スクエニ新作『トリニティマスター』レビュー。タワーディフェンス+●●=競技性の高い秀逸な対戦ゲーム


スクウェア・エニックスが今冬配信予定の新作スマートアプリ『TRINITY MASTER(トリニティマスター)』(以下トリマス)。

本作はタワーディフェンス系のシステムとアクション要素が加わった、新感覚の対戦ゲームだ。ここでは、先行プレイでわかった本ゲームのルールや戦略性の要素を紹介していく。(文:さくま)

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※ゲーム画面、およびステータスは開発中の内容となります。

英雄の操作とアニマの召喚を駆使して敵拠点を攻め落とせ!

本作はリアルタイムで進行していく、タワーディフェンス系となる1対1の対戦ゲーム。選択した英雄(キャラクター)の操作と、アニマと呼ばれる自動で攻撃と移動を行うキャラクターを召喚して戦うことに。


バトルのルールはフィールドの右端にある拠点の破壊か、敵の英雄を倒せば勝利。逆に左端にある自拠点の破壊、もしは自身が操作する英雄が倒されたら敗北となる。

▼上のゲージはお互いの体力と拠点の耐久値を表示。なお、拠点には防衛機能があり、近づいた敵を自動で攻撃するため、無理に英雄だけで攻めるとやられてしまう。


英雄の操作は主に2つ。画面端をタップし続けることでフィールドを左右に移動。攻撃は敵の英雄や拠点に近づいて射程内に入ったら自動で行うといったもの。

もう1つは画面右下にある丸いアイコンを押すことで使用できる「スキル」。

敵にダメージを与えるものから状態異常を与えるものまでさまざま。ただし、ゲーム開始時や使用後は再使用まで時間がかかるため連発はできず、常時効果を発動するパッシブスキルといったものも存在する。

▼本作の題名である「トリニティ」の要素の1つ「必殺技」。各英雄の個性が詰まった多彩な技が存在する。



個性豊かなサポートキャラクター「アニマ」を召喚して、ゲームを優位に進める

続いて本作のバトルにおいて最も重要となる「アニマ」の存在だ。

アニマは「マナ」と呼ばれるエネルギーを消費して召喚が可能。アニマは自動で移動や攻撃、支援を行って英雄をサポート。戦局に応じたアニマの召喚が勝利のカギとなる。


チーム管理で最大6体のアニマを編成できるので、アニマや英雄との相性を見て組み合わせを考えるのも、戦略性の高さがうかがえる。
 
▼英雄1人では拠点を落とすことはできない。マナを支払って多彩なアニマを召喚して、英雄とともに前進して敵拠点に攻め入るのが本作の醍醐味である。


アニマを召喚するマナとは?

召喚に必要なマナは自動で回復するコストのようなもの。アニマによって召喚に必要なマナが違うので、強力なアニマばかり編成していると召喚できずに敵に押し切られてしまうといったことも。

さらに、一定量のマナを支払うことで貯められるマナの上限解放と回復速度が上昇する。上限解放をしないと召喚できないアニマも存在しており、マナを上限解放に使うかの判断も勝負のポイントとなる。

▼画面の左下に現在のマナの量と上限解放に必要なマナの量が表示されており、アニマの画像の右下に召喚に必要なマナの量が表示されている。


アニマのタイプは複数あり、どれも特徴的な性能を持つそのアニマのタイプについて軽く紹介しよう。

近接攻撃型

▼バランスのとれた性能をしているアニマ。敵英雄やアニマ、拠点に接近したら攻撃を行う。


遠隔攻撃型

▼遠距離から攻撃できるアニマ。敵拠点方向に移動を行い、敵を射程内に捉えたらその場で停止して攻撃を行う。


タンク型

▼体力と防御力が非常に高いアニマ。タンクを壁にして後ろから攻撃するといった戦術がたてられる。


飛行型

▼空中から敵を攻撃できるアニマ。近接攻撃を行う相手には一方的に攻撃することが可能。撃破するには遠隔攻撃を行う必要性がある。


支援型

▼攻撃性能は低い分、味方の英雄やアニマを援護する性能に長けているアニマ。画像の癒し爺ノルド=ドンは体力の減った味方やアニマを回復して援護してくれる。


破壊型

▼拠点やタワー型のアニマに対して有効なアニマ。画像の巨大なアニマ「心優しきタイラント」は、敵からの攻撃を受けても構わず直進し、敵拠点に近づいたら強力な攻撃で周囲に大ダメージを与える。


タワー型

▼拠点から召喚されるアニマとは違い、こちらは英雄のいる位置に召喚される。遠距離攻撃を行うバリスタや、敵の足止めをするバリケードといったものが存在。


アニマは集めるだけじゃない! レベルを上げてより強力なアニマを育成せよ!

アニマはバトルの報酬やガチャなどで入手可能。すでに持っているアニマを入手した場合は、レベルを上げる経験値として使用できる。低マナで召喚できるアニマでも、強化させることで主力となるアニマへと変化することも!?

▼アニマの下に書かれている「×3」部分は、3体分の経験値へと変化する。レベルを上げる際に必要数(経験値)が多くても悲観することはない。


▼レアリティがコモンやレアのアニマは入手しやすいため、早い段階で強力なアニマへと成長していく。また、レアリティが低いアニマは同時に召喚できる数が多く、物量で攻められる場合が多い。



英雄の選択と成長要素

英雄はアニマと同様に、チーム管理で選択する。英雄も近接攻撃や遠隔攻撃を行うものと個性がさまざま。英雄1人1人に成長要素やカスタマイズがあるので、こちらも軽く紹介していく。

▼はじめに選べる英雄は3人。ほかにも英雄が存在しており、ゲームを進めていけば入手可能となる。



近距離攻撃を得意とする戦士タイプの英雄もいれば、遠距離攻撃を得意とするアーチャー的な英雄や、強力な魔法攻撃を得意とする英雄もいる。

▼初心者に絶対おすすめの英雄「ロウラン」。ダメージ軽減系のスキルを持つので、英雄ながらタンクとして前線で戦える。体力自動回復スキルも持つので、とにかく汎用性が高く、やられにくい。


▼遠距離攻撃系の英雄は敵アニマをがんがん減らせるので強力。反面、体力は低めなので、油断すると瞬殺されることも!?


▼魔法を使いこなすマリージアは、重力結界が敵を集めて、強力な範囲攻撃で一掃するというコンボ技が得意。体力は低いものの、回復魔法的なスキルも使えるので、意外としぶとい。


▼味方アニマの移動速度をアップできるので、速攻をかけやすいシルヴァイン。さらに敵をスロウ状態にするスキルも持つので、パターンにはまると一方的に攻めまくることが可能。


なかには、戦闘不能になったアニマを利用して戦うネクロマンサー的な英雄も存在。正直なところ、能力がピーキーすぎるが、使いこなせれば非常に強力なのがファタ=モルガーナ。

序盤のコストが低いアニマと組み合わせがよく、継続的にダメージを与え続ける毒を使うこともできるので、からめ手やトリッキーな戦いが好きな一部のユーザーには好かれそうだ。

▼けっこうイタイ発言が多いところもかわいいファタ=モルガーナちゃん。戦闘不能になったアニマが多いほど力を発揮するスキルもあるので、低コストで召喚できるアニマと相性がよい。アニマの死体(的なもの)をガイコツナイトに変えて復活させ、それを爆弾として使うという外道っぷりも素敵。


英雄のスキルや特徴とあわせて、アニマとの相乗効果を狙いながらチームを組んでいく楽しさ。たったひとつの最強ではなく、「自分だけの最強」を考えていく部分は、『トリニティマスター』の醍醐味と言っても過言ではない。

英雄のレベルアップ

英雄もアニマと同様にレベルアップで成長していく。こちらは後ほど紹介するダンジョンで英雄のレベルを上げるアイテムが入手可能。アイテムは個別の英雄専用となるので、入手したらどんどんレベルを上げていこう。

▼英雄もレベルを上げればステータスが上昇する。対人戦に挑む前に、まずは英雄のレベル上げを行うといいだろう。



装備の強化

英雄は個別に武器や防具を装着しており、それぞれ攻撃力や防御力などを上げる役割を持つ。こちらもダンジョンで強化するアイテムを入手できるようだ。

▼強化できる装備は4か所。装備の強化によって、対応したステータスが上昇する。攻撃力を上げたいなら武器を強化していくというもの。


スキルのカスタマイズ

キャラクターのレベルを上げるとスキルポイント(以下、SP)を入手。SPは英雄ごとに使えるスキルの習得、またはスキルのレベルを上げるのに必要なポイントだ。戦いのスタイルや使いたいアニマに合わせたスキル振りも重要になってくる。

▼MMORPGでよく見るようなスキル振り。特定のスキルを一定レベルまで上げると、新たなスキルを習得できる流れだ。


ルーンの管理

こちらはアリーナで一定のティアまで上げると解放される要素だ。ダンジョンで入手したルーンの欠片を装着することで、キャラクターのステータスを上昇させる。最大4つまで装着でき、組み合わせによって特殊な効果を発動することも。

▼ルーンには形と色が違うものがそれぞれ4種類。ルーンの色によって上がるステータスが異なる。


ダンジョンで英雄を成長させ、アリーナでライバルたちに挑め!

本作の基本的なモードは2種類。世界中のプレイヤーと戦いティア(ランク)を上げてゆく「アリーナ」と、1人用の「ダンジョン」だ。

ダンジョンは復活した英雄と魔族の戦いが描かれた本作のストーリーモード的な位置づけ。英雄を成長させるために必要なアイテムが盛りだくさん!

ガチャを回すためのダイヤなども入手できるため、まずはダンジョンでゲームに慣れながら、パーティを強化していくのがよいだろう。

▼ステージごとにミッションが設定されており、難度が高いミッションをクリアすればダイヤなどの目玉アイテムが入手できる。


アリーナは1対1のガチバトル! 勝利することでティアを上げるためのポイントとアリーナBOXを獲得する。アリーナBOXからは各種育成に必要なゴールドやアニマが排出。ティアが上がるほどより良いアリーナBOXが手に入るといった特典もある。

▼対戦相手は自身のティアと近いプレイヤーが選択される。バトルを重ねてより高いティアを目指そう!


▼アリーナBOXは時間経過で開封されるが、ダイヤを使用して即座に開封することも可能だ。レア度の高いアリーナBOXほど、開封に時間がかかるようだ。


ガチャ要素

最後に、みなさんが気になるガチャ要素について触れておこう。本作のガチャで入手できるものはアニマだ。

アニマにはレアリティがあり、下からコモン→レア→スーパーレア→レジェンダリーと存在する。もちろん、レジェンダリーアニマであれば特殊なスキルを持つものもあるので、ぜひ狙っていきたいところ。

▼本作のガチャ演出は、画面上に星が展開されてタッチすると入手したアニマが表示される。星の色でレアリティを示唆しており、星の色が紫色に光っているときは注目! ここで紫色がなくても大丈夫。確変演出でレジェンダリーアニマが出ることも!?



▼レジェンダリーアニマの「不屈仁のエレノア」。攻撃時に一定確率で数秒無敵状態になる、強力なタンク型のアニマだ。


▼レジェンダリーアニマの「聖紅槍のロゼッタ」。飛行タイプで、召喚時に範囲攻撃ができる。


▼レジェンダリーアニマの「緋英公エイブラム」。一定確率で、攻撃時に与えた体力回復を行う。いわゆる体力吸収ができるので、長期戦でも役立ってくれる。


ガチャを回すためのダイヤは購入することもできるが、アリーナやダンジョンの報酬でも多く入手できる。ほかにも、ミッションやログインボーナスといった部分でさらに集められるため、ガチャを回せる回数も多いように思えた。

まとめ:プレイスキルがとにかく重要となる、良質な対戦ゲーム

本作はタワーディフェンスにアクションが加わった新感覚のゲームであり、対戦ゲームが好きな人にはハマる部分が非常に多い作品だと思えた。操作する英雄や成長などの要素も詰まっており、やり込み具合も非常に高い。

特に本作が従来のタワーディフェンスと大きく異なるのは、英雄を動かせる部分だ。英雄は非常に強力だが、英雄がやられると敗北してしまうという諸刃の刃の部分がある。

多くの英雄は、周囲のアニマにバフをかけて強化する能力を持つので、基本的には先陣に立って戦うのがセオリーになる。だが、アニマの盾になれるタイプの英雄もいるが、基本的には集中攻撃を受けると比較的簡単に英雄はやられてしまう。

英雄を後ろに下げて慎重に戦うか。一気に攻めて短期決戦を挑むか。その駆け引きは、ワンパターンでなんとかなるものではないがゆえに、毎回異なるドラマが生まれて、対戦がおもしろくなる。

必殺技も非常に強力で存在感があるものばかりなので、だからこそ使いどころが重要となる。

いかに相手の必殺技を無駄撃ちさせて、自分の必殺技を効果的に使えるか。シンプルながら、その考えが勝敗を分かつという、まさに「プレイスキル」が問われる要素となっているわけだ。


そういった英雄の一挙一動に加えて、アニマを召喚するタイミングも重要だ。一部のアニマは「召喚時にHPが低い敵を攻撃」など、召喚時に特殊な効果を発揮するので、召喚タイミングも重要となる。

初期はアニマのレアリティやレベルの差で勝負が分かれることもあるが、ある一定のラインからは「運」や「ゴリ押し」だけでは絶対に勝てなくなる。

プレイスキルが重要となり、実力がある者が必ず勝利するという意味で、非常に競技性が高い対戦ゲームと言えるだろう。

ちなみにタワーディフェンスと聞くと1試合が長そうに思われるが、長くても4分ほどで1勝負が終わるため、非常にサクサク遊べるのも間口の広さを感じた。

▼ストーリー仕立てのダンジョンは、ある意味で壮大なチュートリアルともいえる。


最初は1人用のダンジョンでRPG的な遊び方をして、ゲームに慣れてきたらアリーナで対人戦の奥深さにはまる。そういう流れで、順を追ってゲームの楽しさに触れていく人も多いはずだ。

「対戦ゲーム」としてしっかりと考えられたゲームなので、この冬、熱き戦いを求めるプレイヤーにはぜひおすすめしたいところだ。

特に英雄やアニマのレベルが同等の相手と戦った際の「一手間違ったという悔しさ」と「読み勝った時の快感」は筆舌しがたい。ぜひ周囲の知り合いを誘って、同じくらいの強さのレギュレーションでの戦いも楽しんでみてほしい。

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※ゲーム画面、およびステータスは開発中の内容となります。
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