iOS 6でのSafari「タブ同期」や「オフライン版あとで読む」を含む5つの新機能チェック!
「WWDC 2012」で発表された iOS 6 、Safariでは大きく5つの新機能が追加されるようです。
「WWDC 2012」の発表全容をサクッとチェックしたい方はこちらの記事をどうぞ。
【速報】iOS6, 新OSX, Retina対応のMacBook Pro、すぐわかるまとめ!
Safari、5つの新機能はこちら。
- 複数デバイス間のタブ同期
- オフラインリーディングリスト
- 写真アップロード
- フルスクリーン表示
- Smart App Banners
ではひとつひとつチェックしていきましょう。
複数デバイス間のタブ同期
Mac、iPhone、iPadでSafariを使う人なら待ちに待った機能と思われるタブ同期。iCloudタブというようです。iCloudタブボタンをタップすると、iPhoneで見ていたページ、iPadで見ていたページと、Macで見ていたページ、とリストが表示されます。
これまではわざわざURLをメールなどで送ったり、別のブラウザアプリで実現してきたタブ同期機能がついに標準搭載です。
オフラインリーディングリスト
iOS 5で搭載されたリーディングリスト。こちらはあくまでもページのリンクを保存しておく機能で、ページ全体を読みにいくにはインターネット回線が必要でした。iOS 6ではこのリーディングリストがオフラインに対応。ページそのもののデータが保存されます。
Instapaper、Pocket、Readabilityといったウェブサービス(アプリ)のいいところをSafariが導入してきましたね。Safariが、「調べる」だけでなく、「読む」・「貯蓄する」という方向にも広がっていきますね。
写真アップロード
今までは写真やムービーをSafariからアップロードすることはできませんでした。そのため、画像アップロード専用のアプリケーションが、AppStoreにはたくさんあります。しかし!iOS 6ではついにSafariからのアップロードが可能になります。
アップロードの為にアプリが必要なくなるということは、よりハードルが下がるということ。写真共有サービスやSNSへの写真投稿が促進される予感です。
フルスクリーン表示
より広い画面でブラウジングしたい時、iPhoneを横にして、画面をタップしてみてください。iOS 6ではフルスクリーンモードが搭載されます。
ナビバーやステータスバーが見えなくなるだけでも、ページ内に表示できる情報が格段に増えそうです。
Smart App Banners
Webページ上で「アプリが出ているから、そちらの方が見やすいよ!」というような告知、見た事ありませんか?これは現状、Webページ(とアプリ)の提供者が独自に表示しているものです。
iOS 6 では、この表示がより統一されたシステムで行えるようになるそうです。スマートアプリバナーと呼びます。
Webページをより見やすくするためにアプリをオススメしてくれるのであれば、非常に役立ちそうですね!
調べるだけじゃないSafari
タブの同期や写真のアップロードで、日記を書いたり、レポートを書いたりといった「アウトプット」が楽になります。そして、オフラインのリーディングリストは「読むこと」「情報の貯蓄」の強化ですよね。
Safariが「調べる」だけじゃないアプリケーションへとどんどん進化しています。楽しみです。