サポートセンターに問い合わせる前に準備しておきたい・気をつけたいこと
iPhone を使っているとトラブルに遭うこともしばしば。そこでいきなりサポートセンターに電話しても、問題はスムーズに解決しません。
なぜなら問題の原因が分からなければ、問い合わせても問題は解決しないからです。そこで問題を解決するには、まず原因を見極めて自分で出来る対処法を試す必要があります。
今回は、そんな対処法も試してもトラブルが解決しなかった時、サポートセンターに問い合わせる前に準備しておきたい・気をつけたいことをご紹介します。
問い合わせる前に…
以下の記事を参考に、問題の原因のおおまかな特定と自分で出来る対処法は試されましたか。問題は意外と簡単に解決する場合もあります。ぜひお試しください。
- 特定のアプリを使っている時に発生する問題への対処法
- iCloud が原因のトラブルに対して自分で出来る対処法
- iPhone のトラブルの原因が PC や iTunes にある場合の対処法
- 携帯電話回線を使った通話・データ通信が原因のトラブルに対して自分で出来る対処法
- トラブルの原因が iPhone 本体や iOS にある場合の対処法
上記の記事の対処法をすでにお試しになった方で、問題が解決しない時は「教えて! AppBank」にその問題を投稿されてはいかがでしょうか。
以下のリンクからご質問を投稿して頂くことができます。
多数のご質問をご投稿頂いているので、回答までに日数を要する場合もあります。また、問題によっては解決策が分からない場合もあります。
早急に問題を解決することを望まれる場合は、Apple や携帯電話会社に問い合わせるのが一番です。この記事の続きをご覧ください。
問い合わせに必要な情報をまとめる
Apple や携帯電話会社に問い合わせを行う際、必要な情報がいくつかあります。これらの情報を1つのメモにまとめておくと、問い合わせがスムーズになります。
以下の項目をあらかじめ調べておき、参照できるようにしましょう。
- Apple ID
- iPhone のシリアル番号
- トラブルの内容(具体的に)
- トラブルが発生する条件の有無
以下の方法で iPhone のシリアル番号を確認します。
- 設定アプリを開く
- 【一般】をタップ、さらに【情報】をタップ
- 画面をスクロールしてシリアル番号を探す
特にトラブルの内容と発生する条件は、メモに書いて整理しておきましょう。電話で問い合わせる場合、いざ口頭で伝えるとなるとスムーズにはいきません。
また、たいていのサポートセンターでは再び問い合わせる必要のあるケースの場合、受付番号と呼ばれる番号が発行されます。これもメモできるように準備しておきましょう。
問い合わせ先を確認する
iPhone の場合、問い合わせ先は大きく分けて2つあります。au や Softbank といった携帯電話会社と iPhone の製造元である Apple です。
携帯電話会社
料金プランや通信機能についての問題は Apple には答えられないので、携帯電話会社に問い合わせましょう。以下のウェブページで問い合わせ先をご確認ください。
iPhone 4S / 4:お問い合わせ | ソフトバンクモバイル
あるいは au ショップや Softbank ショップで問い合わせるのも良いでしょう。ただし、携帯電話会社の専門店でない場合にはサポートが受けられないことがあります。
Apple
携帯電話会社に問い合わせても解決しなかった場合や iPhone/iOS に問題の原因がある場合には以下のウェブページから Apple に問い合わせます。
基本的には Express Lane を使って問題の原因を申告し、サポートを受けます。場合によってはウェブ上のサポートだけで問題が解決することもあります。
また、本記事執筆時点では直接電話で問い合わせても構わないとのこと。電話番号は上記ウェブページでご確認ください。
Genius Bar の予約も上記の問い合わせの最中にしてもらえる場合があります。また、いきなり Genius Bar に出向いても問題が解決しないこともあるので、まずは Apple のサポートセンターに問い合わせるのがオススメです。
問い合わせる前に「深呼吸」
トラブルに遭ってご立腹かもしれません。しかし、感情を露にした状態で問い合わせても良い結果は得られません。特に電話の場合は逆効果です。
冷静に「何をしたら」「どうなったのか」を伝え、ご自身が行った対処法をしっかりと伝えることが大切です。
ですから、問い合わせる前には深呼吸して気分を落ち着かせましょう。
Genius Bar に行く・修理に出す場合は…
問い合わせの結果、Genius Bar に持ち込む・修理に出すことになった場合、以下のことを済ませておくと安心してサポートが受けられます。
- iTunes と同期してバックアップを作成する
- 登録しているアカウントの情報をメモに残す
- iCloud と同期してカレンダーなどの情報をバックアップする
修理対応となったり、交換対応となった場合、iPhone に保存されているデータがすべて消えてしまうことがあります。バックアップは必ず作成しましょう。
また、Apple が公開しているこちらのウェブページもチェックしておきましょう。