家電見本市CESで、iOS向けの無線ゲームコントローラーが2つ発表されました!
ラスベガスで行われているUSの家電見本市『コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)』で、iOS向けの無線ゲームコントローラーが2つ発表されました。
今回発表されたのは、ゲーマー向けの機器を扱うブランドSteelSeriesの『SteelSeries Stratus Wireless Gaming Controller』と、新規ブランドSignalの『RP One』の2つ。
どちらも Apple が公開した仕様に基づいて開発された「Made for iPhone/iPod」製品です。
SteelSeriesのコントローラーでできること
SteelSeriesのコントローラーは、2つのアナログスティック・L1/L2 ボタン・R1/R2 ボタン・D パッド(十字キー)・4つのアクションボタン・ポーズボタンを備えています。
iOS7をインストールしているiPhone 5/5c/5s、iPad Mini、iPad Air、iPad第4世代、iPod Touch第5世代に対応しており、コントローラー対応アプリをプレイできます。
Apple TVのAirPlayにも対応しており、連続使用時間10時間。価格は99.99ドルで、海外では3月発売となっています。
すでにプロモーション動画も公開されており、高い完成度がうかがえる製品ですね。
コントローラー対応アプリは『Limbo』や『オーシャンホーン』など40程度のアプリしか確認されていませんが、『Final Fantasy』シリーズなどが対応予定となっており、今後は次々と増えていくことが予想されます。
もう1つのコントローラーRP Oneは参考出展のみ
RP Oneは新規ブランドSignal製品です。こちらはコンセプトモデルのモックアップが展示されているのみで、2014年上半期の出荷となっています。
こちらもフル充電時は連続10時間のプレイが可能で、価格は99.99ドル予定となっています。
複数のメーカーからコントローラーが発売されれば、競争でより質の高いものができるようになるでしょう。
可能性未知数の新規ブランドにもがんばって欲しいですね!
無線コントローラーで広がる夢
無線コントローラーを使用するとゲーム中に画面が広く使えるようになるうえ、ボタンの押し間違えが少なくなり、より快適にゲームがプレイできます。
さらに、iPad の大画面を前にコントローラーを使えば、ゲーム機でプレイするのとほぼ変わらない環境が実現します。
Air Playで家庭用TVに写せば、PSやXBoxなどの家庭用ゲーム機と同じような大画面でもプレイも可能です。
最近、PS2などから移植されたゲームアプリが増えています。iOSデバイスをゲーム機の代わりにTVに接続し、コントローラーで遊ぶことが当たり前の未来になるかもしれません。
そうなれば、PS3などのゲームもiOSで出たりして・・・夢が広がりますね。
参考・画像引用元
SteelSeries International shop – SteelSeries Stratus Wireless Gaming Controller – Controllers
Signal announces ‘RP One’ full-size Bluetooth game controller for Apple’s iOS devices