心拍数を測る運動のメリットをプロのトレーナーに聞いた!
運動中の心拍数が測れる「MIO Alpha」や「Wahoo Fitness」を使って、より良い運動に調整しましょう!
MIO AlphaもWahoo Fitnessも、装着すると運動中の心拍数を測れるアクセサリーです。
連携アプリを使うと現在の心拍数を確認するだけでなく、心拍数を記録して後から確認、比較できます。
心拍数をチェックすれば、運動内容が適切か明確になりやすいそうです。でも、どんな心拍数が「適切な運動」なのでしょうか。
運動に心拍数をどのように参考にすればよいのか、プロのトレーナーに聞いてみました。
心拍数を測定するトレーニングは2パターンある
今回、心拍数とトレーニングの関係を『東京ヤクルトスワローズ』コンディショニングコーチ 菊地大祐さんに教えてもらいました!
– どんな目的で、トレーニングのとき心拍数を測るのですか?
菊池(敬称略): トレーニングで心拍数を測定する目的は2パターンあります。1つ目は「トレーニングをした期間前後で変化があったか確認するため」です。2つ目は「今しているトレーニングが疲労回復になっているか確認するため」です。
– 1つ目のトレーニングについて質問です。心拍数で変化をどのように確認するのでしょうか?
菊池: ダッシュして休む、というのを繰り返す「インターバルトレーニング」で心拍数を計測することがあります。ダッシュして上がった数値が、休憩中は下がっていきます。
でも、ダッシュを何本か繰り返すことによって休憩中の数値が下がりにくくなってきます。
菊池: 守備と攻撃がある野球選手、特に先発ピッチャーにとっては、イニング間にどれだけ回復できるかが大事になってきます。
そこで先程のインターバルトレーニングで個々の心拍数を測っておきます。様々なトレーニングを取り入れ、再度インターバルトレーニングで数値の変化をみて効果があったか確認しています。
– なるほど。すぐに心拍数が落ち着いているか、少しの休憩で回復しているか確認するのですね。
菊池: はい、トレーニングの効果が現れているか、確認しています。
– 長期的なトレーニングを計画している場合、途中で数値をチェックすればトレーニングで変化があったか確認するのにも役立ちそうですね。
– 2つ目の「今しているトレーニングが疲労回復になっているか」とはどういうことでしょうか?
菊池: アスリートでも一般人でも、目安として「200 – 年齢」が『最大心拍数』と言われています。この最大心拍数の60%くらいの心拍数で20〜30分有酸素運動を継続すると、疲労物質が排出されやすいと言われています。
疲労物質排出のためのトレーニングで負荷がかかりすぎていないか、心拍数を測ることでチェックできます。
– 心拍数の測定は長期的な成果確認や、トレーニング中の内容確認に役立つことがわかりました。ありがとうございます。
オマケ:アクセサリをみてプロの感想
菊池: 手軽に選手が装着できるのがいいですね。ただ、アプリとアクセサリが30mほど離れると正しく監視できなくなってしまいました。トレーナーは選手と離れて立っているので、100m・・・いや、せめて50mは計測可能範囲として欲しいですね。
また、実際に使用してみた選手にも感想を聞いてみました。
石川雅規投手: つけてると、やっぱり意識してトレーニングできますね。
松岡健一投手: 選手みんな、こういうのに興味があって色々試してますよ。個人的には腕時計の方が使いやすそうです。
心拍数をチェックしながら運動してみよう!
プロも運動中の心拍数情報を活用しています。手軽に計測できてiPhoneで簡単に記録できるアプリ連携アクセサリで、あなたも本格的な運動を始めてみませんか?
ほかにもある運動に役立つアクセサリ

→【50%OFF】【在庫限り】Pink Shock Armband for iPhone5

→【6月上旬】心拍数センサー内蔵Bluetoothヘッドセット iriver On ブラック