【徹底インタビューその2】パズドラの2013年、山本Pが考える3つのキーワード
今回はパズドラの山本大介プロデューサーにお時間を頂戴し、
「2013年のパズドラを振り返る」をテーマにインタビューを行わせていただきました!
聞き手は私、マックスむらいでございます。
よろしくお願いします!!
※このインタビューは2013年11月26日に開催されました。
掲載までに時間がかかってしまってすいません!
2013年パズドラを振り返る3つのキーワード
◎ マックスむらい
2013年、山本さんが考える3つのキーワードとかありますか?
長かったようであっという間でしたからね…この1年。
気づいたら12月でしたよね。
私にとってもすごい1年でした、ほんとに。
◎ 山本プロデューサー
うーん、3つですか?難しいなぁ。。
・・・
・・・
あぁ、そういえば、長かったように見えて、
ニコ生を始めたのが今年(2013年)なんですよね。
◎ マックスむらい
仰るとおりです。
1月の26日だったかな…
◎ 山本プロデューサー
女神降臨!
あのときは、何人くらい見るのかもわからなかったし、数字を意識して始まったわけじゃないですからね。
※これがその放送
パズドラ 究極攻略!生放送~ゲリラダンジョン「女神降臨!」に挑戦~ – 2013/01/24 11:45開始 – ニコニコ生放送
◎ マックスむらい
きっかけはあれですよ。
去年(2012年)に私たちがニコ生じゃなくて、ツイキャスでなんとなく生放送してたゼウス降臨!。
初めてゼウスが来た時に、私が30コンして、マックスカウンターっていって、ダークゴーレムを両サイドに2体置いて…
◎ 山本プロデューサー
マックスカウンターなつかしい!
◎ マックスむらい
スーパーノヴァに対するカウンターで99万!!!
みたいなダメージを与えて、最後倒したんだけど、同時にゼウスにやられてゲームオーバーで…
あれを山本さんが偶然見てて、爆笑したという話を聞いたのが、私の中でニコ生をやるきっかけとしても大きかったですかね…
・・・
それにしてもあのニコ生が始まったのは今年の頭なんですよね。
◎ 山本プロデューサー
2100万ダウンロードの実感はないんですが、同時接続のイベントをやると、アクティブユーザーが多いなーとは感じますね。
◎ マックスむらい
一番多かったのがヘラ・ウルズ降臨!のニコ生の時で視聴者が97万とか?ニコ生だけで。
自分で言うのもあれですが、インターネット上でワールドカップ並の集客というか…
一箇所にあれだけの人があつまるイベントって他に見たことがないですよね。
降臨イベントの話になると、私の方がより話しちゃいそうですが…
あれはすごいイベントでしたね。
◎ 山本プロデューサー
ここまで、魔法石をかけることに盛り上がるんだっていう…
単純に成功するかどうかを見守るだけの番組なんですけど、健全な番組でしたよね。
でも、むらいさん的にもすごい大変でしたよね(笑)
◎ マックスむらい
大変でしたよ。
ホント、大変でした。
プレッシャーがすごかったです。
自分自身をそこそこのゲーマーだったとは思っていたのですが、イベントとかいろんな場面でパズドラユーザーの方と会うと「本当のゲーマーってこんなにすごいんだ」っていう…
私ってゲーマーじゃなかったって(笑)
でも、まさか自分があんなに多くの人の前でゲームをするとは思っていませんでした。
◎ 山本プロデューサー
高橋名人以来ですよね、ここまで多くの人に知れ渡ったっていうのは…
◎ マックスむらい
子どもたちが知っているっていうのはすごいなぁ、と思います。
私を応援してくれているのって、主に小中高生で。
◎ 山本プロデューサー
25年振りくらいじゃないですか、ここまでの名人が誕生したのは。
◎ マックスむらい
パズドラっていうヒットがあったからこそで、それに偶然が重なったというか。
今の世の中、これだけ情報の配信の仕方がテレビ・雑誌・インターネットとたくさんあって、情報が一箇所に集中するってことがまず無いですよね。
だから、何があったとしても「高橋名人」みたいな存在が生まれるわけがないんですよ。
なのに、それに近しい現象が起きちゃったんですよね…
◎ 山本プロデューサー
しかもニコ生で生まれるっていうのは…
◎ マックスむらい
衝撃的ですよね!
◎ 山本プロデューサー
今年はパズドラがいろんな場所に展開していった中で、他のゲームがやっていない新しいことをいろいろやって来ました。
思いつきとかタイミングとか巡り合わせで…。
ほんと変わったこといろいろやりましたね。
◎ マックスむらい
なかなか真似できないですよね。
◎ 山本プロデューサー
あれだけ、時間をかけたセーブデータを消す人っていないですからね。
◎ マックスむらい
いないですね…(笑)
2013年4月29日 パズドラ ファン感謝祭
◎ マックスむらい
あれはどうでしたか?
4月29日のファン感謝祭。
◎ 山本プロデューサー
あれは…最初大きなイベントがやれたらいいなあくらいで話していたのですが…
◎ マックスむらい
あれは、会場に入れるのが3000人くらいがマックスでしたっけ?
◎ 山本プロデューサー
そうなんです。
ただ当日は行列が2万人以上で、7時間半待ちとかで、途中で帰ってしまった人もいました。。。
全員会場に入れようとしたら10分の1も入らなかったですね。
ほんと申し訳なかったというか反省しかなかったです。
◎ マックスむらい
難しいですよ、あれを事前に想像するのは。。
無理ですね…
◎ 山本プロデューサー
最初に入った人が会場からほとんどでなくて…ずっと中にいたので、入れ替えもあまり起こらなくて、、。
本当に会場に入れた人は来てくださった方の全体の10分の1とかだったと思います。
◎ マックスむらい
あのイベントの盛り上がりは、ホントにすごかったなあ…。
◎ 山本プロデューサー
ほんと申し訳なかったですね。反省というか。
ただ、半年以上前にとった会場で、会場を抑えた時点では、あんな大きな会場借りて人がいっぱいになるかどうか心配だ、って話すらしていたのですが。
◎ マックスむらい
不安だったけれど、背伸びして大きな会場抑えたくらいの…。
それにしてもすごかったです。
行列は東京ドーム一周して、さらに水道橋駅まで3往復くらいしてましたからね。
◎ 山本プロデューサー
村井さん、隙間時間に行列、先頭から最後までずっとハイタッチして…
◎ マックスむらい
そうそう、そのハイタッチが駆け足で20分くらいですよ(笑)
◎ 山本プロデューサー
次回、同じようなイベントを実施するときは、絶対に大きな会場を押えますね。
◎ マックスむらい
楽しみにしています。
パズドラZについて
◎ マックスむらい
パズドラZについてはどうですか?
◎ 山本プロデューサー
最後はスマホのチューニングチームを入れて、パズドラZでの降臨ダンジョン等、しっかりチェックしているので、スマホのコアユーザーも楽しんでもらえるようにゲームはしっかり作ってあります。
今までお父さんお母さんの端末で遊んでいた子どもたちが、自分のゲーム機で遊べるようになったっていうのは、いいのではないかなぁ、と。
◎ マックスむらい
モンスターも動きますしね。
◎ 山本プロデューサー
そうですね、モンスターが動くのは、スマホユーザーにも見て欲しいですね。
スマホもそういうふうに作りたいんですけど…容量の制限があったり、重くなったりするのでスマホでは厳しいですよね…
ゲーム機ではやっぱり作り方が違いましたね。
◎ マックスむらい
この記事が上がる頃にはもう発売されてますからね。
◎ 山本プロデューサー
そうですね…売れてほしいな〜
◎ マックスむらい
Amazonでは事前予約1位でしたね!
◎ 山本プロデューサー
クリスマス需要で…
◎ マックスむらい
楽しみですね〜!
◎ 山本プロデューサー
ZはZで漫画があったりとかグッズも、スマホと違った形で展開していくので、パズドラのスピンオフに近い感じなので、こっちもこっちで育てていきたいというところはあります。
2014年にはついにアーケードにまで進出!
◎ マックスむらい
ほかはどうでしょうか?
2013年の大きなトピックとして?
◎ 山本プロデューサー
「ニコ生」と「429」と…「Z」もあるんですが…個人的には「アーケード」ですかね。
この業界に入ったのもアーケード作りたくて入ったんですよ。
◎ マックスむらい
スクエニさんと発表になったやつですね!
◎ 山本プロデューサー
来年の春が楽しみです!
この記事が上がるころにはおそらく発表出てると思います。
まだ多くは語れないのですが。
まとめると、スマホから飛び出したッて感じですかね。
いろんな場に展開した1年でしたね。
・・・インタビューは【その3】に続きます!!
【徹底インタビューその1】パズドラの2013年をガンホー山本大介プロデューサーに聞く!