AppBank Fello SDK を Unity アプリに組み込む方法

この記事では、AppBank Fello を Unity アプリに実装する方法を解説します。

AppBank Fello は、iOS・Android で利用できる、AppBank が提供するスマートフォン向けのツールです。導入することで、プッシュ通知・全画面広告などの機能が簡単に使えるようになります。

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実装の流れ

  1. 組み込みに必要な準備
  2. Unity プロジェクトへ統合
  3. アプリをリリースする前の確認事項
  4. アプリがリリースされたら

開発環境・SDK

  • Unity
  • Xcode
  • Appbank Fello SDK Unity

Appbank Fello SDK Unity 動作環境

  • iOS 4.3 以上
  • Android 2.2 以上

1. AppBank Fello SDK Unity の組み込みに必要な準備

AppBank Fello SDK Unity を入手

ダウンロード」ページに移動し、「広告ネットワーク/プッシュ通知SDK」ボタンを選択します。AppBank Fello SDK Unity がダウンロードされます。

AppBank Fello アプリケーション登録

AppBank Fello 管理画面から、「アプリケーション追加」ページに移動し、アプリケーション登録を行います。

appbankfello_ios_sdk


iOS の場合

App Store Id には、iOS アプリの Bundle ID を設定します。

iOS アプリでプッシュ通知を行う場合は、対応する証明書のアップロードが必要になります。開発環境の場合は、「Development iOS プッシュ通知証明書」にアップロードします。アプリをリリースする際には、「Production iOS プッシュ通知証明書」をアップロードします。

証明書の作成方法に関しては、こちらをご確認ください。

appbankfello_ios_registration


Android の場合

Android Market Id には、Android アプリの Package Name を設定します。

appbankfello_android_registration


2. Unity プロジェクトへ統合

Unity プロジェクトの編集

AppBank Fello SDK Unity は、Unity パッケージ + iOS フレームワークとして提供されています。以下の手順で、Unity プロジェクトに SDK を統合します。

統合先の Unity プロジェクトを開いた状態で Finder 上で FelloPush.unitypackage をダブルクリックします。

appbankfello_unity_1


ファイルが表示されたら全て選択してインポートします。

appbankfello_unity_2


任意のゲームオブジェクトに FelloPush.cs を attach します。

appbankfello_unity_3


appbankfello_unity_4


Unity(iOS) の組み込み方法

プラグイン内 Assets/Plugins/iOS/FelloPushBridge.mm の _app_id を AppBank Fello で登録したアプリケーション ID に変更します。

// 例: static NSString* _appId = @"10000";
static NSString* _appId = (アプリケーションID);

Unity プロジェクトから build し、Xcode プロジェクトを出力します。
※ player settings の Bundle Identifier を組み込むアプリの Bundle ID に変更しておきます。

appbankfello_unity_ios_1


以降、出力した Xcode プロジェクトを開いて作業していきます。

フレームワーク/リソースバンドルファイルの追加

Xcode の Project Navigatior に、SDK 内にある NotificationsSDK/Debug/FelloPush.framework, FelloPush.bundle をドラッグ&ドロップで登録します。

appbankfello_unity_ios_2


フレームワークの追加

Build Phases の Link Binary With Libraries に以下のフレームワークを追加します。

  • StoreKit.framework
  • AdSupport.framework

appbankfello_require_framework


コードの修正

Unity 4.3 以下だとビルドエラーが発生するので、エラーのコメントに従い、AppController.mm を変更します。

#include "UI/Keyboard.h"
#include "Unity/DisplayManager.h"
#include "Unity/EAGLContextHelper.h"
#include "Unity/GlesHelper.h"
// 下記コードを追加
import 

- (void)application:(UIApplication*)application didReceiveRemoteNotification:(NSDictionary*)userInfo
{
    UnitySendRemoteNotification(userInfo);
    // 下記コードを追加   
    [KonectNotificationsAPI processNotifications:userInfo];
}

- (void)application:(UIApplication*)application didReceiveLocalNotification:(UILocalNotification*)notification
{
    UnitySendLocalNotification(notification);
    // 下記コードを追加   
    [KonectNotificationsAPI processLocalNotifications:notification];
}

Unity 4.3 以下の場合、FelloPushBridge.mm でエラーが発生するので変更します。

// コンパイルエラーで説明が表示された箇所をコメントアウトもしくは削除
//#error ※下記の変更を AppController.mm に必ず行って下さい!
//#error ※変更を行ったら本警告を削除してからビルドして下さい

Xcode プロジェクトをビルドし、起動できることを確認します。

Unity(Android) の組み込み方法

マニフェストファイルの修正

プラグイン内 Assets/Plugins/Android/AndroidManifest.xml ファイルを修正します。com.example.sample となっている箇所を全て組み込むアプリの Package Name に変更します。



    

    

    

    
    
    

    
     ← 変更
    

    

    
        
        
        
            
                
                
            
        
        
            
            
        
        
        
        
        
        
        
            
                
                
                 ← 変更
            
        

        
        

    


設定ファイルのコードを変更

プラグイン内 Assets/Plugins/Android/res/xml/fello_config.xml ファイルを修正します。




    1234567890(これはサンプル)
    true
    com.unity3d.player
     UnityPlayerActivity 
    プッシュ通知サンプル
    app_icon
    true

  • ApplicationId: AppBank Fello にて登録したアプリケーションID
  • NotificationLaunchActivityPackage: com.unity3d.player を指定
  • NotificationLaunchActivityName: UnityPlayerActivity を指定
  • NotificationTitle: プッシュ通知に表示されるアプリ名
  • NotificationIcon: プッシュ通知に表示されるアプリアイコンリソース名
  • EnableNotificationDialog: 通知の時にポップアップで表示されるダイアログの有無。 ダイアログの表示をしない場合は、通知領域の表示だけとなります。

設定後、Unity プロジェクトから Android Platform を選択。ビルドし、起動できることを確認します。

プッシュ通知動作確認

AppBank Fello 管理画面から、先程作成したアプリケーションを選択します。

「プッシュ通知」タブを開いて、左側にある「追加」項目から、配信したいプッシュ通知の内容を登録します。

※「追加」画面上部に、証明書に関する注意文が表示されている場合は証明書のアップロードが必要となります。

内容を登録後、アプリが終了されている、もしくはバックグラウンドにある状態で設定した時刻に通知が届けば、プッシュ通知の動作が確認できたことになります。

※ 通知には、遅延が発生することがあるため、通知予定時刻の前後5分程度はこの状態を維持したまま確認してください。

広告表示動作確認

AppBank Fello 管理画面から、先程作成したアプリケーションを選択します。

「広告枠」タブを開いて、「有効化ボタン」を押します。

appbankfello_ad


有効にした後、アプリを起動し、テスト広告が表示されていれば、広告表示の動作が確認できたことになります。

appbankfello_test_ad


広告が表示されない場合、下記の事項を確認します。

1. 広告枠設定が有効になっているか

サンプルアプリ動作確認手順内の広告表示動作確認、広告枠有効手順を再確認してください。

2. 広告表示頻度設定の確認

以下のように「アプリ起動時広告設定」に「停止する」のチェックボックスが有効になっている場合は、広告が表示されません。

AppBank_Fello_fq


インタースティシャル広告の表示方法

インタースティシャル広告を表示したい場合は、表示させたいタイミングで下記の関数を呼び出します。

実装例:onGameEnd() というゲームプレー完了時想定の呼び出しに追加。

void OnGameEnd()
{
    FelloPush component = (FelloPush)GetComponent("FelloPush");
    component.OnInterstitial(null);
}

実装例:onGameEnd() というゲームプレー完了時に GameEnd タグを指定してインスタースティシャル広告呼び出しを追加。

void OnGameEnd()
{
    FelloPush component = (FelloPush)GetComponent("FelloPush");
    component.OnInterstitial("GameEnd");
}

3. アプリをリリースする前の確認事項

SDK を組み込んだアプリをリリースする前に、必ず以下の手順を行ってください。

iOS の場合

「Production iOS プッシュ通知証明書」をアップロード

AppBank Fello 管理画面より、Production 用の証明書をアップロードする。

証明書の作成方法に関しては、こちらをご確認ください。

appbankfello_release


Release 版の SDK を使用する

SDK 内の NotificationsSDK/Release/ FelloPush.framework, FelloPush.bundle を Project Navigator にドラッグ&ドロップで登録し、Debug 版は登録解除します。

appbankfello_unity_ios_3


Android の場合

設定ファイル(fello_config.xml)の IsTest 項目を false にします。



  ...
  false
  ...

4. アプリがリリースされたら

AppBank Fello を実装したアプリを App Store にリリースしたら AppBankプラスに申込みましょう。AppBankプラスは、AppBank Fello を導入しているアプリを AppBank で紹介できるサービスです。

詳細は下記よりご覧ください。
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