超小型Bluetoothイヤホン『EARIN』の音質レビュー
左右が独立した小型Bluetoothイヤホン『EARIN』。
ケーブルがなく、耳栓のようなデザインをしており着け心地が非常に快適です。
スピーカーで聴いているような感覚といったら大げさですが、それくらい耳にストレスなく音楽鑑賞が楽しめますよ。
そこで、気になるのが音質ですよね。ジャンル別に試聴しましたので紹介します!
小型ながら透明感のある音質
EARINは小型ながら高音質を実現したイヤホン。ドライバ径が小さいのに音が良い秘密は、バランスド・アーマチュア型ドライバを搭載しているから。
このドライバは一般的なイヤホンに搭載されているダイナミック型に比べ、低音や音圧は劣りますが、繊細な表現が得意。細かな音を聞き分けるイヤーモニタータイプのイヤホンに搭載されていることが多いです。
つまり、EARINの音傾向も「繊細」寄りということですね。
低音の弱さを補うために、専用アプリ『Earin』では低音ブースト機能があります。

© 2015 Earin®
ジャンル別に試聴してみた!
次に、EARINと相性の良い音楽はなにか?を探すために、様々なジャンルで試聴を行います。
試聴環境
- 音源はApple Musicを使用
- イヤーチップは付属のコンプライ製低反発チップを装着
- 試聴時の音量メーターは中心に設定
- イコライザやエフェクトはOFF
曲の選定は、ぼく(@yuu_da4)の完全な主観です。
ポップス
ポップスで聴いた曲はYUKIの『joy』。
打ち込み系サウンドにかかっているリバーブ(残響音)エフェクトの余韻までハッキリ聴きとれました。EARINは中高域が綺麗に再生されるため、声は艶っぽく聴こえます。ポップスに合いますよ!
ロック
ロックといえば低音と高音を際立たせたドンシャリサウンド。ドンシャリといえばPantera。ギタリスト、ダイムバック・ダレルのドンシャリサウンドは多くのギタリストに影響を与えたほど。(偉大!)
早速、名盤の『Cowboys from Hell』を試聴しました。
EARINの低音の弱さが、ちょっと気になりました。高域は綺麗なので音の輪郭はハッキリしているのですが、勢いの弱いロックといった印象。低音をブーストさせると聴きやすくなりました。
ジャズ
「ジャズの帝王」ことマイルス・デイヴィスの『Miles Ahead』をチョイス。
ゆったりとした曲なので、EARINの繊細な音質と非常にマッチしました。ポップスの声の聴こえ方と同じく、管楽器の音が非常に綺麗です。
音の抑揚から定位までくっきりしており、イヤホンでありながら臨場感がありました。
エレクトロミュージック
エレクトロミュージックのジャンルでは、CUPSULEから『WAVE RUNNER』を選びました。
高音域のシンセサイザーはさすがの描写。音数の多い曲にもかかわらず、非常に聴きやすいです。
ただし、低音が弱いゆえキックのノリがイマイチ。エレクトロでありながら平坦に聴こえてしまう場面もあり、物足りないなと感じました。
4ジャンルで音楽を試聴した結果、ポップスとジャズに合うことがわかりました。
もちろん、ロックもエレクトロミュージックも悪くはないのですが、低音の弱さがやはり気になります。モニターヘッドホンを使っているような感覚で、フラットな音質。「ビートのノリ」を楽しむという意味では、ちょっと気になりました。
ただ、アプリで低音をブーストさせることで解消できる曲も多く、非常に満足しています。
ちなみに、Bluetoothイヤホンと考えると、かなり音質が良いですよ。
iPhone 6s、iPhone 6s Plusアクセサリーまとめ
ハードケース、バンパー、カードが入るケース・・・
ケースのタイプで探せるアクセサリーまとめはこちら!
→iPhone 6s、iPhone 6s Plusのケース・グッズまとめ! どんどん追加中!
AppBank Storeのアプリもチェック
ケースや保護フィルムなどiPhoneアクセサリを探すなら、ぜひAppBank Storeアプリからもチェックしてみてくださいね!
→AppBank Store