Evernote担当、「主任」の活用術。
AppBankの主任です。
Evernote というサービスをご存知でしょうか。AppBank では過去に何度か様々な使い方・関連するアプリをご紹介してきました。
そこで読者の皆様は疑問を持たれると思います。「この記事を書いている人は Evernote を使っているのか」「Evernote をどうやって使っているのか」の2つです。
そこで今回は AppBank で Evernote に関する記事を最も多く書いていると思われる、わたくし主任(@asyunin)の Evernote の使い方をご紹介します。
Evernote を使う上でのこだわり
1. ノートにタグは付けない
基本的にノートにはタグを設定しません。というのも、ノートを作成するたびにタグを設定していると非常に時間が掛かります。また、タグを設定する上で誤って付けてしまうと後からノートを探す時に面倒なことになるからです。
Evernote には保存しているノート全体をキーワードで検索する機能があります。これで十分に素早く目的のノートを探すことができるので、小生はこれを愛用しています。
2. ちょっとでも気になる情報はすべて Evernote に記録
少しでも引っかかる単語を含む情報は、すべて Evernote に記録しています。つまり、情報の重要性やジャンルで Evernote に保存するか否かを決めていません。その理由は少しでも気になるのであれば、後からそれについての正確な情報が欲しくなるからです。
その都度、ウェブを検索し直すのも良いですが、自分の欲しい情報を素早く見つけるのは困難です。日頃から気になるものをすべて Evernote に記録しておけば、後から検索する対象が Evernote に限られるので、それだけでも格段に情報は見つけやすくなります。
3. プレミアム会員
Evernote を活用する上ではやはりプレミアム会員であることは重要です。容量を気にする必要がほとんどなくなりますし、画像の OCR 処理も素早く終わります。
中でも特に重要視しているのが、PDF ファイル内のテキストがノート検索の際に対象に含まれるという特典です。小生は PDF 形式で配布されているレポートや論文なども Evernote に保存しているので、このプレミアム会員の特典は非常に重要です。
Evernote の使い方
Reeder で記事をクリップ


Reeder を使って Google リーダーに届く新着記事をチェックし、その際に気になる記事があれば Evernote にクリップします。
Reeder については以下の記事をご覧ください。
→Reeder: 毎日使いたいRSSリーダー、3.0バージョンアップでデザイン一新。
PictShare でカメラアプリで撮影した写真をアップロード


いまのところ、ロック画面から起動できるのは標準のカメラアプリのみなので、撮影は標準のカメラアプリに任せています。HDR 写真も簡単に撮影できるので気に入ってます。
Evernote へのアップロードは時間がある時に PictShare を使ってまとめてアップロードしています。写真アプリを使うよりもかなり楽です。
PictShare については以下の記事をご覧ください。
→PictShare – multiple photos uploader: 12のサービスに写真を投稿できるアップローダー。簡単な編集にも対応。923
PostEver で読書記録


本を読む際に気付いたことがあればメモに残したいので PostEver を使っています。公式アプリでもノートに追記できるようになりましたが、こちらの方が1つのノートに簡単に追記できるので愛用しています。
PostEver については以下の記事をご覧ください。
→PostEver – 1日分のメモが1つのEvernoteノートに: 公式アプリと一緒に使おう!”追記”に特化した Evernote アプリ。1389
Mac の Evernote アプリで情報を探す・記録する
iPhone/iPad でも Evernote アプリは使えますが、ほとんど使っていません。Evernote から情報を引っ張り出す時は大抵 Mac の前で作業していることが多いからです。そこで Mac の Evernote アプリを使って、情報を探したり、新たに追記したりします。
また、Evernote にファイルを保存することも多いので、ドラッグ&ドロップでノートにファイルを添付できる Mac 版 Evernote アプリは欠かせません。
Evernote と Dropbox の使い分け
小生の場合、Evernote は後から活用する情報・データを記録するために使います。また、後から情報を活用するためにも使います。Evernote には画像内の文字を検索したり、PDF ファイル内のテキストを検索できるからです。
一方で Dropbox はファイルをオンライン上に保存できるサービスなので、メールに添付するにはサイズが大きいファイルを共有したい時にのみ利用します。
Dropbox と連携するアプリも多々ありますが、その目的はファイルの保存・同期なので Evernote のように Dropbox を使うことは難しいでしょう。これが Evernote を使い続ける理由でもあります。
こちらもどうぞ
基本的な使い方から応用まで、Evernote に関する記事をまとめました。
ぜひご覧ください。
→【保存用】Evernote の完全まとめ。基本機能の使い方解説から応用まで!
開発 | Evernote |
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掲載時の価格 | 無料 |
カテゴリ | 仕事効率化 |
容量 | 19.6 MB |
執筆時のバージョン | 4.2.2 |

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