【戦場の絆】前衛とは違うやりがいにあふれた「タンク」の役割や楽しみって何?



AppBankが動画や記事でお届けする『機動戦士ガンダム 戦場の絆』(戦場の絆)の応援企画。前回に引き続き『戦場の絆』における「タンク戦術」で重要な役割を果たす「タンク」(遠距離砲撃型モビルスーツ)に関して、まだまだのびしろのあるパイロットの方々向けに解説していきましょう。

「タンク」の役割を再確認してみよう

『戦場の絆』に限らず、「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたゲームでは、パイロットは「好きなモビルスーツに乗りたい!」、「このモビルスーツが強いと思うからこれ!」などいろんな理由で機体を選択しています。その中で『戦場の絆』はそのゲームジャンルで示している通り、「戦術チーム対戦ゲーム」なので、「個人プレイだけでなく戦術ゲームが楽しみたい」、「勝ちたい!」というパイロットが参加していることも多いのも事実だと思います。

稼働12年を経て、パイロットの皆さんがこれまで培ってきた「戦術」、「操作テクニック」、「モビルスーツ編成」といった様々な要素が絡み合ってゲームが成立しているので、一概に「これをやっていれば勝てる!」とか、「このモビルスーツが鉄板だ!」というようなものは、その1戦において参加しているパイロット、チームに合ったものなのか、ステージにあったものなのか、はたまた運が作用するのか、そしてチームメンバーに戦術意図が通じているのかどうかは私にも全てはわかりません。

熟練パイロットの先輩たちによって生み出されてきた多彩な戦術や華麗なテクニックなど、試合の流れを大きく動かす要素は数多いのですが、ここで「タンク」とその運用について考えることは、私自身、このゲームにおいて基本でありつつも、勝敗に大きな影響を与えることは間違いないと考えるからです。ですから、あくまでこれは基本と考えていただき、実際に戦って経験を積みながら、いろんな「引き出し」を増やしていっていただければうれしいです。

冒頭が長くなってしまいましたが、「タンクの役割」について話を進めましょう。第1回でも触れましたが、「タンクの役割」としては以下のようなものになると私は考えます。

<タンクの役割>
・拠点の撃破
・戦術の決定と情報の伝達
・前衛モビルスーツのサポート

・拠点の撃破
▼ひとりで拠点が撃破できるのは、無視された時だけだと思ってください。仲間の協力がなければ難しいです。



これは第1回でもお伝えしたとおり、コスト制の本作において、1回敵拠点を撃破することで敵軍コストの25%を奪うことができる「タンク」の大きな役割になります。

・戦術の決定と情報の伝達
▼開戦後。すぐ「広域レーダー」を開いてなるべく早く敵の布陣と進軍ルートを報告することが大事です。



▼ステージによってはルートを迂回してくるモビルスーツもいるので、砲撃エリアに近づいても「広域レーダー」を何度か見るクセをつけておくといいでしょう。



「タンク」はどんな戦術を組み立て、チームをどう動かしていくのかという司令塔的な役割がやりやすいカテゴリーです。理由は、ステージ全景を俯瞰でき、敵の向きまでわかる「広域レーダー(通称大マップ)」を使用できるのは現状「タンク」のみであること、武装の射程も長く、会敵までに時間がある程度稼げること、護衛がついている場合、近接戦闘にかける時間よりも移動や砲撃に時間を割いている間など、状況判断をしやすいカテゴリーであることが大きいです。

「タンク」自身が情報を収集しつつ、前衛メンバーと「シンボルチャット」や「ボイスチャット」で情報のやり取りをしながらチームの意思決定をしていくというのがもうひとつの大きな役割だと思います。

<伝えたい情報>
1.拠点をどこからいつ叩くのか、2回目の拠点攻略をするか? 後退するか?
2.敵護衛、アンチのモビルスーツ数の報告
3.ステルス機や支援機体(スナイパーなど)の報告
4.チームのメンバー配置や進軍(ライン上げ)や撤退の指示
5.自軍と敵軍の消費コスト計算からの戦況の有利不利の判断(できれば)
6.前衛モビルスーツに対モビルスーツ戦をがんばって敵モビルスーツを撃破してほしいのか、逆に敵を撃破して欲しくないのか

この項目は実は、モビルスーツ選択の時点から伝えていく必要があるものもあります。「1」が特にそうです。

さらに出撃したら「2」や「3」をできるだけ早くチームメンバーに伝えつつ、戦況をみながら、「4」や「6」といった指示を「タンク」が決めてメンバーに伝達するという流れができあがって初めて「チーム戦」になっていくのです。現在なら、画面左にチームメンバーのAP(アーマーポイント)も表示できるようになっていますし、より情報収集はやりやすいと思います。

それから、地味に利いて来るのが「5」の消費コスト計算。素体コスト+追加武装まで全てというのは野良(単独)出撃時は難しいですし、元々のモビルスーツ全部の素体コストを把握して暗算するのは170機体近くいる現状では難易度が高いと思いますので、できれば出撃前に自軍のモビルスーツのコストだけでもざっくり覚えておくとあとで役に立ちます。

戦力ゲージの下にコスト差が表示されている現在、常にコスト差を頭に入れておく必要はありませんが、「だいたいこのぐらいのコストリードがあれば安心」だとか、「ちょっとこの時点でコストリードが少ないから前衛含めて敵軍のコストを取っておきたい」といったコスト面での戦況判断の材料になるからです。また、「6」も含め、リードされている場合でも、どの敵軍モビルスーツを狙っていけば勝てるのか、早めの判断をするのは視界の広い「タンク」ならやりやすいはずです。「敵○番機」、「撃破」、「いくぞ」と狙いを定めてあげれば、自軍の目標をわかりやすく説明でき、意思統一も図りやすいと思います。

・前衛モビルスーツのサポート
▼「陽動」することで味方がどこかで数的有利を作ってくれれば……。


これは敵拠点撃破後の復旧中や、開幕〜1回目の敵拠点攻略のための進軍中などの時間帯でできる、いち戦力としての「タンク」の役割になります。例えば……。

・敵の砲撃や射撃のやりやすいポイントの破壊可能構造物の破壊
・敵拠点付近の砲台の破壊
・敵「タンク」撃破後のリスタート地点〜進軍ルートの報告
・サブ射撃などを使った前衛モビルスーツの援護
・前衛モビルスーツと組んで敵アンチモビルスーツの撃破
・敵前衛モビルスーツの相手を引き受け、時間を稼ぐ間に敵モビルスーツを前衛に撃破してもらう(通称:釣りタンク)

こういったことができれば、より勝ちに近づくのではないかと思われることを列挙してみました。ただし、本ゲームはトータル250カウントという時間とも折り合いをつけていく必要があるため、最初の拠点砲撃時など、ステージによってはできるだけ早く砲撃可能エリアに進み一刻も早く敵拠点を撃破したい場合もありますので、途中で支援弾など撃たずに早く前線に到達したい時もありますし、時と場合によるということもたくさんあるのが現実です。こうした判断が冒頭に述べた「引き出し」の多さに繋がっていくことを願います。

「タンク」の醍醐味

▼「タンク」に乗ることで前衛の役割もやってほしいこともわかるようになりますし、逆に「タンク」に求められることもわかってきます。これは乱戦時に格闘攻撃を相打ちしているところ。味方が近くにいれば、横から連撃でダメージを与えることが可能です。



「タンク」の役割、できることは本当にいっぱいあるということ(これ以上にできるパイロットも多くいらっしゃいます)を今回ご紹介しました。『戦場の絆』を始めてそれほど経験がない頃は前衛モビルスーツのことで頭がいっぱいかもしれませんが、ふとした時に「タンク」のことを思い出して、できれば乗ってみてください。今回ご紹介した役割など全部を一気にできる必要はありません。スタート時の前衛の配置報告「○ルート、○番機」だけからでもスタートしていただければ十分です。なぜかといいますと、「タンク」に乗ることで前衛の役割もやってほしいこともわかるようになりますし、逆に「タンク」に求められることもわかってくるはずだからです。前衛で鍛えた操作技術などは「タンク」に乗っても必ず役に立つ時がきます。

個人的な思い出を少しお話させていただきますと、地元のゲームセンターでプレイしている時に偶然話をしたある方が「タンク」に多く搭乗しているのを見て「どうしてなんですか?」と聞いたところ、「自分はアクションゲームがそんなに得意ではないので、少しでも皆さんのお役に立ちたい。だから『タンク』に乗るようになったんです」とおっしゃっていました。「皆の役に立ちたい」という言葉は、今もずっと私の心に残っていて、「タンク」に乗る時、その言葉をいつも思い出します。

「タンク」が戦闘の流れを作り、チームメンバーとともに戦い、勝利を掴みとる。これができた時の嬉しさは、前衛モビルスーツに搭乗しているときとはまた違った「やったった感」みたいなものが感じられると私自身は思っています。それに加えて、それを手伝って(個人個人の思いは違うかもしれませんが)一緒に戦ってくれたチームメンバーに素直に「みんなのおかげだ」「ありがとう」とシンボルチャットが打てるのもこういったときなんじゃないかな? と思います。

あと、できれば、「タンク」に乗りたいなと思った方は、モビルスーツ選択の残り15カウントぐらいまでにカテゴリーだけでも「遠」に合わせて決定して頂けると助かります(私自身そうするようにしています)。そしてできれば「○ルート、拠点を叩く」とシンボルチャットしてほしいです。タンク入りで戦うか、フルアンチするのかで編成は大きく変わりますので。ではまた次回。


ゲーム画像の一部を加工してあります。

©創通・サンライズ


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