iOS 7にWi-Fiでファイルをやり取りできる「AirDrop」機能を追加か。
AppBank の主任です。
9to5Mac が、WWDC で発表される iOS 7 に「AirDrop」と呼ばれる、Wi-Fi 経由でファイルをやり取りできる機能が追加されるかもしれない、と報じています。
AirDrop は Mac 用 OS「OS X 10.7 Lion」から搭載されている機能で、Wi-Fi を使って Mac 同士でファイルを送受信できます。

さらに 9to5Mac によると、昨年にも Apple は AirDrop 機能を iOS に組み込んだ試作版を作成したものの、後に搭載の延期を決めたそうです。
この機能が実際に搭載されれば、メールや Dropbox などのオンラインストレージを使って渡す方法よりも、手早くファイルをやり取りできます。
iCloudとのすみ分け
似たような機能として iCloud の Documents in the Cloud があります。
対応しているアプリからなら iCloud 上にファイルを保存したり、そのファイルを呼び出すことができます。Mac からも対応アプリがあれば保存・呼び出しが可能です。
しかし 9to5Mac が指摘するように、iCloud のこの機能は1人で使うもの。他者とファイルをやり取りするのにピッタリな機能はありません。
もし AirDrop が実現すれば、他者が使う iPhone/iPad ともファイルをスムーズにやり取りできるようになりそうです。
ひと足先にAirDrop風機能を体験するには?
Instashare というアプリを使うと、Wi-Fi 経由で iPhone/iPad/Mac 間でファイルをやり取りできるようになります。


レビュー記事はこちら(レビュー時点では iPad 未対応でしたが、現在のバージョンでは iPad に対応しています)。
Instashare: iPhone同士でWi-Fi/Bluetoothでファイルを送受信!Macにも対応。無料。
参考(順不同)