角川類語新辞典: 物書堂のシソーラスで、しっとり知識体験。1023

角川類語新辞典:

私は、AppBankの記事タイトルを決める時に、いつも使わない気の利いた言葉で言い換えたくって google やアプリの大辞林を開いてあれこれと悩みます。

ライターさんでなくとも、ブログやメール、はたまた twitter でも「別の言葉で表現したい」とか、「なんだっけあの言葉、、、、これに似てる意味で、、、」なんてシチュエーションありますよね。

そんな時にツラツラと眺めて着想を得るのが類語辞典だと思っています。このたび、物書堂さんから角川類語新辞典というiPhoneアプリがリリースしていますのでご紹介します。

収録項目は49,000、単語のみならず、複合語・連碁・慣用句・ことわざ・故事成語も表示してくれるそうですので、重宝しそうですよ。


角川類語新辞典


角川類語新辞典のインターフェースはユニークだ

「今すぐ調べたい言葉」は無いのですが、アプリを起動してみます。

言葉がジャンル別に並んでいます。
興味の向くままに、社会→集団→集会と進んでみます。なにかにたどり着きそうな予感ですね。

角川類語新辞典: 角川類語新辞典:


角川類語新辞典:

集会の項目内、4つの意味が並んでいます。

ということはそれぞれに類語があるよということか、、、

711bの「社交的集会」を選んでみた!


まごう事無き「社会的集会」の言葉が並んでいます。
項目をタップすると、用法と簡潔に意味が説明されてます。
右上をタップすると全ての項目の解説が開きます。

角川類語新辞典: 角川類語新辞典: 角川類語新辞典:


さらに知りたければ「大辞林」連携。すぐに戻れもする。

ということで、右端の☆を押して「お気に入り登録」、
赤く囲んだ長い丸部分を長押ししていると、出ました!大辞林で検索!押す!

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角川類語新辞典:

別アプリの大辞林が起動し、大辞林(三省堂)での解説が!

上の類語新辞典に戻るをタップすれば、類語新事典にすっと戻れます!

他にも解説部分をなぞって類語辞典内で検索や、なぞって大辞林で検索など、物書堂のお家芸的ナビゲーションで、言葉の中に潜っていけますよ。


最も使う「検索」にも配慮があります。

角川類語新辞典:

おそらく、最も実用的かつ、多くの方が使うのがこの検索機能だと思います。
「前方、後方、完全一致」で検索できるのは物書堂さんだから当然として、うれしいのがこちらの検索結果。

同じ「飛ぶ」でも、飛翔、疾走、逃亡、どの「飛ぶ」に行きますか?と、簡明なナビがついているんです。


飛翔の「飛ぶ」にやって行きました。
すると青文字リンクで他の意味をもつ「飛ぶ」へのリンクも用意しています。うれしいなぁ。

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250a 気化の「飛ぶ」があります。
314a 出発の「飛ぶ」もありますね。。

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お気に入り、AppBankを表現するのにちょうど良い言葉を集めてみました。
「輪に輪をかけた大ぶろしきに尾ひれをつけて誇張する!」

履歴は表示と検索履歴。どれも大事ですね。

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さてこのアプリの文字は「イワタUD明朝R」と「イワタ中明朝体オールド」の 二つの日本語フォントを利用しているそうです。

UDとはユニバーサルデザインの略ですから、どんな人にとっても見やすい分かりやすいということですかね。感じの良い文字だと思います。


語彙分類にはもう一つの入り口があります。
右上赤丸をタップしてください。

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このように、さらに一覧性の高いビューも用意されています
左右にスライドさせて、お好きな言葉、興味を引いた言葉に飛び込んでください。

角川類語新辞典: 角川類語新辞典:


ということで、普段難しい言葉を使わない AppBank ですが(教養が低くて使えないとか言わないでください)、これからかっこいい言葉使ったら、角川のあれ使っただろ!ってつっこんでくださいね。うれしがります。


角川類語新辞典

少し後記、類語辞典って必要に迫られて使うものなの?

英語の類語辞典はたまに使うのですが、日本語の類語辞典を使うのは学生を終了してからはこれが初めて。新鮮みを感じつつ使っていました。

このアプリを紹介するにあたり、類語辞典は、どう使うと自分にメリットが大きいのだろう?と少々悩みながら使いました。このアプリならではの便益があるだろうと。

使っていくと、「今欲しい言葉を探すため」よりは探していくうちに「後で使える言葉」を取りこめるのが類語辞典なんじゃないかなと自分の中で一つ結論を得ました。

そんなの当然だよ!なんて感覚は私には無かったんです。このアプリを使ってみて初めて感じました。あ、この言葉今度使おう、とか、お、この言葉煽りでいけそうだな!とかね。
新しい言葉が、いつか分からない未来に向かってすいすいと入っていきます。

気前よく知識を取りこめる。それがこのアプリの特徴だと思います。静かで穏やかな時に「語彙分類」を開いてみてください。

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