【オクトパストラベラーレビュー】自由度の高さと王道RPGの進化形的なバトルが魅力

スクウェア・エニックスが7月13日(金)に発売するNintendo Switch用RPG『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』のレビューをお届けします。

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6月15日に配信された新たな体験版は全8人の主人公を誰でも自由にプレイでき、製品版にデータ引き継ぎも可能です。

本作は『ブレイブリーデフォルト』のプロデューサー陣が携わっており、さらに多くのRPGを手がけた実績があるアクワイアが開発に参加していることもあり、非常に完成度が高い作品となっています。

この記事では、8人の主人公を選べる自由度の高さと、バトルシステムの楽しさについて、プレイした感想を掲載します。(文:ATom)

▼「OCTOPATH TRAVELER紹介映像総集編」では、自由度の高い本作のシステムをチェックできます。敵の弱点をついてブレイクするバトルシステムも解説されています。

8人の主人公は旅立つ場所や理由、目的も人それぞれ!

本作では、最初に8人の主人公のなかから1人を選び、プレイヤーはそのキャラクターとしてオルステラ大陸を自由に冒険することができます。第1章では、それぞれの主人公が冒険へと旅立つまでの過程が描かれます。8人の主人公について、軽く紹介していきましょう。

▼剣士のオルベリクは、自らが再び剣を振るう意味を求めて旅立つ。声は小西克幸さん。
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▼踊子のプリムロゼは父親の仇の男を追って旅立つ。声は桑島法子さん。
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▼商人のトレサは、一人前の商人になるために旅立つ。声は青木瑠璃子さん。
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▼薬師のアーフェンは、大陸中の人々を病から救うべく、旅立つ。声は関智一さん。
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▼狩人のハンイットは、1年前に消息を絶った師匠を探して旅立つ。声は甲斐田裕子さん。
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▼盗賊のテリオンは、ある宝石奪還の依頼を受けて旅立つ。声は松岡禎丞さん。
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▼学者のサイラスは、消えた書物の行方を追って旅立つ。声は梅原裕一郎さん。
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▼神官のオフィーリアは、聖火教会の儀式により、各地を巡るため旅立つ。声は茅野愛衣さん。
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主人公によって生い立ちや出発地点が異なり、何のために旅立つのかも人それぞれで、多種多様なストーリーを楽しめます。好きなキャラクターを選んで進められる自由度の高さがうれしいですね。

なお、第1章では基本的に主人公1人での冒険となりますが、第1章終了後は最初に選ばなかった7人のキャラクターも、旅先で出会うことで仲間にできます。仲間にしたキャラクターのメインストーリーを進めることも可能です。

主人公によって異なるフィールドコマンドを使って、イベントをクリアしていくのも楽しいですね。イベントに限らずさまざまな用途があるので、うまく活用していきましょう。

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▼薬師アーフェンの「聞き出す」、学者サイラスの「探る」は、町の人々から情報を得られます。その人についての詳しい情報が見られるほか、隠されたアイテムの位置が分かったり、ショップの商品が増えたりと、冒険に有利な情報も。
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▼狩人ハンイットの「けしかける」、剣士オルベリクの「試合」は、町の人々に対して戦いを挑むことができます。ハンイットは捕獲した魔物をけしかけて戦い、オルベリクは自身が戦います。騒ぎを起こしている人物を追い払ったり、進路を妨害する敵をねじ伏せたりできます。

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▼踊子プリムロゼの「誘惑」、神官オフィーリアの「導く」は、町の人を1人連れ歩くことができます。探している人を引き合わせたりできるほか、バトルでは「加勢」させて敵を攻撃してもらうことが可能です。
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▼商人トレサの「買取る」、盗賊テリオンの「盗む」は、町の人々が所持しているアイテムを入手することができます。トレサはお金を払って買取り、テリオンは盗んで(失敗することもあります)入手します。店には売っていない貴重品を所持している人もいます。
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また、キャラクターごとに特徴的な「固有アクション」が用意されているのもポイント。なかでも、アイテムを素材として攻撃から回復まで多彩な効果を利用できる「調合」は、個人的にかなりおもしろかったです!


とにかく8人の主人公それぞれの個性(フィールドコマンドや固有アクション)が強く、自分なりのロールプレイを楽しめるのは、『オクトパストラベラー』の大きな魅力と言えるでしょう。

弱点を突いてブレイク&大ダメージを狙うバトルが快感!

バトルシステムはオーソドックスなターン制のコマンド選択式バトルですが、弱点やブレイク、コマンドブーストといった特徴的なシステムにより、奥深い戦術的な戦いを楽しむことができます。

また、ターン制とはいってもコマンド入力はターン開始時に行うのではなく、自分の行動順がまわってきたタイミングで行うので、敵や味方の状況に応じた行動を取りやすくなっています。

▼画面上に表示されているのが、2ターン分(現在のターンと次のターン)の味方と敵の行動順で、左側のキャラクターから順番に行動します。防御や一部のアビリティを使用することで、次のターンの行動順を早めることも可能です。
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SPを消費することでさまざまな効果を発揮するアビリティを使うことも可能。キャラクターによって使用できるアビリティが異なり、剣士なら強力な剣技を使えたり、学者なら全体攻撃の魔法を使えたり、盗賊なら敵からアイテムを盗めたりと、それぞれ特徴があります。

敵にはそれぞれ弱点となる武器種や属性があり、この弱点を突くことでシールドポイントを削ることができ、これを0にすることで相手をブレイク状態にさせることができます。

▼敵の下に表示されている盾マークの数字がシールドポイント。その右にあるのが弱点の武器種や属性のマーク。弱点は複数あり、最初は「?」ですが弱点を突いたときにマークが表示され、以降は常にオープンとなります。
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相手をブレイク状態にすると、最大で2ターン分の行動をキャンセルできるうえ、防御力が大幅にダウンします。次のターンは一方的に攻撃できるチャンスとなるので、ここぞとばかりに強力な攻撃を叩き込みましょう!

「たたかう」やアビリティは、BPを消費してブーストすることでその威力を大幅にアップさせることができます。ブーストは最大3段階まで威力アップが可能。ブーストに必要なBPは1ターンに1ポイント溜まります。

▼画面右上のキャラクター名の下に表示されている丸印がBPで、通常は最大5ポイントまで蓄積できます。ただし、コマンドブーストを使用した次のターンはBPが溜まらないので注意。
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通常攻撃コマンドの「たたかう」をブーストすると攻撃回数が増えます。相手の弱点の武器種で攻撃すれば、その回数分シールドポイントを削ることができるので、一気にブレイクを狙いたいときに有効です。

アビリティは、コマンドブーストをすることによって消費SPはそのままで効果が大幅にアップ。攻撃系のアビリティは1回で与えられるダメージが増え、サポート系のアビリティは効果ターン数などが増えたりします。

基本的なバトルシステムはこんなところでしょうか。キャラクターごとに異なるアビリティを使いこなして、BPを溜めながら弱点を突いてブレイクを狙い、コマンドブーストで一気に大ダメージを与えるという流れがうまく決まったときの爽快感がたまらないですね。

あとは、相手が溜め行動を始めたら、素直に防御してダメージを減らすか、またはBPを使って弱点の武器種で連続攻撃してブレイクを狙うか、といった駆け引きも熱いです。

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防御コマンドは、地味なようでかなり重要な役割を持っている感じがします。BPを溜めつつ受けるダメージを減らして、次のターンの行動順も早められるので、使いどころを見極めればダメージを最小限に抑えつつ、ブレイクからの大ダメージを狙えそうです。

「ポイントを消費して行動回数を増やす」というシステムは『ブレイブリーデフォルト』を彷彿とさせ、特にブーストをする際にRボタンを連打して「シュバババッ!」とブーストする気持ち良さは、『ブレイブリー』と似ていると感じました(笑)。

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ただ、単に「行動回数を増やす」のではなく、「敵の弱点を狙ってシールドポイントを減らしてブレイクする」というゲームシステムと、「ブーストで通常攻撃の回数を増やす」というシステムが神がかっているレベルでかみあっており、バトルに深みを与えています。
(アビリティの場合は、原則的にブーストで攻撃回数=ヒット回数が変化することがなく、純粋に威力がアップだけというところもポイント)

第1章だけだと、そこまでブレイクは必須ではありませんが、パーティ人数が増えてボス戦の難易度が上がると、ブレイクできるかどうかは死活問題となります。

敵が強力な攻撃の予備動作をした際に、いかにBPをためておいて通常攻撃でブレイクするか。そして、ブーストをかけた強力なスキルで大ダメージを与えるか……。

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このBP管理の感覚が本当におもしろい! 『ブレイブリーデフォルト』を遊んだ時にも感じましたが、ターン制のコマンドバトルをベースにしながら、まだまだここまでおもしろくなる工夫ってできたんですね……と感動しました。

『オクトパストラベラー』のバトルシステムは、古くからゲームを遊んできた人ほど「こういう遊び方があったのか!」と、いい意味で盲点を疲れた驚きと感動を受けると思いますので、ぜひ実際に遊んでみてほしいと思います。

なお、各キャラクターは通常のジョブのほかにもう1つ「バトルジョブ」を装備することが可能で、バトルジョブに応じたアビリティを習得したり、装備できる武器が増えたりします。

「剣士+学者」で魔法剣士のような多彩な戦い方ができたりと、キャラクターとジョブの組み合わせによって戦術の幅が大きく広がるわけで、とても遊びがいがありそうです。

主人公の8人にそれぞれに異なるストーリーが用意されていて、能力や使える特技もさまざま。決まった道順はなく、世界を自由に冒険できるというのも大きな魅力です。8人の運命がどのように交わり、そしてつながっていくのか、とても気になりますね。製品版の発売が楽しみです!

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