ウィズダム英和・和英アプリと、他英語系アプリ3つ以上と比べてみた感想。
appbank読者によるウィズダム英和・和英辞書の使用レビューいきます。今回は本格派。
Hiroさんです。Hiroさんはウィズダムの他にもいくつもの英語系辞書アプリを所有されており、今回のレビューでは他の辞書と比較し、便利な機能にフォーカスして書いてくださっております。(比較した辞書…i英辞郎、ロングマン英和辞典、Wordbook等)
それでは、読み応えのあるレビューをどうぞ!
1.起動、動作が速い
起動が速く、全体的に動作がキビキビしていて、使用の際にストレスを感じない。
その他辞書とスピード比較をすると、Wordbook > Wisdom > i英辞郎 > ロングマン英和辞典。
どんなに内容の良い辞書でも、使っていてストレスを感じるものは使用頻度が減る。スピードの速さが特徴だったi英辞郎はバージョンアップ後に速度が遅くなり、使用頻度が減った。
2.振ると検索文字がクリアされる
ほとんどの辞書アプリは、起動すると直前の検索結果画面が表示されるが、アプリを立ち上げた時にすぐ検索文字を文字入力できないのは非常に不便だ。Wordbookは設定により、常に検索画面を表示できるので便利なのだが、たまに直前に検索した結果を再確認したい時は、また以前の結果を入力するか履歴をたどる必要があるので面倒くさい。
Wisdomはシェイクで検索文字がクリアできるので、アプリを立ち上げてすぐに文字検索をしたい時は、一振りですぐ検索可能。これは便利。しかし、シェイク癖がついてしまい、他のアプリで無意味なシェイクをしてしまう。
3.なぞり検索
i英辞郎を除く他の辞書でも英単語のジャンプ機能は搭載されている。しかし日本語のジャンプ機能はないので、Wisdomのなぞり検索は本当に便利。英単語は1タップで、日本語は調べたい範囲をなぞってジャンプが可能。必要範囲の選択は多少コツがいるので、たまにうまく選択できないのが難点。
4.用例・成句検索
英語はもちろん、日本語でも用例・成句検索ができるのはWisdomのみ。約1週間Wisdomを使っていて、意外と用例・成句検索を使う機会が多かった。この検索機能がないと非常に困る状態に陥っており、その他辞書を使う機会が減った。
5.項目内検索
その他辞書にはない機能。意味や品詞が多数ある単語を調べる時に威力を発揮する。
単語のタイトル部分をタップするとプルダウンメニューが出てくるが、ずっと押さえてないといけないのが若干不便な気がする。
総括
検索機能が充実しており、学生からビジネスマンまで、全ての英語学習者にお薦めできる辞書アプリ。
動作も速いので、さっと英単語をチェックするという使い方にも向いているが、様々な検索機能を利用して、じっくりと学習するのに向いていると思う。特に用例・成句検索は、英語学習をするにあたって、非常に便利。
英英辞典や英和・和英辞典と、それぞれの辞書コンテンツには個性があるので、必要に応じて使い分けをすれば良いが、Wisdomの操作性の高さ、使っている時の楽しさは、その他辞書を凌駕している。iPhoneユーザーであれば、必ず入れておきたいアプリだと思う。