【今週の映画】物語にしっくりこない『スノーホワイト』

毎週水曜にiTunes Storeで更新される「今週の映画」。
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今週の映画は、2012年公開の『スノーホワイト (字幕版)』。
白雪姫を題材にしたダークファンタジー映画です。

自称映画好きのライター、すけきよ(@sukekiyo0112)が実際に観てレビューします。
今週は記事公開が遅かったですが、次からは「今週の映画」が更新されてから間を置かずに記事を出していきます。

ネタバレあるので、注意!

スノーホワイト

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(参照元:Amazon.co.jp | スノーホワイト [DVD] DVD・ブルーレイ – クリステン・スチュワート, シャーリーズ・セロン, クリス・ヘムズワーズ, サム・クラフリン, ルパート・サンダーズ

監督:
ルパート・サンダース

出演者:
クリステン・スチュワート
シャーリーズ・セロン
クリス・ヘムズワース

再生時間:
2時間7分

予告編


(参照元:シネマトゥデイ – YouTube

整合性に欠ける物語、ヒロインはこの子で良かったのか?

鏡よ鏡、この作品で一番美しいのは・・・

「スノーホワイト」の原作である「白雪姫」はすごい有名な物語だし、詳しくは覚えていなくてもなんとなくはわかるだろうということで説明は省きます。

スノーホワイトこと白雪姫を演じるのは、アメリカのティーンに絶大な人気を得た「トワイライト」シリーズのヒロインであるクリステン・スチュワート
そして、スノーホワイトを苦しめる王妃ラヴェンナ役にシャーリーズ・セロン
最近だと「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で坊主頭の片腕マシンガール、フュリオサを演じていた。あれ、最初はシャーリーズ・セロンってわからないよね。

「白雪姫」で一番有名なセリフは、王妃が魔法の鏡に向かって「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」だと思うのですが、「スノーホワイト」でも魔法の鏡に向かってラヴェンナが聞くわけです。

「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」と。

そして鏡は答えるのです。

「それは王妃様です。しかし、より美しい娘が現れます」と。

その王妃より美しいとされる娘がクリステン・スチュワートなのですが・・・ファンの方には大変申し訳ないのですが、正直シャーリーズ・セロンのほうが美人じゃない?
自分が魔法の鏡なら「もちろん貴方です王妃〜」って答えて終わりな気がするんですよね。

クリステン・スチュワートが悪いのではなく、美しすぎるシャーリーズ・セロンをそこに置いてしまった配役の問題なのでなんとも言えないのですが、このせいでどうにもモヤモヤが最後まで拭えませんでした。

スノーホワイト、何者

この映画の主人公であるスノーホワイトなのですが、どうにも謎な部分が多いんですよね。

物語の冒頭で、ラヴェンナは国を乗っ取り王族を皆殺しにするわけですが、なぜか幼かったスノーホワイトだけ殺さずに牢に閉じ込めるんですよね。謎です。

魔法の鏡に「王妃より美しい娘が現れます」と言われたあと、「スノーホワイトの心臓を食べたら、王妃の支配は永遠のものになります」と言われたのも謎。

物語の途中で出てくるトロールという化物を、特に何もせず退けてしまうのも謎。

聖域と呼ばれる場所で、もののけ姫のシシ神様っぽい生き物に祝福を受けるのも謎。(そもそもあのシーンいるのか?)

最後のスノーホワイトとラヴェンナの対決もあっさりと決着がついてしまうのも謎。
倒し方はスノーホワイト側で伏線を張っているのでわかっていたのですが、ラヴェンナはそれではやられないかのような描写があったのにやられてしまったのはなぜ?

スノーホワイトの主人公補正(物語の主人公だから都合のいい展開になること)が強すぎて、ドキドキハラハラ感が全くないんですよね。
途中で出会う小人の一人が、「彼女はこの暗闇の世界に終止符をうつ者だ。」みたいなことを言うのですが、そんなすごい人に見えないっていう。

敵の大群を倒せるすごい魔法が使えるみたいな、そういう目に見えてわかりやすい主人公感があればいいのですが、スノーホワイトにはそれがない。
何年も牢に閉じ込められていた小娘ですよ?
「こいつはすごいぜ!」って周りが勝手に騒いでるだけにしか見えないんですよね。

スノーホワイト、お前は一体何者なんだ!!

なぜこうなってしまったかと言うと脚本家が悪いとしか言いようがないのですが、wikiで調べたところ脚本を書いているのはホセイン・アミニとイヴァン・ドーハーティという2人で、前者は「47RONIN」を、後者は「ダイバージェント」の脚本を手がけていたことが分かってしまい、自分は思わず「なるほど〜^^」ってなりましたよね。
何のことかわからない人は、周りに映画好きの人に聞いてみてください。「なるほど〜^^」って言ってくれるから。察してくれるから。

CGの出来は良い

物語に褒めるところは無いけれど、CGはかなり良く出来ていた。
魔法の鏡はデザイン含めオリジナリティ溢れていたし、トロールも既存のイメージにとらわれないビジュアルで見ていて飽きなかった。トロールの動きはまんまゴリラだったけど。

小人たちもCGで作られていて、ニック・フロストやイアン・マクシェーンなど「あれ、この人見たことある!」となる役者が小人を演じていた。
しかもそれが違和感なかったのですごい。

闇の軍団もキレイに動くし、ラヴェンナが老けたり若返ったりも違和感がない。
全体的なCGの出来は本当に素晴らしかった。

これで物語もよけれb(

総合評価

10点満点中:3

見終わった感想としては、「もったいないな」という印象でした。
役者は良いしCGも良いしアクションも悪くないのに、つまらない物語が全てを台無しにしています

2016年5月27日(金)から、続編の『スノーホワイト/氷の女王』が絶賛公開中なので、予習として観る分にはいいと思いますよ。

※あくまでこれはすけきよ(@sukekiyo0112)の感じた点数なので、参考程度に留めておいてください。

スノーホワイト (字幕版) – ルパート・サンダーズ

スノーホワイト (字幕版) - ルパート・サンダーズ

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