耳の形にピッタリ合う自作カスタムイヤホン『DECIBULLZ』を試してみたら…[レビュー]
自分だけにフィットするイヤホンが作れるぞ。
カスタムイヤホンと聞くと、非常に高価なイメージ。WestoneやUEなど、有名なオーディオメーカーが手がけているものだと、安くても5万円前後〜と敷居がかなり高いです。もちろん高価なだけ得られる音質もあるのですが、ハードルは高め。
でも『DECIBULLZ』という、樹脂で耳型を取って作るカスタムイヤホンならたったの9,800円です。実力はいかほどか、気になったので実際に試してみましたよ!
自分で作れるカスタムイヤホン
作る前に、まずはイヤホン本体をチェック。
フラットタイプのケーブルで絡みにくいのが特徴。
そして、耳栓のようなカナル型(ダブルフリンジタイプ)のイヤーピースなので、この時点である程度の遮音性を確保できる仕組み。
耳型に合わせる前の樹脂がこちら。大きさはiPhoneのEarpodsと比べてみました。耳孔ではなく、耳型に合わせるため若干大きめに作られています。
気になるコントローラ部分。再生や曲のスキップができるボタンはもちろん、マイク付きなので通話も可能なのです。
耳型を取るまえの状態がこちら。
本当に自分の耳に合うイヤホンが作れるのでしょうか?
素早く耳型を取ろう!固まるのが意外と早いぞ
さっそく作ってみますよ。
まずは樹脂を柔らかくするために、沸騰したお湯を用意します。レンジを使ってお湯を温める場合、耐熱ガラスなど熱に強い容器を使いましょう。
沸騰したお湯に、樹脂をケース付きのまま投入しちゃいます!そして、5分ほど待機。
そのままだとケースが水面に浮いてきてしまうので、箸を使って沈めてみました。
沈めたり突いたりしてみると、グニャっと柔らかくなった感触が。
5分経ったら自ら取り出します。水気を拭き取るときはクッキングペーパーがオススメ。
吸水性が高いだけでなく、タオルと違って糸の繊維などが着かないためです。
水気を拭き取ったらイヤホン本体に装着し、樹脂が冷える前に急いで耳へ押し込みます。
樹脂が冷めて固まるまでの時間がかなり早いです。ぼくが試した時は、30秒ほどで固くなりはじめました。
その時、イヤホンから音を流し、音の聴こえ方を確認しながら耳型を取るのがオススメ。
完成したのがこちら。正直、指紋や折り曲げたシワなどで見た目はあまり綺麗ではありません…。
つけ心地や音質はどうよ
装着してみた姿がこちら。
若干隙間はできてしまいましたが、遮音性はバッチリ。耳の形にあわせた一番綺麗になるポジションで作れたと思います。
そして、最後は気になる音質をチェック。遮音性が高いこともあって低音強めな音質。
それこそ、5万円〜数十万円のカスタムイヤホンと比較すると解像度や音のツヤなどは物足りないですが、楽器ごとの音も綺麗に聞こえるので繊細な楽曲を選んでも悪くない。
むしろ9,800円のイヤホンにしてはかなり良い音質!
DECIBULLZ一覧
また温め直せば何度でも成形し直せるので、納得のいくまで作ってみましょう!
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