そのストレージにあるファイルを編集したりできません。

iOS 11のファイルアプリはiPhone・iPadに対応

WWDC基調講演ではiPadでのファイルアプリの利用例が紹介されましたが、ファイルアプリはiPhoneにも対応しています。

iPadだけで使える機能

iPhoneではできないのが、ドラッグ&ドロップによってファイルを開く・ファイルを埋め込むといった操作です。

ファイルを開く際は、ニュースサイト『Cult of Mac』によれば、ファイルアプリでファイルをドラッグ(長押し)→ホームボタンを押す→ホーム画面のアプリにドロップ(指を離す)すれば、指定したアプリでファイルを開けます。

ファイルを別のファイルに埋め込む際は、ファイルアプリで埋め込みたいファイルをドラッグ。ドラッグした指は離さず、目的のアプリに切り替えて指を離すだけです。

たとえばメールの添付ファイルなど、ほかのアプリからファイルアプリにファイルを保存することもできます。

iOS 11のファイルアプリの主な機能

  • ファイルの移動はドラッグ&ドロップ(長押し→移動先で指を離す)
  • フォルダを作ってほかのフォルダやファイルを入れられる
  • ファイルをコピー(複製)できる
  • ファイルはグリッド・リスト形式で表示できる
  • ファイルは日付・サイズによる並べ替えが可能
  • 複数の画像が入っているフォルダで画像を1つ開くと、画面を左右にスワイプすることで前後の画像も見ることができる
  • 動画やFLAC形式のファイルも再生できる
  • ZIPファイルは中身を確認できるが、解凍・圧縮はできない
  • いくつかの種類のファイルはファイルアプリで表示・編集できる
  • 画像には注釈を入れることができる
  • 対応アプリがインストールされている場合、ファイルをタップするとそのアプリで開く
  • iCloudを使ったファイルの共有・共同編集に対応
  • Dropboxではファイルにコメントをつけたり、共同で編集したりできる

ファイルアプリに対応したアプリの普及が必要か

iPadでのドラッグ&ドロップによる操作に対応するには、iOS 11やファイルアプリへの対応が必要になるものと思われます。そのためには開発者によるアプリのアップデートが不可欠です。

iOS 11の正式リリースは今秋ですが、ファイルアプリが便利なものになるか否かは対応アプリがどれだけ増えるかによるところが大きいでしょう。

iPhoneでのファイルアプリの機能については不明な点も多いですが、ドラッグ&ドロップを使って他アプリでファイルを開くことはできないようです。代替手段がないとすれば、ファイルアプリの「開くアプリを選べる」利点が活かせないことになります。

参考

Apple サポート ・販売元: iTunes K.K.
・掲載時のDL価格: 無料
・カテゴリ: ユーティリティ
・容量: 110.4 MB
・バージョン: 1.1.1

iOS 11関連情報はこちら!

ついに正式リリースされた『iOS 11』。最新の情報はこちらでご覧いただけます。
iOS 11の最新情報

参考になったらシェアお願いします!
▼新着記事やオススメ記事を投稿中!
Twitterをフォローする → AppBank(@appbank)
Facebookページをいいねする → AppBank
AppBankの事前登録サイト『ゲームコネクト
『テニスの王子様』ゲーム史上初となるリズムゲーム『新テニスの王子様 RisingBeat』で事前登録を受付中! 事前登録して「黄金の許斐先生像」を手に入れよう。

新テニスの王子様 RisingBeat

オススメ