ベータ版『iOS 9.2』が開発者に公開される、アプリ内ブラウザを改善
Appleが開発途中の『iOS 9.2』をリリースしました。アプリ開発者に限って公開されているので、いますぐアップデートすることはできません。
(引用元:9to5Mac)
今回リリースされたiOS 9.2では、iOS 9で追加されたアプリ内ブラウザ『Safari View Controller』を改善。
アプリ内ブラウザでもアクション拡張機能が使えるようになり、再読み込みボタンの長押しでオプションを表示できるようになりました。
Safari View Controllerとは?
アプリの中にはウェブページのリンクを開くと、そのアプリ内でウェブページを表示するものがあります。この機能をアプリ内ブラウザと呼びます。

その使い勝手・性能・セキュリティを強化したのが、iOS 9の『Safari View Controller』です。すでに『Evernote』や『Tweetbot 4』などのアプリが対応しています。
(© Evernote Corporation)
Safari View Controllerはコンテンツブロッカーや拡張機能にも対応。広告などのブロックや他アプリとの連携が行えるのが特徴です。
iOS 9.2での変更点
1つ目はアクション拡張機能への対応です。対応アプリがインストールされていれば、Safariと同じようにウェブページの翻訳やパスワードの自動入力などが行えます。
2つ目は再読み込みボタンの改善。Safariと同じく、再読み込みボタンを長押してデスクトップ用サイトを表示したり、コンテンツブロッカーなしで再読み込みしたりできます。
iOS 9.2の正式リリースが待ち遠しくなる内容ですが、いつごろになるのかは不明です。