【なぜなにグリムエコーズ】童話RPGってどんな世界観なの? 設定用語まとめ(微ネタバレあり)

スクウェア・エニックスの新作RPG『グリムエコーズ』。その設定用語をまとめてみました!

童話RPG『グリムエコーズ』の世界観を知ろう!


童話世界をモチーフにした『グリムエコーズ』は、世界設定もしっかりと作り込まれています。同じく童話をテーマとしたシリーズ作品である『グリムノーツ』と似て非なる設定も多いので、プレイ前に把握しておくと、より物語を深く楽しめるはず!
(ちなみに『グリムノーツ』の続編というわけではないので、『グリムエコーズ』で初めてシリーズ作品を遊ぶ人もご安心ください)

ただ、「RPGを遊ぶときは予備知識なしの空白の状態で遊びたい!」という方も多いかと(自分もそんなタイプ)。多少のネタバレは入ってしまうので、気になる方はゲームを遊んでから読みましょう!

『グリムエコーズ』の世界観


ひとにはみな、生まれたときより 定められた運命がある。
ある者は無辜の民として… そしてある者は可憐なる王妃として…授かった運命から、ひとは決して逃れることができない。
もしも、その運命に抗い、別の運命を望もうとすれば…ひとは大いなる罰を、受けることになる。

僕らの過ちは、世界のシステムに気づいたことではなかった。
世界から与えられた罰は世界からの拒絶。
運命を受け入れられなかった僕たちは残された自分の人生を拒絶した。
そう、それが僕らが犯した“罪”だった。

罪深き死者を誘う贖罪の場は管理者たちの墓場。
管理者により選ばれた罪人は”図書館”へたどり着く。
そこは、救済ではなく贖罪の場 そこは、無限の中に作られた有限の記憶。
与えられた運命を拒絶した僕らは新たな役目を与えられる。
そのことに僕らは気づくことができなかった。

「これは、忘れられた1ページに、確かに存在した物語」

『グリムエコーズ』設定用語集

●ヴィラン

「虚無の回廊」に巣食う怪物で、命のある者を忌み嫌う。また、ボイドが出現して歪みが生じたメルヘンにもヴィランが出没する。

▼シリーズ作品である『グリムノーツ』でもおなじみのヴィラン。


●英雄の本棚

図書館の天井に吊るされている本棚。この本棚を開き、英唱石を使うことで、ヒーローの魂を迎えることができる。いわゆる、ヒーローを召喚するためのガチャに使うもの。



●空白の書

新たな運命を歩む存在の魂の象徴。想像の栞をはさむことでヒーローを召喚できる。

●空白の書の持ち主(主人公)の役割

メルヘンの書の消失を防ぐため、異変が起きたメルヘンで何が起きているのかを調査。ボイドを捜索し、発見次第それを排除することが目的となる。
(空白の書の持ち主は、メルヘンの物語や役割に縛られないからこそ、ある意味で自由に物語に介入して、ボイドと戦うことができる)

また、空白の書の持ち主は罪を犯したことで自分の記憶も失っており、そういった記憶を取り戻すことも彼らの目的と言える。

▼空白の書を持つのは主人公(エル)だけでなく、先輩のシータなど、何人もの人物が空白の書を持ち、ヒーローを召喚できる。


●司書

図書館の司書であるジブリールの役割は、虚無の回廊に堕ちた魂を図書館へと導くこと。

罪を犯し、すべてを失ってしまった人間である主人公たちは、すなわち「己の生きる役割、生きる意味、生きる運命」すべてを失った存在。彼らに「新たな肉体と空白の書」=新たな生を授け、その者の結末を見届けることが、ジブリールの役割となる。

●ジブリールの腕輪

ジブリールが主人公たちに渡した腕輪には、主人公たちがメルヘンに行ったあとも会話ができる機能が用意されている。

なお、声だけでなく、ホログラムによってジブリールの姿を映し出すこともできる。


●主人公(エル)の罪

ジブリールいわく、「世界の真実を知り、自ら役割を降りた罪」とのこと。果たして彼は、どんなメルヘン(童話)の登場人物だったのだろうか?


▼××に恋をすることで、自我が芽生え××という集合から彼「個人」となった。今までなんの疑問も持たなかったが××死んでしまうこと、そして彼女がのちに××となる事実に対して葛藤するようになる。この呪いの連鎖を断ち切るため、恋した××を助けるため、××を奪いそれを食べ、自ら死を選ぶこととなる。


ちなみに筆者はエルが発表された2018年8月時点でエルの正体を××と予想してみましたが、果たして?

●想像の栞

想像の栞にヒーローをセットした状態で空白の書に挟むことで、そのヒーローの魂が呼びかけに応え、召喚に応じてくれる。


●図書館

ひとつの世界が収められた書物「メルヘンの書」を保管・保全する施設。そのため主人公は、ボイドが現れて歪みが生じたメルヘンの書の世界におもむき、問題を解決することになる。

主人公たちの行動拠点としても使われることになる。

▼司書であるジブリールは、虚無の回廊に堕ちた魂に空白の書を授け、図書館へと導く使命を持っている。


●漂流者

なんらかの理由で、本来のメルヘンから別のメルヘンに流れ着いた存在。

主に、メルヘンに生じた歪みによって生じた虚無の回廊をつたって、別メルヘンにたどりついてしまうことが多い。そのため、ボイドによって歪みが生じたメルヘンではよく観測される現象。

▼「ヨリンデとヨリンゲル」のヨリンゲルは、「ヘンゼルとグレーテル」のメルヘンに漂流者として登場する。ちなみに「ヨリンデとヨリンゲル」全体が「ヘンゼルとグレーテル」のメルヘンに組み込まれている場合は「物語の共存」となるが、この場合はヨリンゲルだけが別のメルヘンにやってきているため、「漂流者」と呼ばれることになる。


●ボイド

メルヘンに発生し、物語に歪みを生じさせ、最終的にメルヘンを虚無に陥れる存在。

ボイドに蝕まれたメルヘンは虚無の回廊へと飲み込まれてしまい、その世界は消失してしまう。それはすなわち、図書館から一冊のメルヘンの書が失われることでもある。

▼シリーズ作品の『グリムノーツ』でいうところの「カオステラー」に近い存在。ただ、カオステラーは物語の登場人物自体が変貌するのに対して、ボイドは物語の登場人物から「裏の存在」のような形で分裂して行動する。そのため、本人とボイドが直接対峙することもありうる。


そもそもボイドが発生する理由は、メルヘンという世界の理と密接に関係している。

メルヘンの住民は自覚がないままに物語の役割を背負わされて生きることになり、中には己の役割と望みの狭間で葛藤し、苦しむ者も存在する。

そして、自らが生み出した絶望に屈したとき、絶望は自我を持ち、発現者の願望を叶えるために、独立して行動を開始する。これがボイドとなるのである。

このようにボイドとは、「与えられた役割から逸脱し、自らの願望を叶えようとする存在」であり、そのための行動の過程でメルヘンに歪みが生じ、さまざまな異変を起こすことになる。

なお、ボイド討伐は力ずくで行うことはできず、発現者の「絶望に立ち向かう意思」=「ボイドを生み出した発現者が自らの絶望を克服し、新たな道を選択すること」が不可欠となる。「絶望の克服」とは「新たな希望を見出すこと」とも言えるだろう。

ただし、多くの場合はボイドの活性化にともなって発現者は存在を維持することができなくなり、その存在が消滅。その後ボイドはメルヘンを崩壊に導き、自らの存在とともに虚無へと落ちていく。

●メルヘン

メルヘンの書に綴られた物語を繰り返し、営みを続ける世界のこと。複数の物語が共存している場合もある。

▼シリーズ作品の『グリムノーツ』でいうところの「想区」に近い存在。「ヘンゼルとグレーテル」など、その世界の主体となる童話が存在することが多いようだ。


▼必ずしも単独の童話で構成されているわけではなく、「ヘンゼルとグレーテル」のメルヘンの中には、他の童話と関連しているようなものも。


メルヘンはメルヘンの書に綴られた物語に基づいて進行する世界で、メルヘンの住民はみな、自覚がないままに物語の役割を背負わされ、一生を全(まっと)うしていくことになる。

▼「役割」を背負わされ、それを演じるように生きることに葛藤して苦しむ者も。そこをつけこまれ、ボイド化してしまう場合もある。


●メルヘンゲート

図書館とメルヘンをつなぐ扉。このゲートを使い、メルヘンのヒーローを図書館にゲストとして招くこともできる。


●ロールシフト

メルヘンにおいて、ある役割を持った人間が別の役割へと移行する現象のこと。

具体的な例はネタバレになるので伏せるが、仮に「桃太郎」という物語で「鬼という敵対存在」がなんらかの理由で消失した場合、物語が破綻しないように、別の存在がロールシフトをして桃太郎と戦うことになる。
(鬼の代わりに妖怪など、似たような存在が敵となることもありえるが、本来は味方であるおじいさんや犬などが敵にロールシフトすることもありうる)

ちなみに『グリムノーツ』でも、「兼ね役」や「役の入れ替わり」が物語ギミックとして効果的に使われていることが多々ある。『グリムノーツ』と『グリムエコーズ』の物語が直接つながっているわけではないが、シリーズ作品だけに、両作品とも遊ぶとニヤリとできる用語やギミックは多い。

●ワープポイント

メルヘンに点在している「抜け道の入口」のこと。このワープポイントを開放しておけば、ファストトラベル機能によって自由にワープすることができる。

村や町には必ず設置されており、村や町に入った時点で自動的に開放される。フィールドなどにある場合は、近づいて開放する必要がある。

▼HPの回復ポイントも兼ねており、フィールドやダンジョンにも設置されている。ちなみに戦闘で全滅した際は、最後に訪れたワープポイントまで戻される。


『グリムノーツ』関連記事にも注目!

『グリムエコーズ』の開発スタッフが手がけてきた『グリムノーツ』も、童話をモチーフにした非常におもしろいRPGとなっています。AppBank.netには各種インタビュー記事を掲載しているので、本作に興味を持った方はぜひチェックしてみてください!

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グリムエコーズ ・販売元: SQUARE ENIX Co., Ltd.
・掲載時のDL価格:
・カテゴリ: ゲーム
・容量: 159.6 MB
・バージョン: 1.0.1
※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。

© 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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