新生活のおともにいかが? 駅巡りが楽しくなる位置情報ゲーム『駅メモ!』開発者に聞く開発秘話&初心者攻略
2014年6月に配信され、長きにわたってプレイされ続けているモバイルファクトリーの位置情報ゲーム『ステーションメモリーズ!』(以下、駅メモ!)。
位置情報を利用して、駅の情報を集めるコレクション要素や、他プレイヤーとの対戦も楽しめる本作は、ちょっとした時間でも楽しめる不思議なゲームです。
進学や就職などで新生活を迎える時期に、電車移動のおともとしてもオススメの本作について、開発者インタビューを行ってきました!
開発秘話や注力しているポイントにくわえて、ゲームを遊び始めた初心者に役立つ攻略テクニックも教えてもらいましたよ!(文:ライターM)
●インタビュー相手のプロフィール
●中山政樹氏:シニアディレクターとして『駅メモ!』の運営及びデータ分析を中心に担当。ゲーム内イベントの設計なども手掛ける。
●鈴木康之氏:地方創生・観光プロモーションコンソーシアム副代表理事。地方自治体や鉄道会社など、社外との折衝や窓口業務をはじめO2O(Online to Offline)イベントの企画進行を担当。
▼右はシニアディレクターの中山政樹さん。左はO2Oイベントを主に担当している鈴木康之さん。

「お出かけを楽しくすること」をメインにリアルイベントも多数展開
ーーまずは『駅メモ!』の開発コンセプトについてお聞かせください。
中山:「お出かけを楽しくする」ことを重視してサービスを立ち上げていて、ユーザー様のお出かけが楽しくなるような運営を目指しています。
鉄道を中心にして作っていますが、それだけではなく、このサービスを使うことで普段の外出がより楽しくなるように、というのが基本的なコンセプトです。
ーーリアルのイベントとのコラボが多いのも、そういった理由からでしょうか?
鈴木:実際にユーザー様が移動することで本来の魅力を楽しめるゲームですし、移動や旅行に伴って消費行動なども発生するので、経済効果にも影響が出ます。
そういったことから、リアルとのコラボを実施させていただくことで、観光地にもお役立ちできているのかなと思います。
▼位置情報を利用して、「でんこ」とともに駅のデータを集めることに。
ーー3年以上の長期展開となっていますが、これまで実施してきたイベントの中でも思い出深いものについてお聞かせください。
中山:『駅メモ!』の運営上、力を入れているのは、ゲーム内でどれだけプレイしたかとか投資をしたかではなく、実際にどれだけ移動したかにあります。
使っているキャラクターの種類がイベントの参加条件に引っかかることもなく、誰でもクリアできるし、移動した人が楽しめるということを重点的に行っています。
中でも反響が大きかったものは、リアル宝探し【タカラッシュ!】とコラボした「東京トレジャー鉄道」ですね。
スタンプラリーにも似ているのですが、どこに行けばいいのか事前に公開されず、謎が示している駅に行くと次の謎が出てくるという仕組みで、謎を説いていくと、総額100万円分のグッズ抽選券などが当たるというミステリーツアーに近い体験でした。
また、去年実施した『駅メモ!』初のコラボカフェも反響が大きくて、ユーザー様がお互いにグッズ交換を始めて交流してくれたり、連日リピートしてくださるお客さんもいたり。
中には十数回目ですという人もいて、すごかったですね。開催中はコラボカフェの話題で持ちきりでした。
ーー『駅メモ!』コラボの駅弁もありましたよね。
鈴木:嵯峨野観光鉄道さんとの取り組みのひとつですね。前提として、「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」という地域の人、事、モノなどを表彰するイベントがあり、モバイルファクトリーはエイチ・アイ・エスさんと共同で2016年に「こだわりの駅弁」部門を設置しました。
地域の将来を支える名品とその市場開拓および「地域のファン化」を支援する33部門からなる表彰制度で、弊社の『駅メモ!』では鉄道がゲームの要素になっているということから、駅弁を対象として表彰することになったんです。
その受賞駅弁となったのが、京都の地場産品を使っている淡路屋さんの「きつねの鶏めし」で、そのお弁当が作られるきっかけとなった嵯峨野観光鉄道さんとイベントをご一緒したというのが流れですね。
お揚げのところにチェックインボタンでおなじみの美子さんの焼き印を押していただきまして、パッケージもデザイナーが工夫を凝らしてインパクトのあるものに仕上げていただきました。
ーーそんな鈴木さんの思い入れ深いイベントは何でしょうか?
鈴木:私が個人的に思い入れがあるイベントとしては、二年ほど前に実施した岩手県さんとのコラボですね。初の自治体さんとのコラボということで気合いも入って、副知事さんにもご来場していただき連携協定締結式という形式で、記者発表も行いました。
イベントでは北岩手の十ヶ所の駅をグルっと回ることになるのですが、実際に行ってみると弾丸ツアーで一泊二日かかるような日程でした。それにもかかわらず二千名ほどのユーザー様に十ヶ所を全制覇していただいていて、一ヶ所以上行っていただいた方も五千名ほどにおよびました。
キャンペーン期間にそれだけの数の方が岩手県を訪れていただいたので、その後のO2Oイベントを開催する弾みにもなったかなと記憶しています。
現地での取り組みとしては、3〜4ヶ月くらいのキャンペーン期間中、IGRいわて銀河鉄道さんと三陸鉄道さんの車両に『駅メモ!』オリジナルのヘッドマークをつけていただきました。
キャンペーンは3ヶ月程度ありましたので期間中の起爆剤企画として、IGRさんの盛岡駅構内でお披露目会を開いて、ヘッドマーク車両がホームに入線するところを現地でユーザー様にお見せして、楽しんでいただきました。
キャンペーン期間中はSNSへの投稿なども結構多くて、『駅メモ!』イベントがなければ一生岩手に行くことがなかったと書き込んでいるユーザー様もいて印象深かったですね。『駅メモ!』本来のゲームコンセプトどおり、お出かけのきっかけになっているんだなと、さらに実感もわきました。
沿線地域への観光振興の施策として、飲食店さんやお土産屋さんに行って買い物をするとグッズを配布するキャンペーンも実施しました。全域で千名以上の増客があり、岩手県庁さんや現地の店舗さんにも喜んでいただけたので、そういったところもO2Oイベントとしての手応えを感じた部分ですね。
リアルイベントのノウハウを生かした楽しいイベントを展開!
ーーリアルイベントならではの大変な部分などはありましたか?
鈴木:苦労した点としては、ご協力いただく現地の方々への企画説明でしょうか。
現地に行かないと準備を進めにくい部分もありましたので、東京と岩手を何度も往復したり、電話やメールでも細かく打ち合わせを進めていきました。
岩手県庁さんや現地の鉄道会社さんにお手伝いいただきつつも、リアルと連携するイベントの大変さを痛感しました。

ーーその後、さまざまなリアルコラボが行われましたが、やはりノウハウはたまってきましたか?
鈴木:自治体さんとのやりとりというところでは、かなりノウハウがたまってきましたね。最初は本当に手探りでしたけど。
中山:組み方が慣れてきましたね。
鈴木:どういう組み方が一番適切かとか、自治体さんやユーザー様にも喜んでもらえるというところは慣れてきた感はあります。
前例もなく、何をどうすればいいのかわからなかった当初と比べると、説明するための資料も充実してきているかなと。
ーー岩手県が最初のコラボ先というお話でしたが、これまでにどれくらいの件数のコラボを実施されているのでしょうか?
鈴木:自治体さんとや鉄道会社さんとのコラボは十件以上は行ってきています。IPとのコラボとなるとさらに数は増えます。
ーーコラボ先の自治体とは、北から南まで津々浦々という感じでしょうか?
鈴木:そうですね。私たちから提案させていただくこともあれば、最近では逆にお問い合わせいただくということもありまして、結構エリア関係なく幅広く検討・実施させていただいています。
最初は関東が多かったのですが、岩手県で東北エリアをやり、昨年は奈良県とのお取り組みで近畿エリアでも行っていますので、南の方も徐々にやれたらなというところで考えています。
中山:京都市営地下鉄さんとも長い間コラボさせていただいてますね。
でんこの一部イラストを手がけているイラストレーターの賀茂川さんが、『地下鉄に乗るっ』のキャラクターデザインを手がけていたことがきっかけで。
鈴木:自治体でいうと奈良県さんやエイチ・アイ・エスさんとコラボさせていただき、愛知県蒲郡市のラグーナテンボスというテーマパークにおいてスタンプラリーキャンペーンもありました。
トロッコ列車でおなじみの京都府嵐山にある嵯峨野観光鉄道さんとのお取組では、『駅メモ!』キャラクターのでんこを公認いただいて、駅弁パッケージにも登場させました。また、本取組は京都市さんからも後援をいただいています。
直近では、現在開催中の千葉モノレールさんとのコラボがありまして、千葉市さんの観光パンフレットにもスタンプラリーキャラクターとしてでんこを活用いただきました。
このキャンペーンは、鉄道会社さんの企画の中でも最大規模の取り組みになっていて、ヘッドマークだけでなくラッピング車両を走らせるなど、盛りだくさんの内容でやらせていただいてます。
ラッピング車両やヘッドマーク車両は、6月末までずっと走り続けていて、ユーザー様もSNSに写真をアップされたりと、楽しんでいただいているようで嬉しく思います。
ーー観光地とか旅に向いている自治体がコラボ先として多いのかなとは思いましたが、まさかのイラストレーターさん繋がりでしたか。
中山:あとは単純に京都が観光地だからやりたいなと思っていた部分もあり、うまくつながりましたね。
ーーちなみに『駅メモ!』でイベントを行う際の、コラボ先を選ぶ基準みたいなものはあるのでしょうか?
鈴木:明確な基準はありませんが、連続して同じ地方ばかりという流れではなく、できるだけ未開催のところでやりたいなと考えている部分はあります。
あとは現地に行ってユーザー様が楽しんでいただけるかというところで、どのような要素を盛り込めるかというところを重視しています。
中山:アニメコラボに関しては、キャラクターの特性が似ているモノという点を重視しています。
それ以外でもコラボ先のIPさんが現地でイベントを行ったり、そういう場面がアニメの作中に登場すると、『駅メモ!』としてもその場所に行くと何かがもらえるよみたいな仕組みができるので、それを念頭に置いていたりしますね。
例えば、昨年サンリオさんの「SHOW BY ROCK!!」とコラボさせていただいたときは特設ストアが東京駅に出店していたので、それにあわせて『駅メモ!』の中でも似たようなものをやってみたり。
スクウェア・エニックスさんの『スクールガールストライカーズ』も声優イベントとあわせて、期間間限定で現地に行くとガチャチケットをもらえるという仕掛けを行いました。
ーーいわゆる聖地巡礼とか、原作にその土地が強く出てくるものが多い感じでしょうか。
中山:そうですね。東京都立川市を舞台に描かれた『フレームアームズ・ガール』はアニメの放送回に出てきたところに毎週ミッションが追加されて解禁されていくとか。
今週はこの施設が出てきたから、この施設が解禁されるよみたいな感じで。
鈴木:ユーザー様の中には、アニメを見ていて「たぶんここだろう」と待機していて、日付が変わるタイミングで位置登録する方もいらっしゃって、「もうすでに誰かいる!?」みたいなこともありました(笑)。
ーー地方創生とも結びつくO2Oイベントも活発ですが、これまでどのような取り組みをなされてきたのか、きっかけなどもお聞かせください。
鈴木:きっかけとしては『駅奪取』シリーズでの取り組みでして、実際の居酒屋さんに行くみたいなイベントを実施したところ集客につながったという事例がありました。
実際にユーザー様が動くゲームになっているという部分でお役立ちできるのではないかと自治体さんや鉄道会社さんにご提案して、どんどん規模を拡大しつつ数を増やしていったというのが経緯です。
中山:O2Oに関してはゲームの売り上げを伸ばそうというよりも、地方自治体と組ませていただいて、そこにいる人たちには『駅メモ!』のことを知ってもらうことを目的にしています。
『駅メモ!』のユーザー様に、実際にご当地に行って楽しんでもらいたいという気持ちを優先して、採算度外視でイベントをつくっていますね。
最初にすべきことは何? 開発スタッフから初心者への攻略アドバイス!
ーー開発スタッフの方も実際に『駅メモ!』を遊んでいるのでしょうか?
中山:自分は相当遊んでいますね。30路線をコンプリートするとでんこを編成できる超レアアイテム「連結器」が手に入るのですが、29路線辺りでわざわざコンプリートするために、旅行中にもかかわらずまったく用事のない路線に乗って、終点まで行ってみて、駅を出たらすぐ戻ってきたりしました(笑)。
ーー路線を増やすことで得られる特典はほかにも何かあるのでしょうか?
中山:機能として提供しているものでは、称号ですね。この都道府県にある駅を何割くらいチェックインしたのか示すようなもので、路線に用意されています。
ーーそういった条件をチェックしながら遊ぶと捗りますね。やっぱり、旅行中はチャンスということですね。
中山:他のコレクションと違うのはそこだと思っています。何かコレクションをするときって結構意気込んで挑まないと集まらなかったりするじゃないですか。
『駅メモ!』の場合は、ちょっとした移動とか通勤でこまめにチェックインしているだけで勝手に集まるので、もう少し頑張ってみようかなとやる気を保ちやすい。
ーー実際に通過していない駅でも、ある程度は路線をたどってチェックインできるところも親切ですよね。
中山:コレクションって終わりが見えてくると楽しいですよね。『駅メモ!』の場合はそんなにガチガチの条件にしていないので、日常の生活の中で自然とたまっていって、「気づいたらこんなに集まっていたんだ!」と楽しくなれると思います。
ーー旅行でもサブの目的とかにしやすいですね。
鈴木:あとは、行ってみたらこんな駅名や地名があったんだとか知るきっかけにもなります。
お出かけしていく中で初めての景色を見たり、普段行かないところにも行ってみたりしたくなりますので、『駅メモ!』で遊ぶことによって、ちょっとした遠出や寄り道も楽しんでもらえたらおもしろいかもしれないですね。
遠出してもらうことで『駅メモ!』の楽しみ方である「ゲーム+お出かけ」というところがより実感してもらえるんじゃないかなと思います。
ーーこれから遊び始めようというユーザーに向けて、初心者向けの攻略アドバイスを教えていただけますか?
中山:最初の楽しみとしては陣取りゲームの要素もあるのですが、日常の中でちょっと行ってみようかなというきっかけをたくさんご提供できるのかなと思っています。
距離的には近いけれども行ったことのない駅とか実はたくさんあったり、電車としては知っているけど乗ったことないよねみたいなものが、コレクション性を足されることでちょっと行ってみたくなったりするじゃないですか。
『駅メモ!』の場合は、そういうところに行くと経験値がどかっともらえるので、キャラを育てる楽しみにもつながると思います。
鈴木:初めて訪れる駅では、たくさんの経験値ボーナスをもらえますからね。
中山:また、ユーザー様が自由に書き込める「駅ノート」というものをすべての駅に用意しているところもポイントです。
その駅の本当にローカルな情報みたいなのが書き込めるようになっていて、見ているだけも結構楽しかったりはしますね。
最近ではグルメとか見どころとかカテゴリを選べるようにしたので、よりお目当ての情報を探しやすくなったと思います。

鈴木:実際に駅に置いてある、アナログのノートと同じイメージですね。
ーー全駅にあるのですか?
中山:廃駅にまであります(笑)。初めて来ましたとか、この駅のメロディいいですねとか、旅日記的なノートとしても楽しめますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
▼「駅ノート」では旅の思い出のほか、思わぬ地元の名店情報も!? 自分の最寄駅のノートを読んでみるだけでも楽しいですよ!

ーーでんこちゃんと一緒に写真を撮れるアプリもありますよね。
中山:「お出かけを楽しく」がコンセプトなので、お出かけをしたら風景とか撮りたくなるじゃないですか。実際にでんこと一緒に旅をしているのだから、そのでんこを使って写真を撮れないと意味ないよねと作ったのが『駅メモ!おでかけカメラ』です。
ーー駅ノートと合わせると、ちょっとした旅行の記念になりますね。では、よりゲーム攻略的な側面ではいかがでしょうか?
中山:ゲーム開始時に3人のでんこの中から1人を選べるのですが、あくまでも僕個人のオススメとしてはアタッカーのメロという子がイチオシですね。
『駅メモ!』は陣取りゲームのような要素がゲーム上で繰り広げられるのですが、昔からプレイされているユーザー様と勝負していかなければいけないので、駆け出しだとその辺がすごく大変です。最初は、普通に攻撃に参加できるアタッカータイプの子がオススメですね。
▼どのキャラを選んでも楽しめますが、初心者はアタッカーのメロを選ぶと遊びやすいようです。

一度も訪れたことのない駅(=新駅)にチェックインする以外にもデイリーのボーナスがあって、すでに訪れたことのある駅でも少しずつ経験値を獲得できるようになっています。通勤通学で時間があるときはちょっと遠回りしてもらうと、序盤はそれだけでも随分レベルが上がったりはしますね。
また、与えるダメージを減らす代わりに経験値を増やす「ねこぱんち」というアイテムがあります。最初の頃はダメージが減ろうが減るまいがほとんど変わらないので、これを使って経験値を増やしてレベルをひたすら上げるというのも手です。
時間当たりの効率を考えると、アイテムを使った方がリンクをするより効率がいいことがほとんどなので、もらったものは惜しまず使うということでオススメしています。
ーーキャンペーン的なもので何かオススメポイントなどありますか?
中山:遊び始めてしばらくの間は「のぞみ」という特別なでんこがお手伝いしてくれます。
彼女は育成不要なだけでなく、先頭車両のでんこのステータスをアップするという強力なスキルを持っているので、それを活用して育てたいでんこをサポートするといいですね。いわば期間限定のアドバイザーみたいな存在です。
▼ゲームを遊び始めると一定期間だけ助けてくれるのぞみさん。ステータスの底上げをしてくれる便利なキャラです。

『レキシトコネクト』と一緒に遊ぶのもお得!
ーー御社が提供している『レキシトコネクト』とのコラボイベントについても、どういったものが展開されているのかお聞かせください。
中山:『レキシトコネクト』の中で登録されているスポットが『駅メモ!』にも関連していて、電車から直接取れないところも多いんですね。それでも普段降りてないところに目を向けてもらえたらというのが一番の狙いでした。
ーー寺社仏閣サーチみたいなところがあるので、意外な場所に意外なものがあったと気づかされることがありました。
中山:スポットに近づくと『駅メモ!』にも通知が出てくるので、あまり意識していなくても、この近くにお城とかあったんだと気づけるようになっています。
▼『レキシトコネクト』は駅ではなく、寺社仏閣のデータを収集できます。コラボ期間中、「歴史遺産」スポットにチェックインすると、『駅メモ!』でポイントがたまって、豪華報酬をもらえますよ!

ーーこういった位置情報ゲームを遊ぶなら、同時に進行した方が効率もいいのかなとも思いますが。
中山:弊社のチームメンバーの中にも並行して楽しんでいる者はいます。
どうしても移動中ですとアプリを切り替えるのが大変なので、アプリに連携機能を設けて『駅メモ!』でチェックインすると『レキシトコネクト』や『駅奪取』でも同様にチェックインしたことになるという感じです。
ときにはシビアなタイミングとかもあって、アプリを切り替えてたら通り過ぎちゃったみたいなことにもなりかねないので(笑)。
ーーでは最後に、『駅メモ!』を楽しんでいるファンへメッセージをお願いします。
鈴木:駅の取り合い的な部分を中心に楽しむ人もいらっしゃいますし、駅だけをのんびり集める方もいらっしゃいます。
私はどちらかというとのんびり寄りですが、旅行した際のおともに、一緒におでかけを楽しんでいただければいいなと思います。これからもよろしくお願いします。

中山:ゲームの運営を三年続けていると閉じる方向に向かったり、勢いが落ちてくるところが多いと思いますが、『駅メモ!』はまだまだ成長しているタイトルでこれからも機能の拡張とかを続けようかなと思っています。
ライフログツールを出発点にしているので、ゲーム的な部分でUIが追いついていなかったりもするので、今年はそこに力を入れて改修していこうかなと思っています。
▼全3話のショートアニメも配信中。これを見て「でんこ」たちが気になった方は、ゲームも遊んでみてはいかが?
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