無料で7GBが使える「OneDrive」開始。MicrosoftがSkyDriveを改称。
Microsoft がオンラインストレージサービス「SkyDrive」の名前を変更し、「OneDrive」として再始動させました。
サービスの内容自体は SkyDrive とほぼ同じ。無料で 7GB のスペースが利用でき、ブラウザから Office 書類を編集できる「Office Web Apps」が使えます。
異なるのは「写真バックアップ」と「ユーザー招待」で容量が追加される点です。前者で 3GB、後者で1人招待で双方に 500MB が追加されます(5GB まで)。
先着10万名までに 100GB のスペースをプレゼントするキャンペーンは、開始後30分で終了したそうです。
サービス名の改称に至った理由はこちら↓
マイクロソフト「SkyDrive」から「OneDrive」へ名称変更。
利用にはMicrosoftアカウントが必要
OneDrive を利用するには Microsoft アカウントが必要です。メールサービスの Outlook.com なども利用できるので、この機会にぜひ作っておきましょう。
デザインに違いは見られず
PC のブラウザから OneDrive にログインしたところ。SkyDrive とのデザインの違いは見当たりません。
書類を作成・編集できる「Office Web Apps」は健在!
iPad の Safari であれば、Office Web Apps を使って Word・Excel などの書類を作成・編集できます。
SkyDriveを使えば、iPadからWord/Excel/PowerPoint書類が作成できる!
iPhone の Safari からは残念ながら閲覧のみ。編集はできません。
公式アプリも「OneDrive」に
公式アプリの名称も「OneDrive」になりました。ロゴも切り替わっています。
カメラバックアップを使って容量を増やす
アプリを初めて起動した際には、カメラバックアップ機能を使うか否かを尋ねられます。写真へのアクセスを許可すれば、撮った写真を OneDrive に自動アップロードします。
この機能で写真をアップロードすれば、OneDrive に 3GB のスペースが追加されます。
招待して容量を増やすには?
ブラウザでログインし、左下の【ディスク容量を追加する】をクリック。
【無料ストレージを取得】をクリックします。
表示される「招待状へのリンク」を Twitter に投稿したり、OneDrive を使い始める友人に送りましょう。
このリンクから申し込んだ人と、そのリンクで招待した人の両方にそれぞれ 500MB の容量が追加されます。
この方法で容量が増やせるのは 5GB までです。
Dropboxと有料プランを比べる
OneDrive の有料プランは以下の通りです。
追加容量 | 月額料金 | 年額料金 |
---|---|---|
50GB | 499円 | 2,000円 |
100GB | 799円 | 4,000円 |
200GB | 1,199円 | 8,000円 |
Dropbox の有料プランは以下の通りです。
追加容量 | 月額料金 | 年額料金 |
---|---|---|
100GB | 9.99ドル(約1,018円) | 99ドル(約10,092円) |
200GB | 19.99ドル(約2,037円) | 199ドル(約20,286円) |
500GB | 49.99ドル(約5,095円) | 499ドル(約50,868円) |
価格が安いOneDrive・容量が多いDropbox
容量と価格に絞って両者のプランを比較すると、価格では OneDrive に、容量では Dropbox に軍配が上がります。
100GB あるいは 200GB のオンラインストレージが必要である場合は、OneDrive の方がコストを低く抑えられそうです。
参考(順不同)
- OneDrive is Now Available Worldwide: Free Cloud Storage for Microsoft, iOS, and Android Devices | OneDrive Blog
- Twitter / onedrive: 10,000,000 GB of #OneDrive …
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・開発: Microsoft Corporation ・掲載時の価格: 無料 ・カテゴリ: 仕事効率化 ・容量: 6.4 MB ・バージョン: 4.1 |