単語Box: Dropbox で PC と同期する単語帳アプリ!苦手問題の集中勉強もできます。


歴史の勉強や英語学習に便利な紙の単語帳。しかし、一枚一枚手書きしなければならなかったり、ランダムに出題できないのが珠に傷です。そこで単語Box の出番です。
左右にフリックするだけで次の問題へとスムーズに移動できたり、画面をタップするだけで答えが確認できます。さらに【フォーカスモード】を使えば出題順はランダムになり、その正答率も記録。その中でも正答率が低い苦手問題を集中的に出題してくれます。
単語帳は Dropbox を使って PC と同期。あとはタブと改行で区切ったテキストファイルを用意するだけ。iPhone から PC から単語帳を作成できるのは嬉しい!単語帳は15個まで保存できます。
起動すると、アプリに保存されている単語帳のリストが表示されます。単語帳は最大15個まで保存できます。
単語帳1個あたり99個のカードを登録できます。
勉強したい単語帳をタップすると…
左:カードを表示。上が問題、下が答えを表示する欄です。画面をタップすると…
右:答えを表示。左右にフリックすると、前後の問題へと移動します。


問題数の横に【i】ボタンがある問題には注釈があります。
【i】ボタンをタップすると画面中央に注釈が表示されます。
問題と答え以外に覚えたいことがある時に、単語帳作成時・編集時に付加できます。
画面右下の【フォーカス】をタップすると、フォーカスモードへ移行します。
このモードでは画面をタップして答えを表示させた後、自分の記憶と合っていたか否かを YES/NO で尋ねられます。
正答回数・不正答回数はそれぞれ記録され、正答率の低い問題が優先的に出題されるようになります。
ですから、フォーカスモードを活用するには一度、すべての問題をフォーカスモードで解く必要があります。
【設定】では、後ほどご紹介するスキップの有無や背景画像・フォントサイズの変更が行えます。
単語帳を Dropbox と同期する
左:最初の画面の右下にあるボタンをタップ。Dropbox との同期画面に移動します。
右:初めて同期する場合は右上の【ログイン】ボタンをタップします。


あとは Safari が起動し、Dropbox へログインして単語Box が Dropbox へアクセスすることを許可します。
ログインに成功すると【状態】が「ログイン中」になります。
あとは個別にあるいはすべての単語帳をアップロード/ダウンロードするだけです。
なお、単語帳のデータは Dropbox フォルダの「Applications/FlashcardBox/Data」の中に収められています。単語帳1つに対して1つのフォルダが作成され、フォルダ名が単語帳の名前です。中にはカードのデータであるファイル(.tsv)が入っています。
テキストファイルはタブで区切られており、左から問題/答え/注釈になっています。
PC で用意する場合は、この書式で1行ごとに1枚ずつカードの内容を書くだけです。
iPhone で単語帳・カードを作る
左:最初の画面の右上にある【+】ボタンをタップ。
右:単語帳のタイトルを入力した後に、カードを1枚ずつ作成していきます。


【Skip】をオンにすると出題されません。また、単語帳リストの画面で【+】ボタンを押さず、【編集】ボタンをタップすると既存の単語帳を編集することができます。
紙の単語帳のような気軽さで勉強でき、それでいて紙の単語帳ではできないランダム出題・苦手問題の集中出題を実現しており、無料アプリとは思えない便利さです。
広告が勉強の邪魔になることもあるので、有料版の販売あるいアプリ内課金による広告の非表示アドオンの販売を切に希望したいところ。
集中的に勉強しなければならないことが多い学生さんに特にオススメのアプリです!
開発 | kanahira |
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掲載時の価格 | 無料 |
カテゴリ | 教育 |
容量 | 2.5 MB |
執筆時のバージョン | 2.43 |

単語Box