【iOS 9】バッテリーの持ちが最大3時間延びる「低電力モード」とは

なによりもバッテリーの持ちを重視するときに使いたい機能です。

充電


『iOS 9』は、今秋に公開予定のあたらしいiOSです。6月の『WWDC 2015』では、さまざまな新機能を追加すると発表されました。

その1つが低電力モードです。iPhoneの処理能力をおさえ、バックグラウンドでの処理を削減することで消費電力を減らし、バッテリー稼働時間を最大で3時間延ばすようです。

実際にどれくらい処理能力がおさえられるのでしょうか。ニュースサイト『Mac Rumors』が検証した結果を公開しています。

ベンチマークアプリで計測

Mac RumorsがiPhoneの処理能力を測るアプリ『Geekbench 3』で計測したところ、低電力モードをオンに切り替えると40%ほど処理能力が落ちたそうです。

計測結果はスコアという数字で表され、その値が高いほど高性能であることを示します。

機種 低電力モード シングルコアのスコア マルチコアのスコア
iPhone 6 Plus オフ 1606 2891
オン 1019 1751
iPhone 5s オフ 1386 2511
オン 816 1405

(出典:Mac Rumors)

このほかにメールの自動受信・バックグラウンド更新が無効化され、アニメーションを減らし、画面の明るさも低くなるそうです。通信速度も遅くなるとしています。

モードは手動で切り替えられる

iOS 9では、iPhoneのバッテリー残量が20%・10%になると「低電力モードをオンにしますか?」というダイアログが表示されるとMac Rumorsは伝えています。

さらにバッテリー残量に関わらず、設定アプリからオン/オフの切り替えもできるとしています。コントロールセンターからの切り替えはできないようです。

ふだんは低電力モードをオンにしておき、ゲームをするときはオフにするといった使い方をすると効果的かもしれません。早く試したいですね。

参考

Benchmarks Show iPhone Performance Difference When iOS 9’s Low Power Mode is Activated – Mac Rumors

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