ワイヤレスイヤホンやキーボードの「Bluetooth」ってなに?
ワイヤレスイヤホンやキーボードなど、iPhoneとワイヤレス接続するアクセサリは一般的ですよね。
そこで、iPhoneとワイヤレスで接続する時に使われているのが「Bluetooth」。
名前は聞いたことあるけれど、具体的にどういうものかわからないという方もいるかもしれません。そこで、今回はBluetoothについてご紹介します!
Bluetoothってなに?
Bluetoothとはワイヤレス(無線)通信規格のひとつ。もちろん、iPhoneはBluetoothに対応していますので、イヤホンやキーボードなどを使うことができますよ。
また、近距離の使用が前提に作られているものが多く、通勤中にイヤホンを付けてiPhoneはカバンの中という使い方をすることも可能。
10m~100m程度の距離で通信できる機器もあるので、ワイヤレススピーカーを使って家の中でどこでも音楽が聴けるので便利なんです。
どうやって使うの?「ペアリング」について
ワイヤレスでiPhoneに接続する。と聞くとちょっと難しそうに感じますよね。
でも、使い方は簡単なんですよ。機器によって少し仕様は異なりますが、iPhoneと「ペアリング」という登録作業行うことで接続ができます。
Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンBackBeat Fitで実際にペアリングしてみました。

そして、ワイヤレス機器の電源を入れます。(電源ボタンを長押しする場合もあります)

ワイヤレス機器側は商品によって設定方法が異なるので、取扱説明書をご確認のもと設定してくださいね。
プロファイルって?
先にも紹介しましたが、Bluetooth対応のワイヤレス機器は、イヤホンやキーボードなどさまざまな用途で使うことができます。
同じBluetoothなのに、なぜ音楽を聴いたり文章を打ち込んだりできるのでしょうか。その秘密は「プロファイル」にあります。
プロファイルとは、おおまかに「データのやり取りに関する取り決め」のこと。音声情報をやり取りするのか、文字を入力するのかといった方法が決まっているのです。
例えば、最新のiOSを搭載したiPhoneであれば下記のプロファイルに対応しています。
HFP 1.6 | ハンズフリー通話を可能にするプロファイル。 |
PBAP | 電話帳オブジェクトのやり取りをするプロファイル。車載アクセサリなどで使われます。 |
A2DP | イヤホンなどのオーディオ機器と接続し、高音質で音楽再生ができるプロファイル。 |
AVRCP 1.4 | 再生や停止などiOSをコントロールするためのプロファイル |
PAN | Bluetooth経由でネットワーク接続するためのプロファイル |
HID | ワイヤレスキーボードと通信するためのプロファイル |
MAP | 端末間でメッセージのやり取りをするためのプロファイル |
たとえば、音楽を聴くためのワイヤレスイヤホンには「A2DP」と記載されているので、ぜひチェックしてみてください。
Bluetooth2.1と4.0はどう違う?「バージョン」について
Bluetoothには2.1や4.0などバージョンがあります。iPhone側が最新のBluetooth4.0に対応しているため、それ以下のバージョンの機器も使うことができるんですよ。
ちなみに、単に新しさだけでなくそれぞれに特徴があります。現在(2016年4月時点)一般的なバージョン2.1以降を紹介しますね。
Bluetooth2.1 | 以前のバージョンにくらべ「ペアリング」が簡単に。 |
Bluetooth3.0 | 高速化し、最大24Mbpsのデータ転送速度に。 |
Bluetooth4.0 | Bluetooth Low Energyという電力消費の大幅削減に対応。 |
このように、速度や省電力などの特徴があるんですよ。
Bluetooth対応のワイヤレス機器はどんなものがあるの?
Bluetoothでワイヤレス接続できる機器は様々。そこで、AppBank Storeで取り扱っているBluetooth対応商品をピックアップしてみました!
イヤホン
Bluetooth対応といえば、イヤホンが定番。そもそもケーブルがないので絡むことがありません。なので、混雑した通勤中でも快適に音楽を聴くことができるんですよ。
たとえば、この『超軽量 小型 Bluetoothイヤホン EARIN』は、まるで耳栓のようなコンパクトさが魅力。

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スピーカー
イヤホンだけでなく、スピーカーもBluetoothで接続できるものがありますよ。iPhoneで音楽を聴くとき、いちいちケーブルでスピーカーに繋ぐのは面倒ですよね。
でも、ワイヤレスならiPhoneを持ったまま家の中を歩きまわっても再生できるので本当にラク。
たとえば、『RIVA S』はIPX4という防水規格に適合したスピーカーなのでお風呂やキッチンでも気兼ねなく音楽が楽しめるんですよ。
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キーボード
iPhoneで長文メールやドキュメントファイルの編集をするならば、外付けキーボードがあると便利。キーボードもワイヤレスタイプが豊富なんですよ。
折りたたみタイプのキーボードなら、外出先でiPhoneを使って仕事をすることだってできるかも。
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スマートウォッチ
歩数や睡眠時間の計測、SMSやLINEの通知などが受け取れるスマートウォッチも実はBluetoothで接続している商品が多いんですよ。
たとえば、『防水スマートウォッチ Withings Activite Pop』もBluetooth接続。デザインはアナログ時計ですが、睡眠時間や歩数、消費カロリーを測定できるんですよ。
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スマートロック(IoT)
Bluetoothは、カギとしても大活躍。
『Noke アプリ対応Bluetooth南京錠』は、その名の通り、スマホのBluetoothを経由して解錠できるスマートロックのガジェットです。
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ここで紹介したBluetooth対応のワイヤレス機器はごく一部。オーディオからスマートロックまで幅広くBluetoothが使われていることがわかりましたね。
さらに、興味のある方はAppBank Storeをチェックしてみてください!
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