ディライトワークス主催「ボードゲームパーティー」を取材。ゲーム制作のヒントも?


『Fate/Grand Order(FGO)』や『バンドやろうぜ!』の企画・開発で知られるディライトワークス。そのオフィススペース内の「ボードゲームカフェ」で「ボードゲームパーティー わくわく夏祭り 2018.08」が開催されました。

開設時の記事でも触れましたが、社員の創造性を増す目的で作られたというこのボードゲームカフェ。約260種類のボードゲームが常設されており、ボードゲームを通したゲーム・エンターテインメント業界関係者やクリエイター同士の交流により、“面白さ”を考える文化醸成に利用されています。

我々取材班も実際に体験し、その効果の一端を感じてきました。

会場は夏仕様に!

会場へ入ってみると、参加者向けに「焼きそば」や「ソーダドリンク」などの軽食が用意されていました!


▼串カツがボリュームたっぷりで美味しかったです。


▼ドリンクも氷に浸したビン詰めジュースで夏っぽい。筆者はグレープタイザーを選びました。


中を見渡すと、壁にずらりと並ぶボードゲームがありました。

実は展示棚の下の収納スペースにもさまざまなゲームがあり、今後も随時追加予定とのことです。


たくさんのボードゲームを眺めているとついに「ボードゲームパーティー」が始まりました。

開会

企画部 第一企画セクション マネージャー ディレクター浅沼 拓志氏による挨拶で開会が行われました。

先月「わくわくホラーナイト」と称して行われたボードゲームパーティーに対し、今回のテーマは「わくわく夏祭り」ということで夏らしいゲームを多めに用意したそうです。

▼ディライトワークスのスタッフは法被を着用して夏らしさを演出。


今後も先月に引き続き、月に1度を目標に開催していきたいとのこと。次回の開催予定は2018年9月5日(水)の予定です。


開会と同時にそれぞれ卓につき、プレイがスタート。どのテーブルも様々な展開と盛り上がりを見せていました。


記者もゲームに参加

取材に訪れた我々取材班も、2作のボードゲームを体験しました。快く受け入れてくださった参加者の皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。楽しい時間をありがとうございました!

『マジックメイズ』

1作目は、迷宮と化したショッピングセンターから4人の勇者を脱出させる『マジックメイズ』。今回は我々を含む6名でプレイしましたが、最大8名まで参加できる大規模なゲームです。

各プレイヤーには「東西南北」のいずれか1つの方角が割り当てられ、その方角以外には勇者のコマを動かせません。

つまり脱出成功のためには、コマを他の方角へ動かせるプレイヤーとの協力が不可欠なのですが、このゲームのプレイ中は原則的に会話禁止! 唯一の伝達手段は行動してほしいプレイヤーに赤いポーンを置くことだけ。互いの意図を把握しつつ協力しなければ攻略できない、手ごわいゲームでした。


迷宮を開拓しながら武器と出口を探索。砂時計による時間制限がありリアルタイムで全員がバタバタと手を動かすので、とても忙しいゲームでした。


迷宮の中にある砂時計のマークにコマを止めると、砂時計が反転。しかもコマがマーク上にいる間は会話による相談も可能です。

ただしコマを動かすと会話が再び禁止され、使った砂時計マスは封印されてしまうので、4つのコマの動かし方を大急ぎで相談しなければいけません。常にスリルがあります。


制限時間ギリギリでゴール! 出会ったばかりの方とも喜びを分かち合えることは、ボードゲームの醍醐味ですね。


『HANABI』

2作目は、2〜5名のプレイヤーが協力して美しい花火の実現を目指すカードゲーム『HANABI』。今回は我々を含む4名でプレイしました。

自分以外に見えるように手札を持ち、情報交換をしながら協力して花火を完成させます。花火は同色で小さい数字から上げねばならず、それ以外は不発となります。

ゲームの終了条件は「山札が尽きる」「合計3回の不発が発生する」「花火がすべて上がる」の内のいずれか1つが達成されること。

▼いかにも日本の夏らしいゲームですが、実は国産ではなく、フランスのヒットメーカー「アントワーヌ・ボウザ」によって作られています。


青いカウンターを使うことで他のプレイヤーに手札のヒントを教えることができますが、回数に限りがあるので迂闊には使えません。手札を捨てることでカウンターが回復しますが、必要な手札を捨ててしまう可能性もあります。

情報が足りないと危険な賭けに出るしかなくなり、情報を増やそうとすると展開が滞るというジレンマが常に付きまとうゲームです。厳しい制限時間の「マジックメイズ」もとても面白かったですが、このようにじっくりと考えながら進めるゲームもまた面白いものです。


結局、最高の5段まで完成したのは全5色のうち緑の花火だけで、合計点は15点。ルールブックによる評価は「その時は綺麗だと感じるが、後には記憶に残らない」とのこと。なかなか辛辣です。


おわりに

全体を通してとても賑やかで、参加者の皆さんが楽しそうに過ごしていたことが強く印象に残っています。ボードゲームは場所の準備やプレイヤー集めが大変なので、こういった機会はとてもありがたいものですね。

ディライトワークスの「ボードゲームカフェ」は、ゲームクリエイターのアイディアの源泉としての役割がある施設となっているようでした。

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