【iOS 8.1】iCloudのバグ? アプリ起動時にクラッシュやフリーズする現象。
iOS 8.1 には iCloud に関する不具合があるようです。

ニュースサイト『MacStories』によると、iOS 8.1 には iCloud に関係するバグがあります。その結果、iCloud を利用するアプリを開くときにクラッシュしたりフリーズしたりします。最悪の場合、iPhone/iPad を強制再起動する必要があるとも伝えています。
では、このバグの影響を受ける条件や対処法はあるのでしょうか。詳しく紹介します。
影響を受ける条件
このバグについて調査したアプリ『Drafts』の開発者は、以下の条件が揃うとバグの影響を受ける可能性があるとしています。
- iOS 8.1を利用していること(機種は問わない)
- iCloudにサインインしていること
- iCloud Driveを有効にしていること
- iCloudを利用するアプリを使っていること
ただし、このバグはすべての iCloud ユーザーに影響するものではなく、一部のユーザー(Apple ID)に限られているようです。一部のユーザーだけがバグの影響を受ける原因は分かっていません。
対処法
現時点で2つの対処法があるものの、いずれも一時的な効果しかありません。MacStories によれば、対処法を実行して数時間から数日が経つと、バグによる影響を再び受けるようになります。
1. 再起動
ここでの再起動とは、iPhone/iPad の電源をオフにしてから電源を再びオンにする方法のようです。手順は以下の記事で紹介しています。
→トラブルに合わせて使い分けたい、iPhoneの「再起動」と「リセット」
2. iCloudから一時的にサインアウトする
まず、設定アプリを開きます。
【iCloud】を開き、画面の一番下にある【サインアウト】をタップします。
iCloud に再びサインインします。
アプリの修正で対処可能か
Drafts の開発者によれば、アプリを修正すればこのバグによる影響を受けずに済むようです。現にこのバグに対する修正を加えた Drafts ver.4.0.3 がリリースされています。
さらに Drafts の開発者は、どこをどのように修正したのかを自身のブログで公開しています。
Awkward Hare – iOS 8.1, iCloud & Random Hanging Issues
もし iOS 8.1 の問題であれば Apple による修正が求められますが、いつになるかは分かりません。不便ですが、修正までは上記の対処法で予防していくしかなさそうです。