開発中のiOS 7が流出?ホーム画面と思わしきものの画像が公開される。
AppBank の主任です。iDownloadBlog が iOS 7 のホーム画面と思われる画像を掲載しました。以下の画像がそれです。
(画像引用元:What some iOS 7 stock app icons might look like – iDownloadBlog)
残念ながら Dock がどのようなデザインになっているかは不明ですが、アイコンに光沢がなくなり、フラットなデザインになっているようです。
さらに、前後のホーム画面への切り替えのエフェクトも変わり、立方体の側面を回すような形になっているように見えます。
また、カメラアプリや設定アプリのアイコンは、iOS 6 のものに比べて、レンズや歯車が大きく描かれているように見えます。
この画像を提供したのは Sonny Dickson 氏。昨年1月から製品のリーク・プロトタイプなどを扱うブログ「SonnyDickson.com」を開いています。
先月にはこのブログで iPad mini のプロトタイプが公開され、マイク用の穴が上部と背面にあることで話題となりました。
Photo shows Apple tested first-generation iPad mini with two microphones | Sonny Dickson
上記の「ホーム画面」画像はあまりにも不鮮明であるため、これを元にデザイナーの Surenix 氏が再現図を作成しました。
(画像引用元:What some iOS 7 stock app icons might look like – iDownloadBlog)
以下が現在のアイコンです。
SDKによるアイコンの光沢表現がなくなる?
これまでは開発者の設定次第で、アプリのアイコンに光沢を入れたり、入れなかったりが指定できました。
iDownloadBlog は、Apple が全ての純正アプリのアイコンから光沢を無くす決断を下せば、SDK によるアイコンの光沢表現オプションも無くなるだろう、と予想しています。
そうなれば iOS 7 上ではアイコンの見た目に一貫性が生まれるからです。
3つの変更点
この他にも iDownloadBlog は3つの変更点があると伝えています。
第一に、天気アプリのアイコンから気温表示がなくなっている点です(画像は iOS 6 のもの)。
第二に、設定アプリやリマインダーアプリのアイコンからフレームがなくなっている点(画像は iOS 6 のもの)。
第三に、電話やメッセージアプリのアイコンから斜線がなくなっている点(画像は iOS 6 のもの)。
以前ご紹介した、デザイナーによる予想図よりも変更の具合は地味ですが、実際にあり得そうな現実感があります。
iDownloadBlog が指摘するように、単にフラットデザインを取り入れただけではユーザーの失望を買う可能性があります。
果たしてこうした変更が iOS 7 で行われるのか、現地時間の6月10日に開催される WWDC の基調講演に注目です。
6/10に開催される、Appleの一大イベント「WWDC」とは?
参考
- What some iOS 7 stock app icons might look like – iDownloadBlog