LINEの発表会イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」レポート!
「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」に行ってきたぞー!
こんにちは!ポールです。
本日2014年10月9日(木)、千葉県舞浜で開催されたLINEの発表会イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」に行ってきました。
このイベントでは、LINE株式会社の事業戦略や新しいサービスが発表されました。また会場内はどこを見てもLINEのキャラクターがいて、まさにLINEのお祭り!なムードでしたよ!
それではレポートをどうぞ!
会場はLINEでいっぱい!
イベントは、千葉県浦安市にある『舞浜アンフィシアター』で行われました。ディズニーリゾートの近く!
会場内には、今年もブラウンなどLINEキャラの巨大マスコットが置いてありました。
ちなみに去年の様子はコチラ
→ LINEカンファレンス「Hello, Friends in Tokyo 2013」にいってきたぞ!
そのほかには、大きなフォトブースや・・・
リアルLINEキャラクターたちが!来場者を楽しく出迎えていました。
グッズエリアではゴージャスなフィギュアも!
会場内にはグッズエリアもあり、来場者は新しいLINEグッズを購入できました。
とくに目立っていたのは、こちらのキラッキラのフィギュアです!お値段、なんと30万円!?これでも、10万円以上値下げしているので驚き。
LINEの一年間の成長について!
それでは、発表スタートです!LINEテーマソングのライブパフォーマンスから始まりました。教育テレビの番組のような雰囲気で、思わず気分がほのぼの。
まずは、森川亮社長がLINEの1年間の成長について発表しました。
LINEは登録ユーザー数を大きく伸ばし、その数は世界中で5億6000万を超えました。
1日にLINEでやりとりされているメッセージの数は130億件!タイムラインでのコミュニケーション数は、合計で1億6000万件となりました。
LINEは、コミュニケーションを盛り上げるアプリをリリースしてきました。自撮り専用のカメラアプリ「B612」は、写真でのコミュニケーションに役立っていますよね。
そして、LINEと言えばスタンプ!なんと、1日に18億件も送信されています。
ユーザーが自由にLINEスタンプを制作、販売できるLINEクリエイターズマーケットも始まりました。
クリエイターズマーケットでは、2014年9月の時点で1万8000ものスタンプが販売されています。
スタンプを販売するユーザー層は広く、ある小学生のスタンプクリエーターは売上額で自転車を買ったんだとか!いい話・・・。
LINEのキャラクターについて。
今や、ブラウンやコニーなどのLINEキャラクターたちは世界中で人気になりました。台湾や韓国ではキャラクターショップがオープンし、かなりの盛り上がりを見せているそうです。
そして日本でも、今年の冬に原宿にLINEキャラクターショップがオープンするとのこと!
セキュリティについて。PINコードの設定を必須にするなど、セキュリティ面でも強化されましたね。
LINEの今後のテーマは「LIFE」
LINEの、今後の事業戦略について発表されました。ズバリ、新しいテーマは「LIFE(ライフ)」です!
これからのLINEは、生活のプラットフォームとして、そしてエンターテイメントのプラットフォームとして利用されることを目指します。
代表取締役の、出澤剛さんが登壇されました。
今までのLINEはデジタルの世界にとどまっていましたが、今後はより日常生活にとけこむプラットフォームを目指すとのことです。
LINEの新たな3つの展開
LINEの、新しい3つのサービスが発表されました!
LINE Maps for Indoor
1つ目は、地図アプリの『LINE Maps for Indoor』です。百貨店やデパート内の行きたいお店を指定すると、建物の中で目的地まで誘導してくれます。リリース時には、約40種類の施設で利用可能になるそうです。
LINE PAY
2つ目は、決済システムの『LINE PAY』です。LINEやLINE関連サービス、提携しているウェブサイトでの決済が、すべてLINEからできるようになります。
支払いの決済は、クレジットカードか提携銀行からの事前チャージで利用できるように。また、LINEのアカウントで繋がっている人同士で送金したり、決済を友だち同士で割り勘できたりするとのこと。
コミュニケーションを重視する、LINEらしいですね!
LINE PAYの新しい決済システムで、新しいサービスが使えるようになります。
それが、『LINE TAXI』です。LINE PAY内からタクシーを呼ぶことができ、支払いはもちろんLINE PAYでおこなえます。
また、デリバリーサービスの『LINE WOW』も発表されました。
LINE WOWでは、世の中のあらゆるものを配達できるようになるのが目標とのこと。LINEをつかえば、必要なものがいつでも手に入るようになるのかな?
最初は、食事のデリバリーから始める予定だそうです。リリースは2014年の秋。サービスエリアは渋谷区から始める予定です。
ちなみに、会場内にはLINE WOWのデリバリーバイクも展示されていましたよ!LINEカラーで、街を走っていると目立ちそうですね。
[email protected] ID
3つ目の新しい展開は、『[email protected] ID』です。
すべてのLINEユーザーが、もう一つのLINEアカウント「[email protected]」を持てるようになります。
今までビジネス用のLINEアカウントだった[email protected] IDが一般のユーザーにも開放され、プライベートなやりとりとオープンな情報公開を使い分けられます。
SNSのような[email protected]のアプリが登場し、LINEでやりとりするように自分のフォロワーとコミュニケーションを取れるようになります。リリースは2014年内予定です。
LINEのマーケティング活用の最新事例について
法人ビジネス担当の、田端信太郎さんが登壇しました。
スタンプについて。LINEは企業と連携して、無料スタンプを配布してきました。企業のスタンプであっても、ユーザー同士は喜怒哀楽を表すために送り合えます。
企業と連携したスタンプは全部で700件、なんと28億以上もダウンロードされました。
企業と取り組んだ具体的な事例としては、テレビ番組が紹介されました。視聴者は番組内でのアンケートに、LINEスタンプを送ることで参加できます。
ここでいったん、休憩タイム・・・。休憩中は、LINEゲームのCMが流れていました。これは、今AppBankでも攻略中の「LINE ステージ」!
→ 『LINE ステージ』の攻略はじめました。AppBankと一緒にスターを目指そうZE! チェケラ!!
これからの戦略について
今後の具体的な戦略について、マーケティング担当の枡田淳さんが登壇されました。今後の戦略のキーワードは、「コミュニケーション&エモーション」です。
LINEゲームの戦略
LINEからは、『ディズニーツムツム』や『ポコパン』などの人気タイトルが誕生しました。
→ ツムツムの遊び方、攻略情報まとめ。
→ LINE ポコパン: パチンと弾ける爽快パズルゲーム。線をなぞるようにブロックをなぞろう!無料。
今まで得意としていたカジュアルゲームに加えて、今後はコアゲームも展開していきます。その一つが、『レヴァナントゲート』です。
→ LINE レヴァナントゲート: LINE GAMEの本格3DアクションRPG! キミは魔物を封印して国を救えるか? [PR]
近日発表予定のタイトルも、発表されました。パズルゲームの『LINE POP 2』と『LINE トリオ』です。こちらは、カジュアルゲームユーザー向けですね。
コアユーザー向けには、シミュレーションRPGの『LINE アルビオン戦記』と『LINE 英雄の軍団』をリリースする予定です。
LINEゲームの新たなパートナーが、発表されました。最初のパートナーは『サイバーエージェント』です。協力して新たなゲーム会社を設立し、よりたくさんのコンテンツを届けていきます。新社名は協議中とのことです。
次のパートナーは『グリー』です。新会社名は『Epic Voyage, Inc.』です。
LINEマンガの戦略
LINEマンガの戦略についてです。
LINEが提供する『LINEマンガ』は800万ダウンロードを記録し、日本国内では最大規模の電子コミックサービスとして成長しました。
今後の目標は、電子マンガのストアからプラットフォームになることです。
そんなLINEマンガの次の挑戦は、世界展開。講談社、小学館、Media DOと協力し、英語圏にも日本のタイトルを販売していきます。
新しいサービスの開始は、2014年内を予定しています。
音楽配信事業の戦略
音楽配信事業についてです。
LINEは、歌手やアーティストとユーザーをつなげる『New Artist Value Chain』を始めるそうです。
ファンクラブとして利用できる、『LINE Premium Account』と、LINE公式アカウントよりも情報量の多い『LINE Official Blog』を開始します。
LINE Music
そして、最後に去年の発表会でも告知されていた『LINE Music』について発表が!
LINEは『ソニー・ミュージック』や『エイベックス』と新たにパートナーシップを組み、新会社『LINE MUSIC株式会社』を設立します。
具体的なサービスの内容については、今後発表されるとのこと。
LINEでコンテンツの楽しみ方が変わる!
最後に、「LINEはコンテンツのデリバリーのあり方を変えていきます」ということを強調した枡田さん。ゲームやマンガ、音楽の楽しみ方がどう変わっていくのか、ワクワクしますね!
以上、「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」のレポートでした。
新しいサービスが始まったら、AppBankでもくわしく伝えていくのでお楽しみに!
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・開発: LINE Corporation ・掲載時の価格: 無料 ・カテゴリ: ソーシャルネットワーキング ・容量: 34.5 MB ・バージョン: 4.6.1 |