Firefox開発元がコンテンツブロッカー公開、プライバシー保護を重視
ウェブブラウザ『Firefox』の開発元であるMozillaが、iPhone・iPad向けのコンテンツブロッカー『Focus』を公開しました。
(© Mozilla and its contributors)
コンテンツブロッカーとは、アプリが指定する要素をSafariが読み込まないように制御できる機能。iOS 9で追加されました。
Focusはプライバシーの保護を重視したコンテンツブロッカーで、Safariが広告などに含まれるユーザー追跡スクリプトを読み込まないようになります。
Focusの使い方
まずはFocusを開き、画面を左にスライドします(左)。設定を促す画面になったら、アプリを閉じましょう(右)。


(© Mozilla and its contributors)
設定アプリを開きます。
【Safari】→【コンテンツブロッカー】の順に開き、Focusをオンに切り替えます。

最後に【Get Started】をタップしましょう。
(© Mozilla and its contributors)

ブロックリストはバックグラウンドで自動更新されます。
(© Mozilla and its contributors)
ブロックするコンテンツの種類
Focusの主な機能は、ユーザーを追跡するスクリプトをブロックすること。広告を非表示にすることがメインではないようです。
これらのスクリプトをブロックするためにウェブサービス『Disconnect』と連携。独自の基準によってブロックするもの・ブロックしないものを決めています。
基準やリストは以下のウェブページで公開されています。
Online Privacy & Security – Disconnect
ウェブページ上の動画などもブロック可能
「Block other content trackers」をオンにすると、ユーザーの追跡機能を備えたウェブページ上の動画・スライドショー、添付されたニュース記事をブロックします。
(© Mozilla and its contributors)
オンにするとウェブページの動作や表示に不具合が起こる可能性もあります。
不具合が起きたときは、Safariの再読み込みボタンを長押し→【コンテンツブロッカーなしで再読み込み】を使ってみましょう。
「Block Web fonts」とは?
この機能をオンにすると、サーバからフォントをダウンロードしなくなるのでウェブページの表示が速くなる場合があります。
(© Mozilla and its contributors)
参考
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・販売元: Mozilla Corporation ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 2.9 MB ・バージョン: 1.0 |