グッズも発表された「LAWSON×Ingress仕掛け人が語る 情報疲労社会の体験型マーケティング」レポート
LAWSON×Ingressはどのように実現したのか。
4月21日(火)、千代田3331 ARTS 1Fラウンジにて行われたLawson x Ingressブーム仕掛人が語る「情報疲労時代の体験型マーケティング」セミナーに参加してきました。
ローソンとIngressの取り組みはどのような狙いがあるのか?どんな効果が生まれているのか?そして新しい取り組みは?
また、ローソンが手がけるIngressグッズの発表もありましたよ!
3331 ARTS CHIYODA 1Fラウンジで開催
イベントが開催されたのは3331 ARTS CHIYODA 1Fラウンジ。小学校のような落ち着いた場所でした。
19時45分のイベント開始前、スキャナーを覗いてみると壮絶な戦いが繰り広げられていました(笑)さすがエージェントの集まりですね。2つともキャプチャーしました。
「セミナー中は攻撃をやめてお話を聞いてくださいね!」というIngressジョークも飛び出していましたよ。
また、イングレス飴を作っている「まいあめ工房」の中村氏(右)もセミナーに参加されていました。証人では3,000個のイングレス飴を配りまくったそう。(私も頂きました。美味しかったです)
キャンディーはコミュニケーションの道具である。という中村氏は「ローソンに売っていれば買うのに!とユーザーから連絡ありましたよ?」と営業トークが冴えていました(笑)
→IngressCandy(イングレス飴) /Original candy studio’s Mai-Ame Kobo
→まいあめ工房|オリジナルキャンディー制作・組み飴製造のまいあめ工房
▽イングレス飴を手にローソンの佐藤氏と記念撮影。
前半はPeatixさんのマーケティングのお話
主催はチケット簡単管理のPeatix | 簡単イベント管理、チケット販売サイト(ピーティックス) | Peatix。
ボク自身もイベントに参加する際にPeatixのアプリでチケット表示をしたことがあります。アプリからイベント詳細もチケット表示もすべてできるので、とても便利なシステム。
登壇された2人です。
左・Peatix 取締役/Co-founder 藤田 祐司氏
右・株式会社ローソン 営業戦略本部 マネジャー 佐藤 数馬氏
最初に、藤田氏によりPeatixのサービス概要の簡単な説明がありました。
「イベント運営」というととても敷居が高いイメージがありますが、小さいイベントでは3名、大きなイベントでは30,000人の音楽フェスティバルにも使われているそうです。
情報のあり様について。FacebookやTwitterで情報を発信すれば適切な人に届いていた時代は終わり、情報が多すぎるため選択と関連づけが重要な時代に。
参考資料→情報疲労時代のマーケティングストーリー
情報疲労時代にリーチしていくのが体験型や実際に体を動かす体験。「つながりたい」といったニーズに応えていく。それをわかりやすく実践しているのが、「LAWSONとIngressの取り組み」。
ということで、LAWSONの佐藤氏にバトンタッチされました。
LAWSONとIngressの取り組み
佐藤氏がまず紹介したのはローソンの店頭販促の例。すっかり定番となったリラックマや今実施中のドラゴンボールのコラボ。
この中で効果が高いのはリラックマフェアだそう。シールを35枚集めるというモチベーションが継続するらしく、残り3枚くらいになると店頭に出向いてパンを買われるとか。
ローソンとIngressのコラボのきっかけ。
ローソンは2年ほど前に「健康で長寿な暮らしをサポートしたい」と方針を変更。より健康によせた取り組みを進めています。
「ブランパン」の開発など「食」に関する健康的な取り組みは進められていたのですが、「運動」に関すると取り組みが進められていなかった。
そこで、ナイアンティック・ラボ創始者であるジョン・ハンケ氏と話しコラボが進んだとのこと。
コラボのお話は7月のiOS版リリースの前からあったらしく、どれくらいのプレイ人口でどのような効果があるかはまったく想像つかなかったそう。
Ingressとコラボしてローソンが行ったことは
- ローソン店舗ポータル化
- 公式イベントXM Anomalyへの協力
- 3月から始まったローソン公式ミッション
の3つ。
先日、ローソン公式ミッションの概要が公開されました。昭和時代から営業しているお店を回るミッションで、全国各地に20箇所あります。
制覇する人は現れるのでしょうか・・・?
→【Ingress】最大移動距離16.1km。全20のローソン公式ミッションの詳細が明らかに!
Ingressコラボの効果はまだまだ検証中。Twitterの反響を分析したところ、東北や九州・沖縄(ローソン多い)といった地方でのツイートが多いとのこと。
ローソンがポータルになることにより、都心部より地方のほうが恩恵を受ける人が多いのかな?という感じです。
ここでローソンから見た、Ingressの魅力として以下が挙げられています。
- ゲームの行動とリアルが同じ
- 店舗の存在に気づいてくれる
- しかも「毎日」続く
このようなタイプのマーケティングはいままでなかったとのこと。
当初の効果見積もりが適正だったかどうかわからないですが、想定の3〜5倍のアクションがあるそう。
今後の展開として、PASSCODE付きの「MACHI cafe DRINKCARD」が7月7日に発売。Tシャツ以外のグッズ販売等ほかの企画も検討中。
7月7日はローソンに駆け込まないと・・・。あ、いつもハックしているので大丈夫ですね。
ローソンとIngressのコラボの成果については、ナイアンティック・ラボも含めてまだまだ確認していく段階だそうです。
また、ローソンがIngressの世界観を壊さないように、あまり出すぎないということにも慎重になっていました。レベル15のエージェントだからこその発想ですね。
これからのローソンとIngressコラボの展開に期待です!
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・開発: Google, Inc. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 48.9 MB ・バージョン: 1.66.0 |
エージェント活動に欠かせないバッテリー!
Ingressは実際の街歩くためGPSの通信がたくさん行われています。そのため、スマホのバッテリー消費が激しい・・・。
「あとちょっとでメダル獲得できるのに、バッテリーが切れた!」ということにならないためにも、長時間のIngressプレイにはモバイルバッテリーを持っておきましょう。
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Ingress遊び方まとめ
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