Iris Photo Suite: ヒストグラム・色温度調整は朝飯前。レイヤーで合成もできる多機能フォトエディタ。3589

Iris Photo Suite
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Iris Photo Suiteは今までに類を見ないほど多機能なフォトエディタで、「もっと細かく色相や明るさを調整したい」「手の込んだ合成をしたい」時にぴったりなアプリです。

例えば写真の明るさをより細かく調整できるヒストグラム調整機能はPCのフォトエディタソフトにはよくある機能でしたが、iPhoneアプリにはあまりありませんでした。

色温度が調整できるのも良いですね。時々iPhoneで撮影した写真は色温度の設定が誤っている為に、本来の色が表現できていない事もあったのでそんな時に便利な機能です。

詳しくご紹介します。


Iris Photo Suite

左:写真を開くにはまず、右下のボタンをタップし、さらに「Open/Save」をタップ。
右:そして「New」をタップし、カメラロールに保存されている写真を選択します。

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切り抜き・回転・反転

左:左から2番目のボタンをタップすると切り抜き・回転・反転ツールが現れます。
右:切り抜きでは四角形の4点をドラッグして形を変え、切り抜き範囲を決定します。

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Resize – 写真のサイズを変更する

左:写真の解像度を変更して写真そのものを縮小できます。
右:サイズはあらかじめ用意されたものにボタン1つで変更することも可能です。

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Color Balance – 発色を調整

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ここではシアンから赤、マゼンタから緑、黄から青の間で発色具合を調整します。

例えばマゼンタから緑の色が調整できるスライドバーを右に持っていくと、マゼンタから緑までの間にある色が緑っぽくなります。

さらに「Shadow」「Midtones」「Highlight」の3つで発色を調整する範囲をさらに限定することができます。

「Shadow」なら暗い部分が、「Highlight」なら明るい部分の発色を調整できます。


Shadows/Highlights – 明暗部分の濃淡を調整

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「Shadows」を調整したところ。

「Amount」で濃淡を調整します。

100に近いほど暗い部分の色は薄くなります。

「Tonal Range」は右側にスライドさせるほどエフェクトの適用範囲が広くなります。


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「Highlights」では写真の明るい部分の濃淡を調整します。

濃淡は「Amount」、適用範囲を「Tonal Range」で調整します。

調整できる要素は「Shadows」と同様。

異なるのはどの部分の色を調整するかです。


Histogram – 明暗を調整する

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ヒストグラムは、明るさを0から255までの数値に分類し、その明るさがどれだけ写真に含まれているかを表したグラフのこと。

「Input Levels」を使うとヒストグラムの一部分を拡大して明暗を調整します。

灰色のマーカーを左にスライドさせればヒストグラムの左側が拡大されるので写真は明るくなります。

逆に黒色のマーカーを右にスライドさせればヒストグラムの右側が拡大されるので写真は暗くなります。


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「Output Levels」を使うとヒストグラムを圧縮。一定数値以上・以下の明るさを0にします。

こちらも灰色のマーカーと黒色のマーカーの2つがあります。

灰色のマーカーを左にスライドさせればヒストグラムは左側に圧縮されるので、写真は全体的に暗くなります。

黒色のマーカーを右にスライドさせればヒストグラムは右側に圧縮されるので、写真は全体的に明るくなります。

この画像では136未満の明るさについては表示しないように調整しています。


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さらにヒストグラム自体の中心となる部分を調整することもできます。

例えば中心となる部分を右側に動かした場合、元々ヒストグラムが右肩下がりだった場合、写真は暗くなります。逆に右肩上がりだった場合には写真が明るくなります。

また、このような複雑な調整をすることなく「Auto Levels」や「Auto WB」「Auto Gamma」のボタンをタップすれば自動で見栄えの良い写真に調整します。

これら3つの自動調整をすべて1度に行うのが「Magic Touch」です。


Adjustments – 彩度やセピアの赤さ・色温度が調整できる

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ここでは明るさ・コントラスト・彩度・セピアの赤さ・色温度が調整できます。

彩度は写真の鮮やかさを調整します。

最も左側にスライドさせた場合、写真はモノトーンになります。

セピアの赤さは、元々赤っぽいセピアをさらに赤くしたり、逆に赤さを抑えたりと自在に調整できます。

色温度は室内・室内灯下・屋外などで変わる色合いを調整できます。

例えば本来青いものを撮ったはずなのに青くない場合には、ここで色温度を調整すると本来の色を再現した写真にできます。


Color Sense – 色相を調整する

上のカラーバーで色相を調整したい色を指定し、下のカラーバーで色相を調整します。

左:例えばここではすべての赤色が青色になるように色相を調整しています。
右:「Deviation Threshold」を調整すれば、さらに局所的に色相が調整できます。

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One-Touch – 写真にフィルタをかける

左:27種類のフィルタが用意されています。
右:すべてのフィルタでその効果の強弱を調整できるので多様な表現が実現できます。

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Fx – 写真にフィルタをかける

こちらのフィルタはよりアーティスティックで、大胆な表現を実現してくれます。

「Photo Fx」は様々な種類の写真を再現したフィルタ、「BW Fx」は明暗がはっきりと分かれた白黒写真などを再現したフィルタ、「Misc Fx」ではスケッチ画風・ポスター風・青写真風などバラエティに富んだフィルタを収録。

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Layers & Mask – 高性能な合成機能

レイヤーとマスクを使うと今までiPhoneでは不可能だった高度な合成を実現できます。

左:例えばこの写真を加工してみましょう。「Masks」をタップして…
右:さらに「Color Mask」をタップ。すると…

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ペンと消しゴム、それにこの2つのペン先の大きさを調整できるスライドバーが登場。

画面を指先でこすっていけばその部分だけが白黒になります。


レイヤーを使った合成にも挑んでみます。

この2枚の写真を使います。左をベースにして、右を合成します。

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左側の写真では「set Layer as Base」をタップ。

右側の写真の時には「Mask over Base」をタップします。

すると…


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画面をこすることでベースになった画像が現れるようになりました!

これは1つの画像のみならず、複数の画像を合成するときにも使えます。

例えばAという画像をベースに指定して、改めてBという画像を開いてベースの上にマスクしても合成することができます!

同じ解像度・サイズでないと合成できないという制限はありますが、iPhoneで撮影した写真を合成するには非常に便利ですし、凝った合成ができますね!


機能が豊富過ぎるために、機能を呼び出すボタンやメニューが若干複雑なのが難点。
しかし使いこなせばかなり強力なツールになります。ぜひお試しください!


Iris Photo Suite
  • 販売会社URL: Home
  • 参考価格:230円
  • 写真(Photography)
  • 執筆時のバージョン:1.4
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