『アルテイルNEO』のGMってどんなお仕事? 開発秘話や攻略情報も聞いてきた!

「ドローがない」「お互いのターンが同時に進行する」という戦略的なカードゲーム『アルテイルNEO』。対戦やイベントを盛り上げる名物GM4人に話を伺う座談会を行いました!(文:マギマギ)

ユーザーと交流する開発スタッフ「GM」4人の座談会を開催!

15年以上続く戦略的カードゲーム『アルテイル』シリーズ。現在は『アルテイルNEO(アルネオ)』がアプリで配信されていますが、斬新で戦略的なシステムと同じく有名なのが、ゲーム内やイベントでユーザーの方々と交流する開発スタッフ「GM(ゲームマスター)」の存在です。


そんなGMの方々に使用デッキやお気に入りのカードや『アルネオ』の開発秘話、今後の展望をインタビューしてきました。

▼左から、ディレクターのGMクロスオーヴァー氏、総合プロデューサー兼取締役社長のGM立源寺氏、プランナーのGMビックフット氏、デザイナーのGMなめくじ氏。


ユーザーとの距離感を大事にする運営をしていきたい

――まずは自己紹介をお願いします。

GMクロスオーヴァー:ディレクター兼カード制作全般を担当しています。主にカードバランスのチェック、イラストやボイスの監修とスケジュール管理をしています。

GMビックフット:プランナーのGMビックフットです。カードボイスの台本制作を担当しています。

GMクロスオーヴァー:元々私が担当していたのですが、いっぱいいっぱいになってしまって……。ビックフットは声優さんが好きでやりたがっていたので、これは任せられるなと(笑)

GMビックフット:クロスさんに最終的な監修はお願いしていますが、最近は修正がだいぶ減ってきてよかったです。

GMなめくじ:自分は役職的にはデザイナーで、主にLRカードのスキルエフェクトを制作しています。最新EXカードパックの『真紅の姫君』だと「痛みの首領『フィアス』」や「竜騎士『リサース』」などを作りましたね。


――生放送ではものまね担当だと伺ったのですが。

GMなめくじ:去年のクリスマスに初めて生放送で顔出ししたのですが、そこで調子に乗ってものまねをしたせいで毎回ものまねするキャラになってしまいました(笑)。

この間のリアルイベントで「戦闘用魔法少女/欠陥品」のものまねをしたのですが、ネットではダメ出しされていましたね。本当は手が開いているって(笑)。


一同:(笑)。

GMなめくじ:ちなみにGMとしてのアカウントは持っておらず、プライベートのアカウントでプレイしています(笑)。出会ったらよろしくお願いします。

GM立源寺:GM立源寺です。株式会社コアエッジの取締役社長をやっています。

社長だと知られていなくて、総合プロデューサーだと思われていることもあります(笑)。GM業としてひたすら戦っておりますので、出会ったらよろしくお願いします。

GMクロスオーヴァー:社長のGM立源寺はとにかくガチで『アルネオ』をプレイしており、試合回数などはGMのなかでもトップクラスです(笑)。

――GMの方は基本的に開発スタッフが兼任しているんですよね?

GMクロスオーヴァー:そうです。開発スタッフがGMとして運営に携わっている感じですね。現在は10名ほどいます。

最近GMギルドも作ったのですが、なぜか私が休んでいた時に作られていて、全部で9名になっていますけどね。

一同:(笑)。

GM立源寺:ただ、そのGMギルド名がひどくて……なんだっけ?

GMビックフット:「ぼたん鍋食べたい」ですね(笑)。

GM立源寺:自由すぎるというか、ユーザーがわからないだろってなりまして……。

GMビックフット:ここにはいませんが、GMマイケルの仕業ですね。

GM立源寺:それがツイッターにすでにアップされてしまったので、お詫びの無償ベリルを配布して「ゲームマスターズ」という名前に変更しました。


――……これまで、メンテナンスが遅れても配っていなかったのに(笑)。ゲームマスターというと、昔のMMOではゲーム内を管理するというイメージがありましたよね。

GMクロスオーヴァー:ありましたね。ただ今だともう「ゲームマスター」という用語自体が死語になりつつあるんじゃないかと。

GMビックフット:10年前のMMOではよく聞いた言葉ですけど、若いユーザーの方だと『アルネオ』の新しい用語のようになっているのかも。

GM立源寺:うちのGMは、本来の意味とは違ってコミュニケーションGMとしています。

――確かに『アルネオ』のGMは独自の進化を遂げていますね。

GMクロスオーヴァー:ユーザーの方と距離が近い運営を目指したいと思っているので、自然と従来のGMと違って交流が多くなりますね。

最近はなかなか難しいのですが、今でもユーザーとの距離感を意識して運営していきたいと思っています。

ジュッズヴァーなどの大型ユニットをうまく扱えたら1人前!

――では次に、お気に入りのデッキやカードがあれば教えてください。まずはクロスオーヴァーさんからお願いします。

GMクロスオーヴァー:私は実は固定でお気に入りという形のデッキはなくて、いろいろなタイプのデッキを使うタイプです。

今気になっているのは暗殺者タイプのデッキですね。早く展開できるけど脆い部分があって、まだまだ研究の余地があるのがいいですね。


研究が進んで勝ち方が決まりきっていると、オリジナリティがなくなってしまうので、それは面白くないかなと。

自分なりの勝ち方を見つけていって対戦で示すことで、ユーザーの方にも「こんな使い方があるのか!」と楽しんでもらえるのではないかなと思っています。

GMなめくじ:なるほど。トリッキーにおしゃれに勝ちたいってことですね(笑)

GMクロスオーヴァー:まとめるのうまいね! そんなことしているから、自分は社内では弱いって言われているんだろうな~(笑)。

一同:(笑)。

GMビックフット:社内大会をずっとやろうと言ってはいるのですが、4~5ヶ月やれてないです。ずっと社長(GM立源寺)もやろうとは言っているのですが……。

GMなめくじ:そういえば『アルネオ』になってから1回もやっていませんね。『アルテイル』ではガチでやっていましたけど。

GMビックフット:開発中も『アルテイル』でかなり対戦していたのにね(笑)。今社内にはかなりガチメンバーが揃ってきているので、やったら面白くなると思いますね。

GMクロスオーヴァー:ただGM立源寺が強いと思います。

GMビックフット:確かに。社員の中にはまだ1回も勝ったことないという人もいますね。

――自社のゲームが強い社長というのは珍しいですよね。

GMクロスオーヴァー:そうですね。そこまでやっていただけるのはありがたいなと思います。

GMビックフット:対戦数がすごいですよね。

GMクロスオーヴァー:そうなんですよ。GM立源寺がそれだけ対戦しているから、さすがに自分ももうちょっとやらないといかんなと、見えないプレッシャーを感じますね(苦笑)。

――ビックフットさんのお気に入りのデッキはいかがでしょうか?

GMビックフット:僕が一番好きなのはリフェスのデッキで、特に小型が好きです。

今は『聖域攻防戦』が発売されてからは、神殿騎士という白小型にぴったりなタイプがありますが、それが出る前のベーシックの頃から白小型を使っています。

「神殿騎士を9枚入れて勝利する」というミッションが10勝から50勝まであるのですが、まだ神殿騎士が3枚だけという時代に達成していましたね。

僕の知る限りでは、『聖域攻防戦』が出る前に30勝でもらえる「閃光の騎士『ラフィーレ』」のプレートを持っていたプレイヤーは、片手で数えられるぐらいしかいないと思います。


よく使っているカードは「太陽の皇子『フェルラート』」「巨大暴れ象」。最近だと「忠臣『グレゴリオ』」です。どちらかというとティア1(※)を使うというよりも、好きなデッキを使うタイプですね。

※ティア1:環境的によく使われている強いデッキのこと。


――GMなめくじさんはいかがでしょうか?

GMなめくじ:僕は4神族のなかではローティアが一番好きで、黒ばっかり使っています。

『アルテイル』のころから獣化病のユニットすごく気に入っていて、ベーシックのときはずっと獣化病で遊んでいたのですが、新カードが追加されてくると、どうしても獣化病だと太刀打ちできなくなってきて、ティア1のローティアデッキを別で組んで遊んでいました。


しばらく獣化病デッキで遊んでいなかったのですが、最近高ランクのユーザーの方と対戦したときに見たことないタイプの獣化病デッキを使っていたんですよ!

メインは「獣化病/フェンリル」という速度が5もある速いユニットで、夜攻撃されてもHP10減らして復活できるクローズスキルを持っています。


そのフェンリルを、「蘇生の炎」という相手のユニットの最大HPを減らして、自分のユニットの最大HPを増やせるシールドで強化することで、復活できる回数を大幅に増やしてきます。

そのあと「諸侯『ディッドリヒ』」を出してきてスタートスキルで最大HPとHPが30に変更されるので、毎ターンフェンリルの復活できる回数が回復してしまうので、完全にお手上げでした。


これは使ってみたいと思ったのですが、このころはまだリプレイ機能が実装されていなかったので、急いで相手の墓地とか盤面とかをスクリーンショットしましたね(笑)。

すべてはわからなかったのですが、残りは想像で補完して組んだら結構勝率がよくて、最近また獣化病で遊んでいます。

今だと観戦機能もリプレイ機能も実装されたので、相手のデッキがいいなと思った時に真似しやすくなったと思います。

GMクロスオーヴァー:私も忙しくてバトルはあまりできないのですが、よく観戦はしていますね。

GM立源寺:最近は観戦する方がかなり多い印象です。観戦が多くて対戦数が減っているのではないかというくらい。GMなら観戦せずに戦ってほしいよね(笑)。

GMクロスオーヴァー:申し訳ないです(笑)。でも仕事中だと観戦がちょうどいいんですよ。

GM立源寺:負けたっていいんだからやろうよ。僕らGMは出会ったユーザーに777ベリル渡すという大事なミッションがある(※)のに、他のGMたちは負けたくないから、あんまり対戦しないのかな?

※『アルテイルNEO』では、GMとマッチングして対戦すると、勝敗にかかわらず777ベリルがもらえるキャンペーンが常時実施中。

一同:(笑)。

GMクロスオーヴァー:私はそんなことないですよ、むしろ弱いと言われて、社外でも社内でもなめられていますからね(笑)。

GM立源寺:それ負けたときのいいわけにすればいいんじゃない? 「私はベリル配り係だから」ってさ。

GMビックフット:サービスです! みたいな(笑)。

GM立源寺:「ガチでやったらすごいぜ!」みたいな感じでやればいいと思うよ。

GMクロスオーヴァー:いやぁ、マジで弱いですから。少なくともGM立源寺より弱いですから(笑)。もうイクサー4ですからね。

GMなめくじ:ユーザーからの報告で一番マッチングするのもGM立源寺ですからね。

GM立源寺:だって、僕かなりプレイしているから。負けを気にしていないし。

――ちなみにGM立源寺さんはどんなデッキを使っているのですか?

GM立源寺:昔から大型が好きで「竜皇帝『アルィンド』」とか「竜皇帝『ジュッズヴァー』を10年くらい使っていますね。

特にジュッズヴァーが大好きですね。名前もイラストもいかにも怖そうでいいじゃないですか。


ただ最初にスタッフが作ったときは「なんて読みづらい名前をつけてくれたんだ!」と思いましたけどね(笑)。

ジュッズヴァーのような大型のユニットをうまく扱えるになると、自身のプレイスキルのレベルがひとつ上がると思います。

大型はデッキに戻されることもありますし、呼び出すにも時間が掛かりますので、高いプレイングスキルが要求されます。『アルネオ』では大型を使えるようになってからが1人前だと思います(笑)。

シングルモードに「ツメテイル」というパズルがあるのですが、ジュッズヴァーの問題は実は僕が作りました(笑)。


GMビックフット:どうやったら最短で出せるのか、相手の返却などをどうかわしていくのか。確かにジュッズヴァーには『アルテイル』の要素がたくさん詰まっているので、学ぶことは多いですね。

GM立源寺:ただ最近は大型と相性の悪いカードが多い!

「日食の皇子『アルフォンス』」が出てきた瞬間にやめたくなるね(笑)。「森の魔術師『ヘザー』」とか「騎士隊長『シャーティア』」とか。そういうユニットが出てきたら、試合に関係なく「罰の穴」で連続して使って直ちに退治するよ!


GMビックフット:魔法カード「鈍る武器」とかでもジュッズヴァーの攻撃力を0にして対応することできます。

ただ、最近ジュッズヴァーを使う方が少ないので、あまり入れている方も少ないでしょうけど。


GMクロスオーヴァー:現在は低レベルのユニットを中心とした小型デッキを強化しているため、高レベルのユニットに強いカードが多いのですが、今後、高レベルのユニットのバリエーションを増やしていくことで大型デッキも強化していく予定です。もう少々お待ちください!

【デッキの組み方や今後の最新情報について聞いたインタビューPart2は近日公開予定!】

アルテイルNEO ・販売元: Coreedge Inc.
・掲載時のDL価格: 無料
・カテゴリ: ゲーム
・容量: 258.8 MB
・バージョン: 2.0.0
※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。

© Coreedge Inc / © So-net Game Studio Limited

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