【アプリ開発者向け】プッシュ通知の送信許可数を増やすテクニック(前編)
こんにちは、AppBank Felloの運営担当のしょーざです。
この記事では、プッシュ通知の許可数を増やすテクニックを紹介します。ユーザーアンケートを通じて、どのような通知内容であれば、ユーザーは通知を許可するのかをズバリ教えます。
プッシュ通知は、AppBank Felloで簡単に導入することができます。すでに1000以上のアプリに導入されています!
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プッシュ通知の利用動機は「アプリの更新情報がほしいから」
プッシュ通知を利用する理由の第1位は「アプリの更新情報がほしいから」で、全体の約半数(46.6%)を占めています。
男女別ではやや違いが見えます。男性は女性より「アプリ更新情報がほしいから」の比率が10ポイント高く(51%)、一方、女性は「人からのコミュニケーションがあった際に知らせてもらえるから」が男性より8ポイント高いといった差がありました。
プッシュ通知の送信を許可してもらうには
普段はプッシュ通知を許可していないユーザーに対して、事前に内容を確認させることで送信許可数を増やすことができると、調査結果は伝えています。
「事前にプッシュ通知される内容がわかれば許諾の判断が変わるか?」の問いに対して、63%が「変わる」と回答しているためです。女性の回答数が男性よりも8ポイント多く、より女性は「事前にプッシュ内容を知りたい」と考えていることがわかります。
Q:プッシュ通知の許諾を聞かれた時、どうするか?
プッシュ通知の許諾についての質問には「常にOKを選択する」「どちらかといえばOKを選択する」を選んだユーザーが42%。「常に許可しないを選択する」「どちらかといえば許可しないを選択する」を選んだユーザーは28%と、許可するユーザーがしないユーザーを上回っています。
Q:プッシュ通知される内容について、許諾の前に知りたい?
プッシュ通知の内容を事前確認したいかという問いに対しては、約6割(59.8%)のユーザーが「知りたい」と回答しています。
とくに女性は男性を14ポイントも上回りました。
まとめ
プッシュ通知の送信許可数を増やすには、事前にどのような内容の情報が送られるのかを伝えることで増やすことができます。
例えば、チュートリアル中に「プッシュ通知をオンにすると、アプリの重要な更新情報が届きます」等の内容を告知するとよいでしょう(AppBank Felloでの設定方法については後述します)。『DECOPIC』、『ドラゴンクエストⅩ 冒険者のおでかけ超便利ツール』といったアプリでは同様の手法を採用しています。
女性はプッシュ通知の内容を事前に知りたい傾向が強いので、女性をターゲットとしたアプリでは特に有効な施策ではないでしょうか。後編ではユーザーがプッシュして欲しいと思っている内容や嫌われる内容についてご紹介します。
【調査対象】
10代〜60代、男女のスマホユーザー500人を対象に調査。
AppBank Felloでプッシュ通知の使用許諾を任意の場所に設定する方法
AppBank Felloでは、プッシュ通知の使用許諾を好きな場所に設定することができます。SDKのinitializeを使用許諾を出したいタイミングで呼び出すことで設定ができます。
initializeを呼び出さないとAppBank FelloのAPIが使えないので、例えばチュートリアルが終わった際に、使用許諾を出す場合は以下のようにしてください。
1. チュートリアルが完了するまでは、AppBank FelloのAPIを一切呼び出さないようにする
2. チュートリアル完了後、initializeを呼び出し、それ以降、AppBank FelloのAPIを実行するようにする
3. チュートリアルが既に完了していれば、ゲーム開始直後にinitializeを呼び出すように修正する
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AppBank Felloは、プッシュ通知を何回送信しても無料で利用できるだけでなく、分析ツールやAppBankにアプリが掲載されダウンロード数を増やすことができるサービス『AppBankプラス』をご利用頂ける、至れり尽くせりのツールです。便利な機能を無料でご提供しておりますので、まだ使っていない開発者様はぜひご利用ください!
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