Video Replay: タグを付けて撮影中に動画を分割。長い動画を見直して切り抜く作業にサヨナラ!2438


Video Replayの特徴
- タグを付けて撮影中に動画が分割できる
- 分割前の動画も同時に保存されるので安心
- (VideoReplayで撮影した)複数の動画を1つに統合できる
もっと手軽に動画を編集したい!そんな要望に応えるのがVideo Replay 。
iPhone 4対応アプリiMovieのような高機能なソフトとは違い、Video Replayはシンプル。
「ここで切りたいな」という時にタグを使えば動画が撮影しながら分割可能。撮影を中断する必要はありません。例えば、長い動画を見返して必要な箇所を切り抜く作業から解放されます。
Video Replayで撮影した複数の動画を、1つにまとめる機能もあります。
動画が撮れるiPhone 3GS・iPhone 4限定のアプリです。
iPhone 4ではフロントカメラによる撮影も可能。
さっそくご紹介します!
動画を撮影する・タグを付ける
左:起動するとすぐ撮影可能になります。動画を撮影するには左下のボタンをタップ。
右:撮影中に右下のボタンをタップするとタグが付きます。


タグが付いてる間はボタンは赤くなります。
もう一度タップするとタグが外れます。
タグを付けるのは撮影中にシーンが変わる時など、後々そのシーンの動画が必要な時。
詳しい使い方は次でご紹介します。
タグの役割
撮影中にタグを付けることでシーンごとに動画が作成されます。
この動画では三脚と赤いハサミを撮影。
動画の流れは「三脚→ハサミ→三脚」。
この赤いハサミのシーンだけの動画を作りたい!という時にタグを使います。
シーンが切り替わる前にタグを付け、もう一度シーンが切り替わる時にタグを付けます。
すると元動画とは別に、ハサミだけが映った動画が撮影終了後に自動で作成されます。
「tag_27.mov」がタグで取り出した動画。
「full_25.mov」が元の動画。赤いハサミのシーンも入ってます。
動画を編集する
下の「Videos」をタップすると撮影した動画のリストが見れます。
編集した動画は「Saved」に入ります。
タグで分割した動画は自動的に「Tagged」に入ります。
左:動画のタイトルをタップすれば、動画の編集画面になります。
右:ここでも動画をカットできます。使い方は標準アプリ「写真」と同じです。


いくつかの動画を1本にまとめる
複数の動画を1本の動画にまとめます。これは標準アプリ「写真」ではできません!
左:動画の一覧画面で左上の「Edit」をタップ!
右:動画のタイトルの右端をドラッグして「Videos to Output」に移動させます。


左:移動が完了したところ。この2つの動画を1つにします。右上のボタンをタップ。
右:メニューが出てきました。「Merge Videos」をタップします。


「merge_3.mov」ができました。
これが2つの動画を統合したファイルです。
タグとこの機能を使えばダイジェスト動画を作るのも簡単ですね!
動画を標準アプリ「写真」に書き出す
Video Replayの動画はこのままではPCで見ることができません。そこで標準アプリ「写真」に書き出す機能を使います。
左:「写真」に書き出す動画を「Videos to Output」に移動し、右上のボタンをタップ。
右:「Move to Photo Library」をタップして標準アプリ「写真」に書き出します。


標準アプリ「写真」書き出せばPCに直接コピーできるようになります!
機能制限を解除する
Video Replayはこんなに使えるアプリなのに無料!
ただし、付けられるタグは3つまでという機能制限があります。
タグを3つ付けてしまうと「これ以上は付けられません」と表示されます。
ちなみに動画を削除すればタグは何度でも付けられますが、それではかなり不便です。
左:そこで機能制限を解除すべく「Purchase」をタップして「Full Version」をタップ。
左:350円でフルバージョンを購入可能。タグが無制限に付けらます。


また、タグを付ける数秒前までの動画をタグに含めるか否かまで設定可能になります!!
タグを付ける時のタイムラグを考えるとこの機能は便利そうです。
横画面の録画にも対応
カメラアプリなのでもちろん横画面にも対応。ただし動画の編集は縦画面のみです。
iPhone 4対応アプリiMovieのように凝った編集ができるわけではありませんが、いくつかの動画を1つにまとめて簡単なダイジェストを作るにはVideo Replayはかなり便利です。
- 販売会社URL:Video Replay
- 参考価格:無料
- 写真(Photography)
- 執筆時のバージョン: 1.0