【ギターキッズ歓喜】Fender初の高音質イヤホン登場!
Fender Pro Series In-Ear Monitors: How to Get Started
毎年1月に開催される世界最大の楽器ショー「NAMM Show 2016」にて、大手楽器メーカー『Fender(フェンダー)』がイヤホンを発表しました。
『Pro In-Ear Monitor Series』というシリーズで、全5種類。
アメリカのオーディオメーカー『Aurisonics』の技術が使われており、単なる「Fender好きのためのファンアイテム」にとどまらない魅力を持っているんですよ。
Fenderってどんなメーカー?
楽器に触れたことがない方にとって「Fenderってなに?」状態ですよね。簡単に紹介します。
Fenderとは、アメリカの大手楽器メーカー。エレキギターやベース、アンプなど、数々の“銘器”と呼ばれる楽器を手掛けており、プロミュージシャンに愛されている老舗メーカーです。
画像引用元:Fender
ちなみに、『けいおん!』の秋山澪や中野梓が使っている楽器もFender製!
じつは、Fenderがイヤホンを手がけたのは初めてなのです。ミュージシャンに身近なメーカーだけあって、細部までこだわりが反映されていますよ。
機種ごとに音質が調整されているイヤホン
Pro In-Ear Monitor Seriesは全5機種。それぞれの音質に特徴があり、利用シーンに合わせて購入できます。
画像引用元:Fender In-Ear Monitors
たとえば、最上位機種の『FXA7』(写真右)は、パワフルな音の表現に向いているダイナミック型ドライバと、繊細な音を表現できるバランスド・アーマチュア型ドライバの2タイプのドライバを組み合わせた「Hybrid-Dynamic tuned Balanced Armature Array 」を搭載しています。クリアな音質でありながら、音に勢いを感じる、最上位にふさわしい調整がなされているのです。
『FXA2』(写真左から2番め)は、ドラマーやベーシスト向けに「低音域寄り」に調整されたイヤホン。ダイナミック型ドライバと、低音域を増強させる「GROOVE-TUNED PORT」という機構を搭載しているのです。
それぞれ、ドライバの種類や専用の機構などで音質に差異を作っていることがわかりますね。
その他機種についてのドライバ等を知りたい方は、下記をチェックしてみてくださいね。
→IN-EAR MONITORS | Fender
95%の人の耳にフィットする
良い音を聴くためには、装着感も大切。
近年、耳の形に合わせてオーダーメイドでイヤホンを作る「カスタムIEM」が注目されています。しかし、どんなに低価格な機種でも10万円前後。なかなか一般人が手を出せない価格ですよね。
一方で、Pro In-Ear Monitor Seriesは、99ドル〜(国内販売価格未定)という価格ながら「95%の耳にフィットする」ハウジングを開発しました。
「3D-printed Digital Hybrid Technology (DHT)」という技術が使われており(一部機種除く)、形状は変えられませんが、そのままでフィット感が抜群に良いのです。
Fender Pro Series In-Ear Monitors: How to Get Started
動くとズレたり落下してしまうというストレスもなく、耳にピッタリフィットします。
カスタムIEMに手が出せないという方にとっても、新たな選択肢になるでしょう。
リケーブル可能。断線も怖くない
SHUREやWESTONEなどの一部メーカーではMMCX端子が搭載されており、ケーブル着脱ができる機種が増えてきました。
Pro In-Ear Monitor SeriesにもMMCX端子でハウジングとケーブルが接続されているため、着脱可能。
万が一、断線した場合や「異なる音質を求めてリケーブルしたい!」というニーズにも応えられる仕様です。
Fender Pro Series In-Ear Monitors: How to Get Started
現時点(2016年5月)では、国内未発売ですが、要注目なイヤホン!
楽器メーカーのイヤホンといえば『Marshall(マーシャル))』が既に有名ですが、「Fender派」にとっては、ついに来たか!というべきイヤホンですよ。
AppBank Storeのアプリもチェック
ケースや保護フィルムなどiPhoneアクセサリを探すなら、ぜひAppBank Storeアプリからもチェックしてみてくださいね!
→AppBank Store