『三極ジャスティス』レビュー。中二病をこじらせ続けているオトナにこそ遊んでほしいダークな魅力

ゲームライターのタダツグです。今回、ケイブさんから2018年春にリリース予定の新作アプリ『三極ジャスティス』のクローズドβテスト(CBT)に参加させていただけました!

ここでは、触って感じたアレコレを私感も交えつつ書きつづっていきたいと思う次第。


ちなみに僕は、「ジャスティス」という単語を聞くと、某少年マンガ誌で連載されていた『超弩級戦士ジャスティス』というコミックを思い出します(ビバ40代!)。

あのマンガはけっこうなレベルでぶっ飛んでいた、いわゆる“こじらせ系ヒーローマンガ”だったのですが! 当時……どころか今でもこのマンガのことを覚えている……むしろ大好き……信じろ、アイアムジャスティスだ! っていう人には、正面きってこの『三極ジャスティス』をオススメしたい(むしろ友達になりたい)。

ただのこじつけだろって? ノンノン、そんなわけがない。この『三極ジャスティス』も最高にCOOLでネジがぶっ飛んだ、めちゃくちゃこじらせたゲームなのだから!

誤解をおそれずに言わせてもらえれば、いわゆる「中二病」をこじらせ続けているすべてのオトナに遊んでほしいゲームなのです。その理由は、これから解説していくぜっ!(文:タダツグ)

クセのあるクリエイター陣が作り上げるダークな世界観

そもそも『三極ジャスティス』は、下記のそうそうたるメンバーが結集し、その総力を注ぎ込んで開発しているケイブ渾身の一作。

・世界観監修、シナリオ:芝村裕吏氏(代表作に『高機動幻想ガンパレード・マーチ』、『新世紀エヴァンゲリオン2』、『マージナル・オペレーション』シリーズ、『刀剣乱舞』など)
・アートディレクター:井上淳哉氏(代表作:『デス スマイルズ』シリーズ、『おとぎ奉り』、『BTOOOM!』、『LA Vie en Doll』など)
・サウンド:並木学氏(代表作:『怒首領蜂』シリーズ、『バトルガレッガ』、『BLACK★ROCK SHOOTER THE GAME』、『哭牙 KOKUGA』など)
・総監督:池田恒基氏(代表作:『怒首領蜂』シリーズ、『虫姫さま』シリーズ、『デススマイルズ』シリーズ、『ゴシックは魔法乙女』など)

いずれも独特の世界観とゲームシステムで、コアなゲームファンを引きつけてやまない作品を作りあげたクリエイター陣が結集していることはおわかりいただけたことでしょう。

▼画面は公式サイトより。


世界観はめちゃくちゃダークテイスト。詳細は公式サイトでご確認いただきたいのですが、ものすごく簡単にいえば、「内戦で3つの勢力に分かれた近未来の日本を舞台に戦う物語」となっています。

少子化と人口減の打開策として「ライフサイエンス」を解禁し、工場で優良な人工人間を量産する架空世界の日本……この設定にニヤリとできれば、あなたはこのゲームをプレイする適性アリ! 

登場する組織は3つ。

「強い日本」を掲げ、官僚と人工人間による支配を目論む政府組織「カスミガセキ」


カスミガセキによる支配に反発せし、自由を取り戻すために戦う反政府勢力「ヤオヨロズ」


両者の内紛で国土が疲弊し、混乱が広がっていく中で勢力の根を広げていく悪のシンジケート「ダークシスターズ(ダクシス)」


プレイヤーは上記のどこかに所属し、自らが望む世界を手に入れるために戦うことになるのです。

なお、先ほども紹介した公式サイトには、「陣営適性チェッカー」なる気の利いた機能も実装されていてステキ。

ゲームをプレイする前に、一度占っておくのもいいかと思います。

▼ほほう、僕はダクシス向きらしい……。

さて、ここまでは前情報。ここからは実際にその世界観に触れてみての感想、およびゲームシステムのおもしろさについて触れていきましょう。

まずは勢力選びなのですが、公式サイトのチェッカーに従うわけでもなんでもなく、僕はダクシスを選びました。理由は下記のスクリーンショットを見てもらえればわかるハズ。




犯罪を行うためがゆえの戦争! 下僕と呼んでくださる(見た目は)か弱いご主人様! そしてお姫様抱っこッ!! ああ、妄想が爆発しそうです……。

もうね、ダクシスのリーダーである破滅の人形をはじめ、めっちゃ病んでるキャラたちが、上から目線で僕を頼りにしてくるのがたまらない。この倒錯した主従関係! たまらないッ!!

上の文章、いろいろと日本語がおかしいかもしれませんが、これが真理なんだから仕方なし。こんなんドM御用達というか、一も二もなくダクシスチョイスですわ。

▼ちなみにβテストでは、ストーリーの導入部分をプレイしたうえで「あ、ちょっと違うかも……」って思った場合は、別勢力を選び直すこともできました。どうせどの組織も闇が深いと思うんですけど^^


直感的な操作でアクション+シューティング要素を楽しめる!

さて、所属勢力が決まったらプレイヤーは指揮官的な立場として、「要塞機(=戦闘ロボット)」を操縦するパイロットに指示を出すことになります。

実際に要塞機を右に左に操作するのはプレイヤーなのですが、設定としてはパイロットがちゃんと乗り込んでおり、そこに指示を出している……そういうシステムですね。


戦場に出撃したら、出現する敵を撃破しつつ「ゲート」を解放していきます。

自機の周辺には所持している武器の射程を示すサークルが出現し、そのサークル内に敵をおさめることができれば、自動的にその敵への攻撃がスタートする仕組み。

▼攻撃はオート! これがじつに快適!!


当然ながら敵もこちらに攻撃を仕掛けてきますので、つまるところ、プレイヤーはおもに移動と回避を行いながら、うまく敵を射程にとらえてオート攻撃で撃破していくことになるわけです。ものすごくシンプル!

ただ、そこはさすがのケイブさんタイトル。当然ながら、シチュエーションによっては猛烈な弾幕が展開されることだってあります。

▼アクションシューティングですね、このゲームのバトルは。


なお、パイロットにはそれぞれスキルが設定されており、スキルゲージ(キャラアイコンの周りのサークル)が満タンになることで発動可能。より威力の高い攻撃を繰り出したり射程が大幅に伸びたりと、スキルはパイロットごとに異なりますので、その特性を理解し、戦況に合わせて使いこなしましょう。

また要塞機には「ダッシュ」や「ガード」といった固有のアクションが用意されています。ピンチの際には「ACTIONアイコン」をタップし、固有アクションの力で乗り切るのも手!

▼パイロットのスキルや要塞機のアクション内容は、事前に編成画面で確認しておきましょう。


すべてのゲートを解放した先の最終フロアにはボスが待ち受けていますので、これを撃破することが目標となります(より正確にいえば、最終フロアのすべての敵を撃破することが目標)。


当然ながら、使用する要塞機、搭乗パイロット、所持する武器によってこちらの戦力は変化するので、コレクション要素もバッチリといえますね。

パイロットはイベントで入手できるほか、ガチャで入手することも可能(めざせSSR!)。

ほかのパイロットと合成すればレベルを上げることができますので、優秀なパイロットを手に入れたらしっかり育成していくことが重要です。


武器や要塞機は、設計図を入手したうえで素材を集めれば作成可能。作戦への出撃前に、「編成」コマンドでしっかりと準備を整えておくことをお忘れなく。


さて、駆け足で説明してきましたが、ゲームシステムは直感的でわかりやすいので、この手のゲームを遊んだことがある人であればすぐに順応できるはず。ただ、『三極ジャスティス』の真のゲーム性は、むしろここからなんです、はい。


仲間との連携がものをいう? 壮大なるオトナの陣取り合戦

本作の物語は、3つの勢力が己の活動理念のもとに戦争を行っていることはもう書きました。

そしてプレイヤーは、その理念に共感して組織に所属するということも。ここで思い出してください。そう、本作をプレイしているのはあなただけではないということを……。


大仰に書いちゃいましたね(笑)。つまるところ、本作はただのアクションシューティングではなく、いわゆる「勢力同士の陣取り合戦」の要素も含まれているんです。

陣取り合戦なんて書くとちょっとお茶目に思えるかもしれませんが、やってることはガチの戦略戦。相手の拠点に出撃してアクションシューティングで守護部隊を殲滅し、その拠点の守備力を削っていきます。

仲間と協力して敵の拠点を攻め落とし、そこに新たな自軍拠点を設営できれば、戦況はおのずと有利になっていくわけですね。

▼仲間と意思疎通し、うまく敵拠点を落としていきましょう。プレイヤーの戦略眼が試されます。


▼戦闘終了後は、その戦場におけるMVPなんかも発表されますので、モチベーションもアップ!


一般的なアクションシューティングのちょっと先をいくこの要素がじつに楽しい!

戦闘終了後、チャットで今の戦いについて振りかえったり、次戦の作戦を練ったりもできるので、少しずつコミュニティが形成されていくことにもなりそう。

もちろん、「そういった他者との慣れあいは好かん!」という硬派なプレイヤーは、ひたすら敵拠点を落としまくる遊撃隊的なポジションで活躍することもできますよ。

▼拠点を頂点とした三角形を描くことで、エネルギーラインが形成。これをうまく構築していければ勝利は目の前!


まだβテストということで、もちろん気になる部分もあります。

ユーザーインターフェイス的に、狙っていない瞬間にパイロットのスキルアイコンや要塞機のACTIONアイコンに触ってしまったり、一度戦場に出撃したら戦いが終了するまで拘束されがちになったり。

もちろん途中で辞めてもいいんですけど、そのぶん戦場に出撃している味方に迷惑をかけちゃうかも……って考えると、踏ん切りつかないんですよね、僕は(汗)。

ここらへんはある程度、割り切って遊ぶことも重要かもしれません。

なにより、この手のゲームは3つの勢力の差が歴然となるほど開いてしまったら、一気に弱小勢力不利になると思うので、そこらへんをどうやってバランスをとるのか? ここは運営さんの腕の見せどころかと思います。超期待せざるをえない……。


僕もイチゲームライターの端くれ。正直に書くと、この『三極ジャスティス』に関して「すべてのゲームファンにオススメできます」とはなかなか言いづらいところがあります。だって深いもの、この深淵は。まるで沼。

ダークな世界観にどっぷり浸れる人、どこか淫靡で闇を感じるキャラデザインにくらくら来ちゃう人、手の平のなかの弾幕を回避することに快感を覚える人、仲間との協力&戦略で敵をねじ伏せていくのが好きな人。

魅力はいくつもあるものの、いずれもディープなぶん、一般性はあまりない気もします。

ただ、ハマれる人はどこまでもガッツリとハマれる。そんなディープな魅力を携えた作品に仕上がっていることは間違いない。

正式サービスが始まったら、まずは怖いもの見たさでもいいのでこのゲームに触れてみて、その恐るべき中毒性にヤラれてみてほしい。

たぶん、この記事をこんな最後まで読んでくれたあなたには、その素養がある!(笑)

そう断言して記事を〆たいと思います。我こそがジャスティス! そう信じて疑わない方はマジで遊んでみてください。楽しいから!


それでは、本日はこのへんで。

→事前登録はこちら:三極ジャスティス 公式サイト

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